2022年7月の記事一覧
小中9年間の学びとそのつながりの大切さを実感
霧が立ちこめた朝の御所浦。それでも子供たちは、朝から外で元気に活動しています。
1年生が育てている野菜もこんなに大きく生長しており、毎朝の収穫を楽しみにしています。
みんなが持ち帰られるようにしているみたいです。家でどんな料理になるのかな?楽しみですね。
中学生と一緒に収穫。「こっちにもあるよ!」
今朝だけで、こんなにたくさん収穫できました。
昨日は、2年生の研究授業。今日は、4年生の研究授業がありました。
ゴミについて調べた内容を新聞紙面上にどう割り付けのかを考える学習でした。目的に合わせて、一番伝えたい内容をどこに位置付けるのか、グループ4人の記事をタブレット上で動かしながら友達と学び合っています。
地域の人に御所浦のゴミの現状を伝えたいから、この記事を一番上にしたほうがよくないかな?
こっちの記事を上に示した方が、より伝わるんじゃないかな?
地域の人に海のゴミを減らすことを伝えたいから、一番上には、アンケート結果を基にした現状を伝えた方がよくないかな?学び合いは、子供たち主体でどんどん進んでいきます。(素晴らしい!)
昨日に引き続き、今日も中学校から4名の先生方が授業参観に来られました。小中連携も進んでいます。御所浦小学校では、中学校の先生を小学校でみることがよくあります。また、小学校内で小学生が中学校の先生と普通に話している姿もよく見ます。教師同士、教師と子どもが小中学校の校種の枠を超えて繋がり合っています。とってもステキです!
業間には、放送委員会の発表がありました。
早口言葉大会、新しい先生インタビューなど楽しい企画が提案されました。
今日で中学生の職場体験も終了です。
中学生が小学校の時の自分を振り返って伝えたり・・・
中学生が、小学生に向けてメッセージを送ってくれたり・・・
小学生にとってもこの2日間は、多くのことを中学生から学び機会となりました。
中学生の皆さん、後輩のためにありがとうございました。
小学校から中学校までの義務教育9年間。多くの経験をし、多くの人とかかわり、多くのこと学んでいることを感じた1日でした。児童と生徒が、先生たちが、子供たちと先生たちが、この9年間でつながり合っていると思うとうれしくなりました。
今日も最後まで観ていただきありがとうございました。
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木場校長と梅田教頭のつぶやき
公開授業の次の時間の学び
参観してくださった皆さん、たくさんのご意見、ご感想ありがとうございました。今後の本校の研究の充実に生かしていきたいと思います。
保護者の皆様、本校が「こんな取り組みしてるのかー!」という視点で読んでいただければ幸いです。
今日の4年生理科、5年生算数科は公開授業を受けての次時の活動です。本校では、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を目指して研究に取り組んでいます。
公開授業では4年生が「ものの温度と体積」について空気の温度による体積変化を調べるにはどうしたらいいのかを、予想し、「その予想が確かならこうなるだろう」という仮説、実験計画を立てるということを考えました。
今日は自分(たち)で考えた実験計画で実験をしていきます。
5年生は、公開授業で、円柱、角柱(三角柱、四角柱、五角柱.....)などの特徴を算数という視点から考えました。
公開授業のテーマとしていたのが、「単元デザインを工夫して、子どもたちがより主体的に学びを推進していくための教師の関わり」です。公開授業後の今日の授業が子どもたちがより主体的に学習を進めていけるかが大切だと考えています。
4年生の様子です。
前の時間に考えた実験計画に従って実験を行って行きます。「温めたら風船がふくらむと思うよ」
「おお~風船がニョキニョキしてきたー」
「せっけんの膜がふくらんだ〜。ということは....」
「風船がうまく膨らまないのは、風船が破けてるんじゃない。風船を変えてみれば!」
「氷水で冷やしたら、風船が、しぼんだ!」
「せっけんの膜も試験管の中に入り込んだよ。」
T「結果を整理してみよう」
学びの振り返りで次への課題への意欲、増し増し。
5年生の様子です。
円柱、角柱の特徴を整理してスタート。今日の課題と見通しです。
今日は自分(たち)で展開図を描く時間。もちろん友だちと相談してもOK。困ったら先生と一緒でもOK。
T「今日全員がクリアーするのは三角柱の展開図を作る。そこから先は自分で進めてOK」
黙々と展開図づくりがスタート。
「三角柱ができた!」「ぴったり」
「ん~~、何か隙間ができた?
T「どこをうまくかけば、ぴったりになったかな?」
「この正三角形の....」
三角柱の展開図を作り終えたら、自然とそれぞれが他の円柱や角柱作成にチャレンジ。
六角柱作成中
「主体的に学ぶ」とよく言われますが、2つの授業とも子どもたちがどんどん学びを進め、必要な時は話し合う姿がありました。うまくいかなかったことを「何で」と考えて、話し合って修正していた姿が印象的でした。Try&errorを自分(たち)で修正するって大人との仕事の仕方と一緒ですよね。
熊本県教育情報システム
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