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2021御所浦小物語、はじまるよ!

御所浦2年目の春です・・・。

コロナ禍ではありますが、充実した1年間を過ごさせていただきました。

このホームページもたくさん観ていただきありがとうございました。

地域の人が観てくださる、遠く離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんが観てくださる、かつてこの御所浦小に勤務いただいた先生が観てくださるなどなどのお声をたくさんいただきました。引き続き、この「木村校長のつぶやき」で学校のようす、子どもたちのようすを伝えていきたいと思います。子どもたちのことを伝えようと思えば思うほど、私の記事は長く長くなってしまいます。いったんスイッチが入ると自分でもいつこの記事は終わるのか自分でも分からなくなることがあります。「う~ん今日も長いな」と思われたら、どうかスマホで人差し指を上から下にシャーとしていただいて終わっていただければと思います。

子どもたちのがんばりを見ていると、これも伝えたい、あれも伝えたいとなってしまうことばかりなのです・・・。ということで初日から結構な文字量でございます・・・。

 

 

 

令和3年4月8日・・・。

今日から新学期が始まります・・・。

新しい教室、新しい学年、そして迎えた新しい先生、新しい友だち・・・。

御所浦小学校の新しい365日が始まります・・・。

それぞれの新しい気持ちを胸に・・・。

子どもたちの更なる成長を期待します・・・。

 

朝はいつものように正門前で地域の皆様へのあいさつをしていると、子どもたちがちらほらとやってきて・・・。

まったくの「アポなし電撃あいさつ運動」が始まりました・・・。

「アポなし電撃」というと私は「進め電波少年」を思い出しますが・・・。

私は電波少年で見た猿岩石のユーラシア大陸縦断が大きな刺激となり、海外で働くという夢を叶えることができた私の人生の中の感謝の番組です・・・。

話を戻します。まったくのボランティアあいさつ運動、自然にこういう活動が始まる・・・。

こういうところが御所浦小の子どもたちのとてもいいところです。

今年も地域の皆様を元気にできる御所浦小を目指してがんばります・・・。

 

 

今日は就任式と始業式、そして、教室での新しい学年、新しい先生との出会い、入学式練習、給食をはさんで、入学式準備という日程です・・・。

 

 

就任式では新しい3人の先生との出会いがありました。

 

 

岩下教頭先生・・・。あ、左が岩下教頭先生です・・・。

右は三山・・・いや清田先生です・・・。

田嶌駿樹先生・・・。

田島未和子先生・・・。

よろしくお願いします・・・。

最高学年6年生代表児童のお迎えの言葉もすばらしく・・・。

記事の末尾に作文を掲載します・・・。

 

 

 

それから始業式・・・。

開会前に新しいお友だちの自己紹介・・・。

岩下教頭先生、初めての開式の言葉・・・。

最初に、最高学年6年生代表児童のすばらしい発表がありました・・・。

記事の末尾に作文を掲載します・・・。

校長の話・・・。

生徒指導担当、清田先生の話・・・。

保健室、小島先生の話・・・。

そして新しく転任してきた岩下教頭先生も話していましたが、きちんと話を聞く子どもたちの態度に改めて感心しました・・・。

 

教室では、新しい先生との出会いのシーンがありました・・・。

各学級のようすをワンシーンずつ紹介します・・・。

2年生・・・。

3年生・・・。

のびのび・・・。

4年生・・・。

5年生・・・。

6年生・・・。

 

今年1年を成長いっぱいの一年にしましょう・・・!

 

 

4校時は入学式練習でした・・・。

相変わらず上手にできました・・・。

日頃からきちんとできていると、こういうときにとても効率的に時間を過ごすことができます。

今日も、4時間目の45分すべてを使うことなく、教室に戻り、学級の時間を過ごすことができました・・・。

 

 

就任式の6年生お迎えの言葉です・・・。

「歓迎の言葉

岩下健太郎教頭先生、田嶌駿樹先生、田島未和子先生、ようこそ御所浦小学校へ。

今までお世話になった先生方とお別れし、さびしい気持ちでいましたが、今日、新しい3名の先生方をお迎えすることができ、とてもうれしく思います。

ぼくたちの御所浦小学校のいい所について紹介します。1つ目は、あいさつです。朝のボランティア運動がきっかけであいさつが少しずつ上手になってきました。立ち止まって目を見てあいさつをしたり、相手より先にあいさつをしたりすることを心がけてあいさつをしています。

