2022年3月の記事一覧
マダイ獲ったどー!
朝、私が子どもたちの登校を迎えていると、「校長先生、おはようございます。今日は何のネクタイですか?」と声をかけてくれます。
「あっ今日は鬼舞辻無惨ですね、おとといもでしたよね。」すごい記憶力に感動します。
そして見てくれていて恐縮です。
また別の子がネクタイを確認に来ました。私が「炭治郎のネクタイだったら炭治郎みたいにがんばろうって思うんだけど、鬼舞辻無惨のネクタイだとなんか悪くなった感じがするんですよね」と話すと、「校長先生は校長先生だから中身は大丈夫ですよ」と言ってくれました。やさしい御所っ子の言葉に今日も一日いい日になりそうな予感がしました。これって藤の紋章のおばあちゃんにやさしくされた伊之助がほわわわってなるのと一緒です。
授業のようすです。
1年生・・・。
テストだ、しーっ。
2年生、算数・・・。
清田先生、ステキ、リカバリしてる・・・。
3年生・・・。
のびのび・・・。
がんばったあとだった、もう少し早く来ればよかった!
4年生・・・。
体育の着替えに入ってましたので、看板だけ。
4年生、未和子先生、ガンバレ!
5年生・・・。
今日、この5年生が奇跡を起こす!
6年生・・・。
卒業の足音・・・。
今日の業間は、3学期第2回人権集会でした。
2回目のリモート集会チャレンジです!
今回は各クラスの発表を含む集会ですので難易度が上がりました。
先生たちは昨日から接続テストをして臨みました。
進行がスタートしたのちは、各クラスの発表ごとに発信元が変わるのですが、先生たち、子どもたち、切り替えを巧みにやりながら、反転を気にしながら、そこを上手にがんばりました!
もちろん内容もすばらしかったので、学校通信で特集を組もうと思います。
今日のタイトル「マダイ獲ったどー!」・・・。
ボクは、御所っ子水族館で暮らしているマダイです。ボクはこの御所っ子水族館ができた時からここで暮らしているMADAI30のメンバーです。杉原さんが計画した放流の時に放流されずに御所っ子水族館に入るために選ばれたいわゆる初期メンです。おにゃんこクラブだったら新田恵利さん、モーニング娘だったら中澤さんといったところでしょうか。そんなボクがあるとき、背中をかじられました。すぐに御所っ子たちが見つけて校長先生に教えてくれました。誰がかじったかわかりませんが、御所っ子たちはヒラメがかじったと言っていました。そんなボクを、校長先生が網ですくって、海にリリースしようとしました。しばらく、校長先生はがんばっていましたが、そうそうボクは捕まりません。かわりにハコフグやホウボウは網に入ったりするようでしたが、やがて校長先生はあきらめました。校長先生はあきらめたけど、御所っ子たちはボクのことを毎日心配してくれました。「校長先生、ケガしているマダイがいます」そうやって教えてくれているのを何度も耳にしました(あっボクは魚だから耳じゃなくて側線で音を聞きますから、正しくは「何度も耳にしました」じゃなくて「何度も側線にしました」ですね)。
昨日の夕方、ボクがケガをしている話を5年生がまた校長先生にしていました。校長先生は5年生に「よし、じゃあ明日の1時間目の休み時間、ケガしているマダイを捕まえるチャレンジをしていいよ。でも校長先生あんなにがんばったのに無理だったから難しいと思うけどね。」と言っていました。
次の日の1時間目の休み時間、5年生が来ました。校長先生が「よし、じゃあ、5分、時間をあげるからがんばってね」と言って網を渡しました。
用意された脚立に上り、ボクをすくい始めました。
ボクは一生懸命逃げましたが、やがて隅っこに追い詰められて、網ですくわれました。
その時間、わずか2分でした。
バケツに移され、ボクは海にリリースされました。
ボクは「このまえあんなにがんばったのにすくえなかったのに」と落ち込んでいる校長先生に「さようなら。ドンマイ。」と言って海に帰っていきました。
今日は以上です・・・。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
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木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
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