2022年3月の記事一覧
心をこめて~遠足はできなかったけど
雨になりました。
今日はお別れ遠足でした。
旧御所浦南小あと、片道4kmを歩いて行く予定でした。
行けませんでした。
3,4校時、体育館で「6年生を送る会」のみを開催しました。
そのようすを原田先生撮影の写真で紹介します。
そのようすは、この子たちのよさを120%出し切ったかのような本当にステキな雰囲気でした。
本当にステキな6年生を送る会になりました。
まず、開会後、「6年生との思い出づくり」です。
これは、もうすぐ最高学年のバトンを引きつぐ5年生が準備したものです。
まずは、6年生に関する「〇✕クイズ」です。
難しいというか、本人しか知り得ないであろうマニアックなクイズが連発です!
〇✕クイズのあとは、誰か当てる4ヒントクイズ!
4つのヒントを元にそれが誰を指すか、みんなで当てます。
しかも、6年生とは限らず、5年生を指す4ヒントがかくれています。
それぞれ当てられた6年生のコメントも気が利いていてすばらしく・・・。
楽しい時間でした・・・。
そのあと、「時間があったら」と言っていた「だるまさんがころんだ」です。
効率よく進めることができたので、「だるまさんがころんだ」をする時間も確保できました。
全員で、「だ~る~ま~さんが~」とやります。
かなり絵的におもしろいです。
私も鬼になってしまいましたが、怒濤の攻めを受けて楽しかったです。
楽しく遊んだ「6年生との思い出づくり」のあとは、5年生から「6年生に向けて」です。
5年生だけでするかと思いきや、各学年の代表も加わり、体形を整えます。
そして温かいメッセージが・・・。
少し早めの卒業式・・・。
そんな空気が流れました・・・。
5年生ありがとう!
そして次は、「6年生からお礼の言葉」です。
6年生の思いのこもった言葉、形式的に用意されたのではない、心を映し出すようなメッセージが、きれいな音となって、体育館に静かに響きました・・・。
とても楽しい会だったのですが、楽しいだけではない会でした。
この子たちの日々の学びがそこに反映していることがとてもすばらしかったです。
まず、集合して、誰も注意していないのに、誰もしゃべらない・・・。
わすれものを取りに行った子が戻ってくる間、その状態を維持できるのがすばらしい。
さらに、会が終わると、5年生が6年生に、6年生が5年生に、お礼を言うシーンがありました。
これもとても美しいステキな光景でした。
会が終わると、遠足担当の清田先生が、体育館で縦割り班ごとに弁当を食べることをつげました。
ただし、まん延防止期間中ですので、清田先生からこんな注意が。
食事中、お菓子を食べるときはしゃべりません。食べ終わってマスクをつけたときだけ話していいです。
体育館フロアは800平方メートルはありますので、65人/800㎡は、一人9㎡つまり3m四方確保です。
窓まで開放した出入口に4カ所大型扇風機を回しています。
そして、いざ食事を食べ始めると、本当に誰もしゃべらないのです。
静寂の中の食事・・・。
かわいそうな気もしますが、逆です、小学生でこれができるってすごいですよ!
いろいろな意味で、この6年生を送る会はすばらしかったです!
午後、5年生を、めっちゃ褒めに行ってきました!
今日は以上です・・・。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
この下にある「いいね」をポチッとしていただけるととても喜びます・・・。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 木場 正敏
運用担当者 ICT推進担当 小濱 片岡