学校生活

道徳授業レポート➁ 板書のポイント「主題の焦点化・道徳的価値の視覚化」

今週の3年生飯田先生道徳の授業は、「いのちのまつり」でした。

主題は「D 生命の尊さ」であり、沖縄の祭り「ヌチヌグスージ」を教材としたお話です。

元文科省教科調査官の柴原弘志先生のお話で、子供達が「命を理解する観点」を思い出しました。生命の尊さとは、有限性、精神性・可能性、特殊性・偶然性、共通性・平等性、神秘性そして連続性・関連性の6つの側面から考えさせることができるというものです。

「いのちのまつり」の内容は、命と自分とのかかわりを連続性で捉えさせることができる教材ですが、そこで大切なのが「板書」だと思います。

学習の振り返りで、自分のことと重ねて、道徳ノートに感想を書き込む子供達。

振り返りを書く様子

鉛筆の手が止まると、視線を黒板に向けます。そこには

命の連続性の焦点化道徳的価値の視覚化

主題である「命の連続性」が一目で分かる図が書いてあります。「主題の焦点化」が図られています。その横には、道徳的価値につながる授業中の子供達の「発言・つぶやき」が板書してあります。いわゆる「道徳的価値の視覚化」です。

振り返りで子供達が文章を書くうえで、板書には「主題の焦点化・道徳的価値の視覚化」のポイントを感じました。飯田先生、勉強になりました。

次回、道徳授業レポートもお楽しみに!