2つ目は1年生から6年生までとても仲が良いことです。たてわり班活動では、鬼ごっこやじんとりなどをして楽しく遊びます。昼休みも学年関係なく遊びます。先生方もぜひぼくたちと一緒に遊びましょう。

3つ目は、何事にも一生けん命がんばることです。特に長なわチャレンジでは、全学年が朝から競って、長なわの練習をがんばりました。そして長なわ大会で良い結果を出すことができました。もちろん勉強も一生けん命がんばっています。

新しい学校で心配なこともあるかもしれませんが、分からないことはぼくたちに聞いてください。ぼくたちも先生方の名前を早く覚えて楽しい学校生活を送りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。」

 

 

始業式の6年生の発表です・・・。

「6年生になってがんばりたいこと

私が6年生になってがんばりたいことは4つあります。

1つ目は、下級生のお手本になることです。わけは、今まで6年生にたよってばかりだったからです。委員会では6年生が話し合いを進めたり、みんなが意見を出しやすいように、声をかけたりしてくださいました。次は自分たちが最高学年になるので、委員会やクラブ、たてわり班など、計画や準備をしっかり行い、自分の意見を積極的に言って、みんなをまとめていきたいです。

2つ目は、見通しを持って行動する事です。わけは、見通しを持たずに人に迷惑をかけたことが5年生のころにあったからです。私は優先順位を考えて、他の人に迷惑をかけないように行動できるようになりたいです。

3つ目は、相手のことを考えて言葉づかいに気をつけることです。私は、時々言葉づかいが悪くなります。仲の良い友だちに対して、ついつい言葉づかいが悪くなってしまうことがあります。その一言で傷つく人がいるのではないかと思いました。相手の立場に立って「これって言っていいかな」と考えて友だちと接したいと思います。

4つ目は、本をたくさん読む事です。わけは5年生のころは、昼休みに本を借りに行くことが少なかったからです。だから本を借りに行ってたくさん読みたいです。本を読む事で知らないことを知れたり、想像力をふくらませたりすることができます。いろんなことを、読書を通して知りたいです。

この4つが5年生のころの課題だったので、この4つを意識しながら生活していきたいです。今年1年間は相手のことを考えることを特にがんばりたいです。そして最高学年になるので、学校のリーダーとしていろいろな事に積極的に取り組み、『感謝、笑顔、あいさつがあふれる』御所浦小学校を目指してがんばっていきたいと思います。下級生のみなさん、私たちについてきてください!」

 

 

始業式の校長の話・・・。

「御所浦小学校のみなさん、おはようございます。令和3年度が始まります。今日お話をすることを考えているときに、去年の4月に何を話したかなあって、振り返ってみました。3つの力をつけてほしいと話をしています。

1つめは、自分でしっかり考える力、深い思考力、2つめは、自分で組み立てて計画する力、プログラミング力、3つめは、やりたいことができなくても我慢する力、コントロール力です。

まず1つめ、深い思考力・・・。できていますか?授業中に先生の問題に「ああ、できた」で終わっていませんか。ほかの方法はないかな、とか、次のことを考えていますか?

2つめ、プログラミング力・・・。できていますか?学習をするときに、自分で考えてやることを組み立てていますか?どんどん進めることができる友だちについて行ってるだけのときや増田先生や勝成先生に助けてもらおうって考えていないですか?

3つめ、コントロール力・・・。できていますか?自分のことばっかりで、周りの人の気持ちを忘れていることってありませんか?自分を我慢して友だちに譲ったりできていますか?

