日誌

笑う あかね先生!

JFA(日本サッカー協会)が社会貢献活動として行っている「JFAこころのプロジェクト」の「夢の教室」が行われました。

これは、様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えていくものです。

本校は今回で3年目で、すっかりおなじみの活動となりました。

今日は、5,6年生が「夢先生」の授業を受けました。

今回の「夢先生」は、川面茜(かわづらあかね)さん(旧姓は新原)。

あの強豪ジャパンエナジーのバスケットボールチームで主将を務められ、日本一に何度も導いたスター選手です。

まずは、体育館で名刺代わりにドリブルを披露。バスケ部2人がかりでも全然取れません(^_-)

そして、みんなでボール渡しやおにごっこなどの簡単なゲームを行います。

進行役の方が少しずつそのゲームに制限やルールを付け加えます。

子どもたちはその約束の中でどうやれば上手くゲームをクリアしていくことができるのかを真剣に考え、話し合います。

考え、協力し、実行するというのが、このゲームの目標となっているのでしょうが、子どもたちはばっちりその目標をクリアしました。

茜先生も「みんなすごく仲がよくて、一生懸命でびっくりした」とおっしゃっていました。

ゲームのあとは、教室で茜先生のお話を聞きました。

バスケに出会って、小学校から高校まで全国大会に出場するなど、ずっと第一線で活躍してきたこと。

しかし、社会人になって7年間も試合にほとんど出られなかったこと。

外国人コーチに褒められたことで、さらに努力を重ねレギュラー、そして主将にまで抜擢されたこと……。

これまでの夢先生もみなさん大きな挫折を味わっておられます。

茜先生も辛い時期が長かったですよね。

それでも目標を持ってあきらめなかったことを子どもたちには胸に留めておいて欲しいです。

 

最後に、茜先生から子どもたちへ、

「目標を持つ」「自分を信じる」「親に感謝する!!」

との言葉をいただきました。

お話のあとには、子どもたちが自分の夢を発表しました。

全員が手を挙げたので全員が発表したのですが、このことにも茜先生は感激しておられました。

「今までこんなことはなかった。みんなが堂々と自分の夢を語れる学校なんだね」

と。

 

素敵な授業をありがとうございました(^^)/