2022年6月の記事一覧
「水俣に学ぶ肥後っ子教室」での学びを自分事としてとらえ、正しく発信できる子供たちに
6月14日(火)5年生が「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で水俣病資料館、水俣病情報センター、熊本県環境センターに行ってきました。
「水俣に学ぶ肥後っ子教室」は、「環境立県くまもと」づくりの担い手である熊本の子供たちに、水俣病への正しい理解を図り、差別や偏見を許さない心情や態度を育むとともに、環境や環境問題への関心を高め、環境保全や環境問題の解決に意欲的に関わろうとする態度や能力を育成することを目的として実施されています。
本校の5年生も次のような内容で事前学習を充実させてきました。
〇「水俣病」についての正しい理解
〇水俣病をめぐる差別や偏見はなぜ起きたのだろう。
〇自分たちの生活と比べて・・・。
〇現地学習で知りたいこと、聞いてみたいこと 等々
午前中は、環境センターで地球温暖化の深刻さ、水環境について学びました。
下の写真は、「せんたく水」「米のとぎ汁」「みそ汁の残り」「お風呂の残り湯」の中から、生活排水としてそのまま流すとどれが一番河川を汚すのかという実験です。子供たちの予想は、せんたく水やお風呂の残り湯が多かったようですが、実験の結果、「米のとぎ汁」や「みそ汁の残り」となりました。逆に言うとそれらは、栄養があるということかも知れません。残さずに食べたり、米のとぎ汁は、花にかけたりと、子供たちは今後の生活につなげてくれることと思います。
水俣病資料館でも事前学習での学びを実際の写真や映像、解説を見て、確かめ、新たな疑問や思いを感じていた子供たちでした。
午後からは、水俣病について語り部の方の講話を聞きました。
講話のはじめに語り部の方から「水俣病についてどんなことを学習してきましたか?」という質問に対し、数名が手を挙げ、自分の言葉でしっかりと伝えている姿に、子供たちの事前学習の充実を感じたところでした。
このあと、子供たちは、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」での学びをまとめていきます。まとめていく中で、水俣病をめぐる差別や偏見に出会ったとき、自分がどのように行動するかを考えさせたり、どのような行動で環境保全を行うのか等、自分事としてとらえさせていきたいと思います。
そして、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」での学びを正しく発信できる子供たちを育てていきたいと思います。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
2学期の終業式。14日間の冬休み 明日は小中合同ボランティアです。
今日はクリスマスイブ。そして2学期終業式です。
無事に大きな事故などもなく、昨年は大流行した感染症の拡大もなく安堵しています。
子どもたちが、「誰かのために頑張る」「自分のために頑張る」姿がとても印象的な2学期でした。
私がお話しした内容は、「海の声」海の声 R61224HP版.pdfに掲載しています。
冬休みの生活について、
「みんなに守ってほしい3つのこと」の話がありました。
①交通ルールを守ろう
②お金は大切に
③ゲームやタブレットの使い方に注意 の3つです。
特にお金の使い方については、もらったお金を使うときは、家の人に相談をして使おう(貸し借りをしないこと、財布に入れすぎないことなど)、ゲームやタブレットの使い方については、夜10時から朝6時までは使わない、家のルールをしっかり守る、個人情報をのせないなどをわかりやすく確認しました。
保健面からは、
①栄養→バランスのよい食事を考えよう。
②睡眠→寝る時間は1,2,3年は9時、4,5,6年は10時が目安。寝る前に動画などを見ない。
③運動→ストレッチや外遊びをしよう
④感染症予防→人との交流が増える年末年始です。自分で予防をしていこう。
保健・衛生面については、どうしても保護者の皆さんの協力が必要となってきます。よろしくお願いします。
2024年、最後の校歌をを高らかに歌いました。
式の終わりは、漢字計算大会W満点賞の表彰です。おめでとうございます。
満点賞、頑張り賞も含めて、みんなよく頑張っていました。
さて、2024年最後の給食はカツカレーです。カツカレーってなんかうれしいですよね。
私も大事なことがある前には、カツ丼かカツカレーを食べないと落ち着かないので、冬休みなんかいいことがありそうな予感がする給食でした。2学期もたくさんおいしい給食をいただきました。給食センターのみなさんありがとうございました。3学期もおいしい給食よろしくお願いします。
明日は、紹介しきれなかった児童の作文や合同ボランティアについてご紹介して、2024年をしめたいと思います。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 木場 正敏
運用担当者 ICT推進担当 小濱 研究主任 片岡