日誌

うれし泣き 祝、卒業!

今日は卒業式。

子どもたちの6年間の最後の方に世界中が混乱するような事態になってしまい、残念で仕方ありませんが、それでも今日は本当に嬉しい日でした。

また、この子たちが巣立っていくのが寂しい日でもありました。

 

式は、在校生も来賓もいません。

練習もほとんどしていません。

しかし、担任や子どもたち、そして職員みんなで素晴らしい式にしようという気持ちはたくさんもっていました。

職員は、休校の間、準備を着々と進めてきました。

その気持ちは、きっと卒業生に届いたと思っています。

 

卒業生は、職員一人一人に感謝の言葉を言ってくれました。

そして、おうちの方々にも。

病気をしたときのこと、部活や習い事でのこと、悩みごとの相談に乗ってくれたことなどなど、おうちの方との思い出や感謝の手紙を読むと、こらえていた涙が…。

言葉に詰まりながら、やっとのことで声を絞り出す子どもたちに、保護者の皆さんも涙、涙でした。

卒業生が歌った歌「命の歌」の歌詞です。

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも たいせつな宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう

素敵な卒業式でした。

卒業おめでとう!