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小中連携TT授業交流(6年生)

9月29日(水)3校時6年生国語「やまなし」の授業に御所浦中学校国語担当の福田先生に参加していただきました。

6年生は、教材「やまなし」の全体像と作者である宮沢賢治さんの人物像から作者が教材「やまなし」に込めた思いについて、担任の甲斐先生の指導のもと、自分の考えを友達と交流しました。本時の授業や単元全体を通して、考えをとても深めている子供たちに感心しました。まさに、教材と自分との対話、作者と自分との対話、教材や作者の生き方と自分の生き方との対話、友達との対話など、これまでの自分自身を対話的な学びを通して、さらに深めている子供たちの姿を感じました。

中学校の福田先生からは、今回6年生が学んだ、表現の工夫や効果、対比、人物像や物語の全体像を具体的に想像する読み方などについて中学校の学習でも生かす場面があることが伝えられました。

6年生は、この単元での学びが、中学校でも活用できることを知り、中学校の学習への意欲を高めていました。

また、6年生が作者宮沢賢治さんの人物像から教材「やまなし」への世界観を広げられたように、作者には、作者のこれまでの人生がたくさん詰まっていること、作者を知ることで、作品を深く知り、より作品を楽しめるなどのことを教えていただき、6年生は、この教材「やまなし」の学習を通して、さらに読書の楽しみを知り、読書の世界を広げていました。