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2022年1月の記事一覧

大切なことは生活の身近に・・・

今日は記事の最後の方が妙に理屈っぽくなります。かなり理屈っぽくなります。ですが、きっと子どもたちに大切なことだと思って理屈をこねまくりますので、よろしかったら読んでいただき、感想を聞かせていただければ幸いです。1月ですが、メリーコネクリマス!

 

 

 

月曜日の朝です。 

あいさつの声が大きいです・・・。

あとで気づきましたが、児童会掲示板の中央にこんな表が。あいさつの声が大きくなったのはこれか?だれかがやってくれた仕掛け。うれしいなあ。

大切なことは生活の身近に・・・。

 

 

 

 

正門前の通りは風が抜ける道でもあります。

図書館側から吹くので、歩きの私は帰りの風がなかなか・・・。

私が寒そうにあいさつ運動をしているのを6年生は見ていました・・・。

あとで授業を観に行ったときに分かります。

大切なことは生活の身近に・・・。

 

 

 

 

朝のなわとび広場は本当に元気!

半袖の子がいるの、分かります?

子どもは風の子とはよく言ったものです。

駐在所の松﨑さんが1~2年生に「二段跳び出来るの?」と問いかけます。「できませんよ」と答えた低学年の脳裏に「二段跳びができたらすごい」とインプットされます。インプットされた情報をどう処理するかはその子次第。まあ低学年で二段跳びはハードル高いですが。それでも刺激があると言うことは変化があると言うこと。

大切なことは生活の身近に・・・。

 

 

 

1時間目の休み時間のこと、何気ないことだが大切な場面。

児童玄関の扉が風で強く閉まって危険なので、開いた扉をゴムロープで止めているのですが、破損したので修理していると、たまたま通った5年生が「校長先生どうしたんですか?」と声をかけます。

ハッと思いました。これってすごく大切なことですよね。いつもとは違う光景が目の前にあったとき、そのまま通り過ぎるのか、アクションを起こすのかで、大きく変わります。実際に聞いてくれたので、私は「ゴムロープが強風で破損したんですよ。このゴムロープいくらだと思います?」「う~ん、1万円くらいですか?」「ちょっと高いんじゃない?」「でも頑丈そうだから」「いいえ、100円でした。ひょっとして100円ショップにちょうどいい商品がないか見に行ったらあったんですよ。これって自転車通学の荷物止めるのにもいいですね」「へえ、100円ショップってすごいですね」ひょっとして、この会話って学びですよね。何か気になることがあって声をかけることにより、一定の結論を得て、学びを蓄える・・・。「校長先生どうしたんですか?」この言葉はすごく大切な言葉だと思いました。

大切なことは生活の身近に・・・。

 

 

 

授業のようすです。

1年生・・・。

英語で始業のあいさつ!初めての進行体験!ここに学びがある!

 

 

 

2年生・・・。

 

 

 

5年生、理科・・・。

コイルを巻いています、いいねえ・・・。

これが生活の身近なところをいくつも支えていますよね・・・。

 

 

 

6年生、国語・・・。

漢字は一字一字ていねいに・・・。

大切なことです・・・。

 

 

 

4年生と3年生は体育です・・・。

体育館でウオーミングアップのリレーに遭遇・・・。

盛り上がっていますが、このリレーに取り入れられた条件が、メインのバスケ型ボール運動の学習に生きていきます。

 

 

 

 

 

また次の時間・・・。

2年生・・・。

私はいつも半袖の清田先生が長袖を着ていると、何か大変なことが起こったのではないかと思ってしまいます。

 

 

 

3年生、理科、磁石・・・。

5年生はコイルからの電磁石、そして3年生は磁石、つながっていますね・・・。

 

 

 

 

1年生、音楽・・・。

ミュージックベルのきれいな音色が聞こえます・・・。

石阪先生、上手にできたら動画プリーズ!

 

 

 

4年生・・・。

 

 

 

5年生・・・。

 

 

 

 

6年生、家庭科・・・。

何気に教室に入ると、全集中ならぬ全注目・・・。

「校長先生、寒いときは首回りをあたたかくするとどうですか?」「ネックウオーマーとかいいですよ」「上着をもう一枚着るといいですよ」「もこもことかいいですよ」なるほど、朝のあいさつ運動の時の寒そうな私の様子と家庭科の住(くらし)の学習を結びつけてくれたんですね。ナイス!

大切なことは生活の身近に・・・。

 

 

 

給食時間は、週目標の反省・・・。

清田先生は長袖・・・。

 

 

 

 

給食時間はもぐもぐ選手権の表彰式・・・。

健康委員さんと教室を回ります・・・。

 

 

 

 

 

昼休みは環境委員さんとタコの放流・・・。

のちほどくわしく書きますね・・・。

 

 

 

 

4校時、3年生は、消防署見学に行きました!

お昼に有馬先生が送ってくれた写真でその様子を垣間見る・・・。

もう、わたし的には、炎炎ノ消防隊・・・。

推しはアーサー!

