2023年5月の記事一覧
火災避難訓練 「自分の命は自分で守る」意識を!!
今日は火災避難訓練を行いました。
年に「地震津波避難訓練」「風水害避難訓練」「不審者対応避難訓練」「火災避難訓練」と年に数回避難訓練を行います。昨年度は子どもたちにしらせない場合の対応避難訓練も一度行いました。
どの避難訓練でも大切なのは「落ち着いて」です。
1年生が避難する様子です。低い姿勢。マスクで口を押さえるなど事前の指導とおりにできていました。
避難は放送から約2分で運動場に整列・人員確認が終了しました。
天草広域連合御所浦分署の方にお話と消火器の使い方について学びました。
3年生・4年生の代表に水消化器を使って、消火実演を行ってくれました。
私からはクイズで今日の避難訓練のまとめです。
問題1 「火事になったら、火から遠いところへ走って急いで逃げる」
答え:✖(命の危険を感じる場面は別ですげ、走って逃げると人とぶつかったり転んだりする可能性があり危険です。
大切なのは「落ち着いて」です。先生など近くにいる大人の話を聞いて、避難しましょう。
問題2「火事になったら、火を見に行って確かめる」
答え:✖(火災中の場所に近づくのは危険です。火事を見つけたら、まずは避難し、近くの大人に火事のことを伝えることが大切です。)
問題3「火事のときは煙をできるだけ吸わないようにする」
答え:〇(火事の際に発生する煙を吸うと、気分が悪くなってしまいます。そのため、ハンカチや手で口を隠してできるだけ吸わないことが大切です。)
問題4「火事から逃げるときは周りがよく見えるように背伸びをしながら歩く」
答え:✖(火事の煙は高い方へ上昇しやすいため、逃げるときは小さくかがんだ姿勢をとります。煙を吸わないように、低い場所で呼吸するようにしましょう。)
今日の授業のようすです。1年生は「9がなんとなんでできているのか」です。
おはじきを使って、右手に5こ。左手には「?」 答えは「4こ」というふうに問題を出し合います。
2年生は紙テープを10cm測り切りとります。その10cmの紙テープを使って、教室で10cmのものを見つけます。
のびのび学級では、e-boardというソフトを使って算数の復習中でした。
「〇」がつくとにっこり!
3年生は「4けたー3けた」の計算中です。教室中の集中力がすごい!!
さて今日の給食は「きゅうきゅうカレー」でした。
「きゅうきゅうカレー」は東日本大震災のあとの給食の提供ができなくなったことを受けて、学校栄養士の先生方が、栄養バランス・心の安定など考慮し、命をつなぐために開発されました。
地震や災害はいつ起きるか分かりません。火災避難訓練を行ったことも含め、防災についても考えていきましょう。
きゅうきゅうカレー美味しかったです。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
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