今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、武光公鍋、ヤーコン入りきんぴら、ミニトマトです。今月のふるさとくまさんデーは、菊池地域の武光公鍋（たけみつこうなべ）を紹介します。武光公鍋は、今から約650年前に「戦鍋（いくさなべ）」として食べられていたと伝えられる郷土料理です。平安時代から室町時代にかけて、現在の菊池市を中心に活躍した菊池一族の第15代当主・菊池武光（きくち たけみつ）公が、弓で鴨を射る競技を行い、その鴨肉を使って作った鍋料理が始まりとされています。給食では、鴨肉の代わりに豚肉を使用しています。今日は、菊池の歴史に思いをはせながら、武光公鍋を美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、魚そうめん汁、さんまのゆず味噌煮、白菜の甘酢あえです。だし（出汁）は、肉・野菜・乾物などから抽出される旨味成分を含んだ液体で、味噌汁や煮物をはじめ、和食のさまざまな料理に欠かせない存在です。中でも、昆布やかつお節から取るだしは、料理全体の味をより引き立ててくれます。今日の魚そうめん汁には、「いりこ」と「かつお」から取っただしが使われています。旨味たっぷりのやさしい味わいを、美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、みそおでん、豆腐のしんじょ、ひじきサラダです。寒さが増し、おでんがいっそう美味しく感じられる季節になりました。おでんの具材の中で、皆さんは何が一番好きですか。ある調査によると、1位は大根、2位は玉子、3位は餅巾着、4位は牛すじ、5位はこんにゃく、6位はちくわという結果でした。皆さんのイチオシはありましたか？今日は、コクのある味噌仕立てのおでんで、体の中からじんわり温まりましょう。

　今日のメニューは、雑穀ごはん、牛乳、冬野菜のカレー、いりこの酢炊き、フレンチサラダです。冬野菜とは、寒い季節に旬を迎える野菜のことで、大根や白菜、ほうれん草、カブ、ブロッコリーなどが代表的です。これらの野菜にはビタミンCやβカロテンが豊富に含まれており、免疫力を高める働きがあります。また、冬の寒さに耐えるために糖分を蓄えるので、甘みが強く、より美味しくなるのも特徴です。今日は、そんな栄養たっぷりの冬野菜がたくさん入ったカレーを、温かく美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、食パン、牛乳、根菜スープ、ガーリックチキン、そしてヨーグルトあえです。ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌や酵母などを加えて発酵させて作る発酵食品です。私たちの体に必要な“5つの栄養素”をすべて含んでおり、おなかの調子を整えるほか、骨を強くしたり、免疫機能を高めたりする働きもあります。今日は、フルーツと合わせて、さわやかな味わいを楽しみながら美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、コーンわかめごはん、牛乳、大根のみそ汁、呉の海軍肉じゃが、みかんです。「呉（くれ）の海軍肉じゃが」とは、広島県呉市に伝わる、旧日本海軍ゆかりの肉じゃが料理のことです。今では家庭の定番料理となっている肉じゃがですが、そのルーツは明治時代の海軍にあります。当時、海軍では洋食のビーフシチューを取り入れようとしましたが、赤ワインなどの洋風調味料が手に入りにくく、代わりに身近な 醤油や砂糖で味付けした煮込み料理 が作られました。これが、現在の肉じゃがの原型になったと言われています。今日は、そんな歴史のある「呉の海軍肉じゃが」を、味わいながらいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、のっぺい汁、さば照り焼き、ごま昆布あえです。今日は「まごわやさしい」献立の日です。豆類・種実類・海藻類・野菜類・魚介類・キノコ類・芋類、どんな食材が使われているか探してみましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、トックスープ、大豆と豆腐の変わり焼き、れんこんと茎わかめのきんぴらです。トックスープ（トックッ）は、韓国の伝統的なスープ料理で、もち米で作られた薄切りの餅「トック」を使ったスープです。特に韓国ではお正月に食べる習慣があり、日本のお雑煮にあたる料理です。今日は、韓国のお雑煮・トックスープを美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、ワンタンスープ、豚肉の甘辛炒め、たくあんあえです。豚肉は、たんぱく質やビタミンB群、ミネラルが豊富で、健康にうれしい食材です。特にビタミンB1は糖質の代謝を助け、疲労回復にも役立ちます。今日は、たっぷりの豚肉を使った甘辛炒めを美味しく味わいながら、元気をチャージしましょう。

