昭和27年の給食を再現
1月26日(木)
「豆乳スープ」「鯨のメンチカツ」「キャベツのサラダ」「コッペパン」「いちごジャム」でした。
昭和27年頃から給食でよく出されるようになったのが「鯨肉」です。戦後の食糧難という時代背景や安く手に入ること、高たんぱく、高鉄分で成長期に栄養をとることができるため、全国の学校給食で使われるようになりました。独特のくさみを消し、子どもたちにおいしく食べてもらえるように、献立や調理法を工夫されていたそうです。今日も「鯨の・・・」と言われなければ気づかない味でした。
1月26日(木)
「豆乳スープ」「鯨のメンチカツ」「キャベツのサラダ」「コッペパン」「いちごジャム」でした。
昭和27年頃から給食でよく出されるようになったのが「鯨肉」です。戦後の食糧難という時代背景や安く手に入ること、高たんぱく、高鉄分で成長期に栄養をとることができるため、全国の学校給食で使われるようになりました。独特のくさみを消し、子どもたちにおいしく食べてもらえるように、献立や調理法を工夫されていたそうです。今日も「鯨の・・・」と言われなければ気づかない味でした。
今日のメニューは、コーンわかめごはん、牛乳、大根のみそ汁、呉の海軍肉じゃが、みかんです。「呉(くれ)の海軍肉じゃが」とは、広島県呉市に伝わる、旧日本海軍ゆかりの肉じゃが料理のことです。今では家庭の定番料理となっている肉じゃがですが、そのルーツは明治時代の海軍にあります。当時、海軍では洋食のビーフシチューを取り入れようとしましたが、赤ワインなどの洋風調味料が手に入りにくく、代わりに身近な 醤油や砂糖で味付けした煮込み料理 が作られました。これが、現在の肉じゃがの原型になったと言われています。今日は、そんな歴史のある「呉の海軍肉じゃが」を、味わいながらいただきましょう。
熊本県教育情報システム
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管理責任者
校長 東山 幸輔