2020年4月の記事一覧
地区別登校日その1(御所浦牧島編)
今日は臨時休校に入ってから最初の地区別登校日でした。
週に一度、地区別に登校日を設けます。
教室あたりの人数は3―6人程度となり、密を回避することができます。
子どもたちの健康確認、子どもたちの学力の保障、子どもたちのストレスの削減を目的に実施します。
子どもたちは通常の登校時間に学校に到着しました。
いつものように、スクールバスを先生たちが迎えます。
お礼も上手です・・・。
いつもと違うのは、スクールバスが1台であること、スクールボートは運航しないことです。
今日は御所浦と牧島の2つの地区の子どもたちですので、少し多めで28人でした。
登校すると、正門付近の掃除を始める高学年・・・。
誰からも言われずに始める・・・すばらしいです。
朝の放送も委員会でがんばっています。
画像をクリックすると音声が・・・聞こえません。
1年生は、ドリル学習の確認を行っていました。
密を回避・・・。
2年生は、プリント学習の確認を行っていました。
密を回避・・・。
3年生は、図書室で読書をしていました。
密を回避・・・ からの・・・九九の暗唱で職員室と校長室へ・・・。
距離は保って・・・。
4年生は・・・、
進行具合でいくつかの学習をそれぞれ取り組んでいました・・・。
どの教室もキチンと学習内容が板書してあります。
密を回避・・・。
5年生は、プリント学習ではなかなか確認がしづらい直方体と立方体の面の関係について視覚的に確認していました。
もちろん密を回避・・・。
6年生は・・・、
宿題確認からの次週プラン作成・・・。
坂瀬先生は家庭学習をちゃんとやってくるか心配していましたが、みんながんばってきていました。
さすが6年生、最高学年・・・。
どのクラスも1―2校時、がんばったので、先生たちが声をかけあって、全校遊びでした。
全員遊びって、『密が心配・・・』
安心してください。
計算しました・・・。
運動場を70m×40mとすると、2800㎡・・・。
2800㎡の運動場に28人の子どもたち・・・。
100㎡あたりにすると、つまり10m四方に1人の密度・・・、
2mどころではない、10mの距離感・・・。
瞬間的に密にはなりますがタッチとともにまた密を回避・・・。
(まあそれが鬼ごっこですので・・・)
子どもたちは思い切り運動場を走り回っていました。
鬼が増殖していくタイプの鬼ごっこ・・・。
次は・・・、先生たちが鬼です!
とたんに大声を上げ、大慌てで運動場の際にはりつく子どもたち・・・。
先生から追いかけられる・・・。
ドキドキ・・・。
こんな経験も大切・・・。
しかも追いかけられる確率は通常の約2.5倍・・・。
ドキドキ・・・。
カメラをとめ・・・る・・・ナ・・・。
地区別登校日・・・。
心も体も学習もしっかりできました・・・。
こちらは昨日の風景・・・。
学校では校内研修と言って、子どもたちにわかる授業を提供するための研修を定期的に行っています・・・。
すべては子どもたちのために・・・。
もちろん密は回避・・・。
今日は以上です。
満点パパとヤポンスキー
さあ撮りためておいた子どもたちの写真が大活躍♪
4/13(月)-14(火)はほぼ毎時間教室を回っておりましたので♪
1年生が自分の顔を描いておりました。
原田先生と顔のパーツをひとつひとつ確認しながら描き進めていました。
1年間教室を彩る自分の顔、限られた時間で選択された図工の時間・・・。
3年生も自分の顔を描いておりました。
竹﨑先生と顔のパーツをひとつひとつ確認しながら描き進めていました。
1年間教室を彩る自分の顔、限られた時間で選択された図工の時間・・・。
1年生と3年生、どこがちがうのか・・・。
実は3年生から絵の具を使います。
パレット使い、混色、筆のタッチ、水の量、気をつけることはクレヨンのそれから格段に増えます。
それを丁寧に押さえながらの指示・・・。
全体指導からの彩色へ・・・。
しかし、ここで何かに気づいた竹﨑先生がストップをかけます。
指導の順番、①全体指導、②俯瞰、③個別指導、です。
全体指導を行ったあとに必要なのは俯瞰、子どもたちに正確に指示が伝わっているかを確認します。
竹﨑先生は確認後、作業をストップさせ、指示に修正を加えます。
俯瞰と個別指導、確認と修正・・・。
実は結構大切なこの作業・・・。
さりげないPDCAサイクル・・・。
今日のタイトル、「満点パパとヤポンスキー」・・・。
正確には「減点パパ」です。
減点はさみしいので・・・。
「お笑いオンステージ」(1972-1982放送)のワンコーナーです。
三波伸介さんが子どもの説明をもとにお父さんの似顔絵を描いていくのですが、当時小学校低学年だった私は「三波伸介さんって絵が上手だなあ」と思った記憶があります。
時は流れて、お絵かき芸人コンビのヤポンスキーさん(2003-2012)。
レッドカーペットとかで活躍されたかな?