　今日のメニューは、ミルクパン、牛乳、わかめうどん、ちくわ磯辺天ぷら、白菜とりんごのサラダです。ちくわ（竹輪）は、魚のすり身を竹の棒に巻き付けて焼いたり蒸したりして作る代表的な練り物です。その原型はかまぼこ（蒲鉾）で、切り口が「竹の輪」に似ていることから、江戸時代ごろから「ちくわ（竹輪）」と呼ばれるようになったと言われています。今日は、うどんと相性の良いちくわの天ぷらを、わかめうどんと一緒に美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、がめ煮、いわししょうが煮、小松菜のごまあえです。全国味の旅、１２月は福岡県の郷土料理「がめ煮」を紹介します。がめ煮（がめに）は、鶏肉や根菜類などの具材を煮込んだ料理で、正月やお祝いの席でよく食べられます。似たような料理に「筑前煮」があります。名前は異なりますが両者の作り方や味つけに大きな違いはなく、基本的には同じ料理のことです。今日は筑前煮を美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、飛鳥汁、豆腐の大根おろしソースかけ、キャベツのおかかあえです。飛鳥汁（あすかじる）は牛乳と鶏肉、それから季節の野菜が入ったみそ汁で、奈良県の郷土料理です。今から１３００年以上前の飛鳥時代に中国から伝わり、貴族の間で食べられていたと言われています。今日は牛乳の入った味噌汁「飛鳥汁」を美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、春雨スープ、にんじんシューマイ、切干大根の中華あえです。切り干し大根は大根を細切りにして天日干しにした乾物です。天日で乾燥させることで、甘味や旨味が増し、歯ごたえのある食感になり、煮物やサラダ、和え物など、さまざまな料理に利用されます。今日も美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、畑の肉カレー、いりこの酢炊き、甘夏サラダです。大豆には、必須アミノ酸が豊富に含まれており、肉の代わりに良質なタンパク質を摂取することができることから、「畑の肉」とも呼ばれています。今日は大豆がいっぱい入ったカレーを美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、ミルクパン、牛乳、じゃがいもときのこのスープ、高野豆腐とタラのチリソースいため、キャベツとコーンのサラダです。高野豆腐は、豆腐を凍らせて熟成させた後、乾燥させて作る保存食品です。鎌倉時代には高野山の僧侶たちが食べていた『凍り豆腐』が、その後、保存食として広まったと言われています。今日は、その高野豆腐をチリソースいためでいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、おでん、さんまの甘露煮、おからサラダです。おからは、豆腐を作るときに大豆をすりつぶし、豆乳を搾った後に残る「しぼりかす」です。豊富な食物繊維やタンパク質を含み、カルシウムやマグネシウム、鉄分などのミネラルも多く含まれる健康食材です。今日はサラダで「おから」を美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、沢煮椀、さばの幽庵焼き、ほうれん草のおかかあえです。１１月２４日は「いい（11）にほんしょく（24）」という語呂あわせにちなんで、「和食の日」とされています。2013年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことをきっかけに制定され、日本の伝統的な食文化を再認識し、未来へと継承していくという願いが込められています。今日は和食メニューを美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、弥生ごはん、牛乳、おひめさんだんご汁、キャベツ入りつくね、菜果あえです。１１月のふるさとくまさんデーは、山鹿地域の特産品「古代米」を使った弥生ごはんを紹介します。古代米は、現代栽培されるイネの品種のうち、古代から栽培していた品種や古代の形質を残した品種の総称です。現在も、山鹿市では黒米などの古代米が生産され、菊池地域でも赤米・黒米・緑米など複数種類の古代米が棚田で育てられています。今日は弥生ごはんを美味しくいただきましょう。

　今日のメニューは、コッペパン、牛乳、大豆とひき肉のトマト煮、切干大根のソテー、フルーツの豆乳クリームあえです。今日はパンの日、手洗いは済みましたか？手には、目には見えない様々な細菌やウイルスなどの病原体がついています。これらが口や鼻を通じて体内に入ると病気を引き起こす可能性があります。水が冷たい季節ですが、給食前の手洗いをきちんと行いましょう。

　今日のメニューは、麦ごはん、牛乳、かきたま汁、ホキのみかんソースかけ、ひじきのあえものです。ホキは、オーストラリア南部からニュージーランド近海にかけての深海に生息する深海魚です。淡白でクセのない白身が特徴で、フライやフィッシュバーガーなど、さまざまな料理に利用される人気の食材です。高たんぱくで食物繊維や糖質を含まない点も魅力といえます。今日はオレンジソースで美味しくいただきましょう。