御所浦小は授業のようすをLINEで共有しています。それによりとなりのクラスの様子も知ることができます。なかなか便利・・・。

 

 

 

 

今日の御所っ子水族館・・・。

「いい日旅立ち」山口百恵さんではありません、タコの話です。エビの切り身をあげても食べないタコでも大丈夫と言われながらも「校長先生、タコがちっちゃくなった気がします」と心配する子どもたちがあとを絶たず、今日、環境委員さんたちと放流することになりました。

ごしょチューブにダイジェスト動画をアップしていますが、環境委員さんは吸盤に苦労しながら、放流しました。

珍しいタコの泳ぐ姿を披露してくれながら海に帰っていきました。

これまでも杉原さん製作のアクリルカゴでタコの腹や吸盤を観察させてくれましたがこれも学びです。ちなみにタコカゴのなくなった御所っ子水族館で最もあわてていたのはヒラメでした。カゴの下をすみかとしていたヒラメは、安住の地を求め泳ぎ回っています。「校長先生、ヒラメが泳ぐの初めて観ました。紙飛行機みたいです。」というこれも学びです。また、ヒラメがマダイを丸呑みして以来、マダイの個体数を定期的に数えてくれている2年生がいます。その子が「校長先生、マダイを数えていたら、おなかをカワハギにかじられているマダイを見つけました。」と言います。これも観察力、学びです。

大切なことは生活の身近に・・・。

 

 

 

 

今日のタイトル「大切なことは生活の身近に・・・」

朝の5年生とのやり取り、便利なゴムロープが100円ショップで買えること、タコが海に帰るところを目撃すること、これらは、生活の身近にあるけど、人生を生きていくうえで大切なことだと考えます。例えばですが、子どもたちが生きていくうえで大切な武器を「疑問と発想と技術と粘り」と並べてみましょう。①まず「なんでタコは元気がないんだろう」「校長先生は何をしているんだろう」と疑問に思うことから始まります。②そして「じゃあこうしてみよう」「聞いてみよう」「放流してみよう」「マダイの個体数を数えてみよう」という発想が生まれます。③そうすると「こうやったら実現するんじゃないか」という自分にできる技術(スキル)を組み立てます。例えばパソコンでプログラミングするとか、実際に自分で作ってみるとか、あるいは自分に技術がなければ技術を持った人とつながって作ってもらうとか、さまざまな技術を実現可能にするために組み立てます。④そしてそれを実現するためにはなんと言っても試行錯誤をくり返すあきらめない粘りです。

というのも、週末、テレビでそんな番組でそんな場面をいくつか目にしました。

鎌倉殿の13人~あの情報のない時代に、京からかなり離れた東の地で、挙兵を決意する源頼朝の発想と、石高の木札から兵力を冷静に分析する北条義時の技術に混沌とした時代を生き抜く理屈ではない強さを感じました。

満点青空レストラン~クエの養殖でした。え?可能なの?と思いました。そのことの職員室の会話で、無毒のトラフグや安全なカワハギの養殖などの話になり、無理だと思っていたことがどんどん可能になる発想と技術のすごさの話をしたところでした。

ガイアの夜明け~コロナウイルスの最前線特集、変異にも対応出来る安価で安全な飲み薬の開発が進んでおり、その薬が予防にも治療にも活用でき、それをあきらめずにチャレンジしている人がいることを知りました。感動しました。夜明けは近いです。

これらはきっといっそう「疑問と発想と技術と粘り」です。私たちが、いや子どもたちが身につけなければいけないのはこの4つかなあ、と思います。

私が子どもの時、生きるのに大切なのは知識であると言われてきましたが、どうもこれから先は、そればかりではないですね。

生きるのに必要なのは技術であると言われてきましたが、どうやらこれから先は、必ずしも技術を自分で身につけることだけじゃないようです。昨年、京都芸術大学から吉田大作先生に来ていただいて最先端技術の体験をさせていただきましたが、最後に吉田先生が言われた「分からないことがあったら聞けばいい、知っている人やできる人とつながることが大切だ」という言葉を思い出します。つまり分からないことがあったとき、人に聞くことも技術を持った人とつながることも技術だということです。まあ、もちろん自分で技術を持っていたらこれは今も未来も強いと思いますけど。

今日のタイトル「大切なことは生活の身近に・・・」

きっと「疑問と発想と技術と粘り」は、子どもたちの日常にもっとあります。夜、子どもとテレビでニュースやドキュメンタリーを見たとき、「どう思う?」と会話をすることでそれは学びとなります。食事の際に材料あてなど料理の会話をすることも学びとなります。息子が小さいときお店で「おばけズッキーニ」に出合い、購入して一緒に料理をしたのが我が家とズッキーニの出合い、そのあと庭で一緒に育てましたが、これも学びです。

今日の3年生の消防署見学もですが、御所浦小は地域が体験学習を多く受け入れてくれます。ありがたいです。これも大切な学びです・・・。

予告どおり、妙に理屈っぽくなりました。かなり理屈っぽくなりました。ですが、きっと子どもたちに大切なことだと思って理屈をこねまくりました。読んでいただき、ありがとうございました。

1月ですが、メリーコネクリマス!

 

 

 

今日は以上です・・・。

本日も最後まで観ていただきありがとうございました。

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