絵のセンスが大好きでした・・・。
ネットで調べると描画作品もすばらしいセンス・・・。
みなさんは、絵を描くという学習をいつまでしていましたか?
美術、音楽、好きならば継続するのでしょうが、進学するにつれ、選択等になり、触れる機会は減っていきます。
それを考えると、好きも嫌いも何でも学習する!小学校、中学校はとても大切です。
ひとつの出会いが、将来開くかもしれない扉をたたくきっかけになることもあります・・・。
休校の期間、好きなことに没頭する時間も大切かもしれません・・・。
記憶が曖昧な部分を補おうと調べていたら前述の芸人さんのコンビ名はかつて日本人に対する蔑称として使われていた時期もあったと表記してありました。
知らなかった・・・。
正しい知識と正しい判断、新型コロナに係るさまざまな憶測と過剰反応といわれなき差別、私たちが戦っているのは、ウイルスだけではないのかもしれません・・・。
今日は以上です。
なんということでしょう・・・!
昨日は臨時の会議等あって更新ができませんでした。
今日ははりきって更新します。
さっそく問題です。
学校の教室には必ずあって子どもたちの学習のほとんどを一時的に全て記録するもので、近頃になって電子〇〇も作られるようになったもので、現在はそうではないのに違う言葉で表現されているものって何でしょう?
答えは、ブラックボード、黒板・・・。
この黒板もだんだん年季が入ってくると、表面がテカテカになったり、消しても消えずに形が残ったり、時間割などの枠を作成したビニルテープの形が残ったり、という劣化が起こってきます。
そんな私の長年の悩みを解消する出来事が、今日、御所浦小学校で起こっていました。
それがこちら・・・!
黒板用ペンキ・・・!
感動です・・・。
文房具好き、アイテム好きの私にとっては『ツボ』です・・・。
こんな商品があるんですね。
まさしく「ビフォーアフター」
まず表面を拭き取り・・・。
少しくたびれつつあった黒板が・・・。
なんということでしょう・・・。
これで劣化を隠すために貼っていた掲示物も必要なさそうです。
なんということでしょう・・・。
チョークのノリが違う・・・。
なんということでしょう・・・。
塗る先生たちも上手・・・。
なんということでしょう・・・。
原田先生はほぼ職人・・・。
なんということでしょう・・・。
半袖王子も今日は長袖・・・。
なんということでしょう・・・。
半袖王子は仕上げがていねい・・・。
なんということでしょう・・・。
グレートムタやっちゃって今日はへこむ・・・。
休校中ですが、先生たちはフル稼働です・・・。
戻ってくる子どもたちのために・・・。
黒板って不思議ですよね。
いつしか緑色になったのに黒板・・・。
まあそれは最大限よしとして、電子黒板となったとき、黒くもないのに、またフルカラーなのにどこが黒板なのかという疑問・・・。
そこで調べてみました・・・。
もはや存在しないのになくならない言葉ベスト5・・・!
第5位
電子レンジで温めることを「チンする」
第4位
メール送信しないけど「写メ」
第3位
粉じゃないけど「歯磨き粉」
第2位
下駄を入れないけど「下駄箱」
そして第1位は・・・!
