白水小学校、最後の授業参観でした。
久しぶりに雨が降りました
少しずつ春の足音が聞こえていた日々の中で、冬の寒さと風の冷たさを思い出しました
8日後に閉校式を迎える白水小学校の、最後の授業参観が行われました
「できるようになったよ発表会」をしていたのは、1年生です。
けんばんハーモニカや名前を書くなど、できるようになったことを、一人一人お家の方の前で披露しました
「ありがとう発表会」で、お家の方への感謝の気持ちを伝えていたのは、2年生です。
先生から「あなたがとってもかわいい」という絵本の読み聞かせがありました
お家の方の思いをしっかり受け取った子どもたちです
友だちの発表を聞いて、感想を書いていたのは、3年生です。
「家族へのお手紙」を書いた友だちの発表に、熱心に耳を傾ける子どもたち
友だちの新しい一面が見られるのは、とても嬉しいですね
生まれてから10年・・・2分の1成人式を迎えたのは、4年生です。
自分の生い立ちや小さい頃のことなどを改めて知ることで、これから先の未来を見つめる時間でした。
お家の方に渡した手紙には、家族への感謝の気持ちがいっぱい詰まっていました
将来つきたい職業について調べたことを発表していたのは、5年生です。
聞いている人に伝わるように絵や写真などを使ってまとめ、新聞をつくりました。
発表にも力が入っていて、将来が楽しみになりました
親子で作品づくりにチャレンジしていたのは、卒業を控えた6年生です。
卒業制作として、思い出BOXを、お家の方と一緒につくりました。
お家の方からのアドバイスをもらいながら、ていねいに彫刻刀で彫りすすめる子どもたち
「こんなことができるようになったんだな・・・」というお家の方のつぶやきに、胸が熱くなりました
思い出に残る、親子共同卒業制作になったようです
そんな卒業を控えた6年生は、今週、坂本みゆきさんをお招きして、「ハンセン病」についての学習を深めました。
坂本さんとは、5年生の時の集団宿泊学習で水俣を訪れた時にもお会いし、水俣病についてのお話を伺っていたので、約1年ぶりの再会でした。
熱を帯びた声で、目で、言葉で、ていねいにお話をしてくださった坂本さん
6年生が自然と鉛筆をもち、その言葉の一つ一つを覚えておこうとメモをとる音が、教室中に響いていました
坂本さんの話から、ハンセン病について、正しく知るということが、その人の言葉や行動につながっていくということ、そして、それはハンセン病のことだけではないということを学んだ6年生。
これから先自分がどうしていくべきかを考える、大変貴重な時間となりました
卒業まであと13日。
まっすぐで素直な6年生が、また一歩、中学生へと近づいています
熊本県教育情報システム
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