校長先生は、御所浦小のみなさんはかなりできてきていたと思っています。でもできている人もいるし、できていない人もいるって思うんです。だけど、この3つの力は生きていくために必要な力なので、身につけることができた人もいるけど、身につけることができなかった人もいる、じゃちょっと困るんです。みんなが3つの力を身につけることができるようになればいいなと思っています。この3つの力はいろいろな場面で鍛えることができるし、生かすことができます。どんな場面で鍛えられるかなと考えてみました。

1つめ、「深い思考力」だったら、例えば「困っている人がいたらどうする?」と考えます。「がんばれよ」とだけ言って立ち去るのじゃなくて、「その人のこまりがどうやったらなくなるか」と考えて助けようと行動すると、深い思考力が鍛えられます。他に例えば、授業中先生が問題を出して早く答えを見つけることができたとき、他の方法はないか、次に先生はどんなことを聞くかなと先を考えることで、深い思考力が鍛えられます。大人気マンガ、鬼滅の刃のキャラクターで例えると、深い思考力は、もちろん竈門炭治郎ですね。もっとできることはないかと考えますよね。鬼さえも助けようとしますよね・・・。

2つめ、「プログラミング力」だったら、委員会や係活動などで自分たちの企画を実行してみるといいですね。例えば昨年度企画運営委員は、どうやったらあいさつができるようになるか考えて「朝のあいさつボランティア」を始めてがんばった人にはスタンプやシールや賞状を用意したことはこのプログラミング力を鍛えることができたと思います。鬼滅の刃のキャラクターで例えると、プログラミング力は、嘴平伊之助・・・。しっかり考えて、プログラミングして動きますよね、の逆ですよね。プログラミング力は伊之助の反対と覚えてください。

3つめ、「コントロール力」だったら、例えば頭にくることがあったとき、自分で怒りをおさめることができるように、心をコントロールする、例えばもうきついと思ったとき、もっとがんばれるって自分の心を励ますことでコントロール力を鍛えることができます。鬼滅の刃のキャラクターで例えると、コントロール力は、我妻善逸・・・。がまんしますよね、自分の心をコントロールできますよね、の逆ですよね。コントロール力は、善逸の反対と覚えてください。

伊之助の反対、とか、善逸の反対、とか、校長先生は2人に失礼なことを言いましたが、2人は、物語の中で、自分に足りないプログラミング力やコントロール力を克服して、乗り越えて、強い敵と戦っていく進化していく、ということがこの2人のすごいところなんですよね。伊之助は炭治郎と呼吸を合わせて敵と戦っていました。

また校長先生は3月の修了式の話の中でこんな話をしました。「みなさんももっと算数ができるようになりたい、国語ができるようになりたい、とび箱とべるようになりたい、ともっとこんなことができるようになりたいとどんどん先生たちに伝えてください。こうなりたいと自分で立てた目標は達成しやすくなります。そして、先生たちはあなたたちの目標が叶えられるように、作戦を練ります。」と話をしました。

今言った中でひとつの文だけ、もう1回くり返します。これはあなたたちが今から教室に帰って考えることです。深い思考力で考えることです。言いますよ。

「こうなりたいと自分で立てた目標は達成しやすくなります。」

さあ、教室に戻ったら、担任の先生がどんなことを自分に求めているか深い思考力を働かせて考えて、自分の目標を立ててください。

そしてそれができるようになるために計画を立てて、プログラミング力を鍛えてください。

達成できるように、きつい時があってもがんばって踏ん張って、コントロール力を鍛えてください。深い思考力、プログラミング力、コントロール力を身につけて、もっともっと進化してください。」

私、自分が校長の話をする前に、6年生の発表を聞いて、すごいことを発見したんです。

それは、私の言おうとしたことと、6年生の発表の主旨がリンクしていると言うことです。

すごいと思いました。実行すれば、御所浦小学校はもっともっとすごい学校になると思いました。明日も、そしてそのあとも365日、毎日の御所浦小学校、そして子どもたちの成長が楽しみです。

 

 

・・・と午後の入学式準備が終わりました・・・。

子どもたちは一生懸命働きました。

ねずっちではありませんが、

体育館が整いました・・・。

1年生教室が整いました・・・。

あとは明日、1年生を迎えるばかりです・・・。

 

 

そして最後にこの1枚・・・。

あるクラスの学級通信です・・・。

このタイトルのレイアウトがステキ・・・。

こういう細部にこだわるのはとっても大切・・・。

「ん~。いい仕事してますね。」

担任は学級通信で子どもたちへの想いを伝えます・・・。

 

 

 

今日は以上です・・・。

本日も最後まで観ていただきありがとうございました。

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