筆はないけど「筆箱」
今日は以上です。
プログラミングとコントロール
明日から新型コロナ感染防止のための休校が再開します。
ギリギリのギリギリでやっておくこと・・・。
各クラスでは、発達段階に応じてさまざまな指導が行われていました。
昨日と今日で子どもたちのがんばりをたくさん撮影しました。
明日以降休校となりますが、ホームページの更新を続けるために・・・。
3年生が「校長先生、お母さんと昨日『いいね』しました!」と言ってくれました。
ありがとうございます、坂瀬先生にホームページに「いいね」ボタンをつけてもらいました。
この記事にも、いやさかのぼって昔の記事にも「いいね」をしていただけるとうれしくなります。
始業式でこんな話をしました。
「今から話すことを心がけてほしいと思います。まずさっき一緒に考えたように自分でしっかり考える力、深い思考力です。2つめは考えたことを自分で組み立てて計画する力、プログラミング力です。三つめは行きたいと思ったことが行けないということになってもがまんする力、コントロール力です。」
今日のピックアップは、「プログラミングとコントロール」です。
今日の4校時、6年生教室に行くと、坂瀬先生が学級通信を配る前に説明をしています。
明日の水曜日からの時間割が空白になった学級通信を手に・・・。
「これまでは先生が時間割を書き込んで配っていましたが明日からは自分で時間割を書き込んで学習を進めます。」
そう、坂瀬先生は6年生に「プログラミング力とコントロール力」を求めました。
それがすーっと伝わる6年生・・・。
5日間の間に、たった5日間の間に構築された先生と子どもたちの関係・・・。
6年生の音読カードには国語以外の、社会などの教科書の音読も書き込まれていました。
流石です・・・。
流れる石と書いてさすが、流石、 私の好きなきれいな日本語・・・。
流れる川と書いてるかわ、流川楓、私の好きなバスケットボールプレーヤー・・・。
業界用語ですが「黄金の3日間」という言葉があります。
始業式、つまり出会いからの3日間は、クラスの365日を充実したものにするためのとても大切な3日間だということです。
5日間、たった5日間で休校・・・という見方もできますが、この5日間で構築されたものが1ヶ月の休校期間に子どもたちを成長させるチャンスとなります。
自分で計画を立てる「プログラミング力」と自分の生活を自ら律する「コントロール力」を身につけるチャンスです・・・。
休校中の子どもたちの生活は、やるべきことをやっていなかったことより、やると言っていたことをやっていなかったことを重要視しましょう。
今日は以上です。
どきんっ!
(掲載する画像等は個人情報に配慮したものを選んでいます。画素数を下げています。)
どきんっ!
さわってみようかなあ つるつる
おしてみようかなあ ゆらゆら
もすこしおそうかなあ ぐらぐら
もいちどおそうかなあ がらがら
たおれちゃったよなあ えへへ
いんりょくかんじるねえ みしみし
ちきゅうはまわってるう ぐいぐい
かぜもふいてるよお そよそよ
あるきはじめるかあ ひたひた
だれかがふりむいた! どきん
「どきん(谷川俊太郎)」
4月10日金曜日、3年生から招待がありました。
「『どきん』の詩を発表するので来てください。」
4月13日月曜日1時間目、3年教室に行きました。
『どきん』の発表を見せてもらいました。
教室で担任の先生と学習していると全然大丈夫なんですが、それ以外の人が来ると途端に緊張してしまう子どもたち・・・。
小学校あるある・・・。
緊張するってことも大切な経験です・・・。
ただただ担任の竹﨑先生と一緒にがんばろうっていう子どもたちの姿がとてもよかったです。
成長してきましょうね・・・。
折しも、谷川俊太郎さんつながり・・・。
昨日の夕方、なにげに音楽番組を観ていたら、藤井フミヤさんが出演していました。
他の出演者と、尊敬する人はだれ、みたいな話になって、藤井フミヤさんは、誰だと答えたと思いますか?
・・・なんと、谷川俊太郎さん・・・。
折しも、2日連続で、谷川俊太郎さんに出会うとは・・・。
私の青春、チェッカーズさん、安全地帯さん、中森明菜さん、松田聖子さん・・・。
昭和あるある・・・。
中3の時、同級生のたけやくんが熊本の番組ののど自慢に出て長崎屋(現PARCO)の屋上で、郷ひろみの「セクシーユー」を歌っているのを友だちとテレビで観ていました。
前半の部が終わり、幕間でゲストのアイドルの歌に・・・。
それを観て友だちが言いました。
「ぜったいこのアイドルうれるけん・・・!」
へえと思いながら、なにげに観たテレビ画面に映っていたアイドルとは、そのときまだだれも知らないアイドル、そして半年後から芸能界を席巻するアイドル・・・。
司会者は言いました。
「それではゲストに歌っていただきましょう、松田聖子さんで、『裸足の季節』です、どうぞ!」
わおっ!
明日まで登校、明後日より休校となります・・・。
計画と自律、子どもたちへの励ましをよろしくお願いします。
また、休校中も、ホームページがんばって更新します・・・。
観てください・・・、昭和がうなります・・・。
今日は以上です。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 木場 正敏
運用担当者 ICT推進担当 小濱 片岡