木場校長と梅田教頭のつぶやき
8月20日の始業式
昨夜はPTA体育委員会の話し合い、ありがとうございました。
よりよい運動会になるよう準備を進めていきます。
コロナ禍、何かをしようとすると実にたくさんのリスクが出てきます・・・。
どんなに対応しても必ずリスクは残ります。
いただいた貴重な意見をもとに、コロナ渦の運動会を組み立てていきます・・・。
夏の日ざしそのままに、2学期が始まりました。
8月20日の始業式・・・。
異例づくめの2020年、またひとつ増えてしまいました・・・。
天草市内の小中学校のエアコンは実にここ数年のうちにいろいろな人のご尽力により、全ての学校に設置されていました。
もし設置されていなかったら、と考えると感謝の気持ちでいっぱいです。
朝のスクールボートを迎えます。
久しぶりのお迎えです・・・。
私は今日、棚底から6:40発のフェリーで出勤したのですが、6:50与一ヶ浦には、スクールボートはスタンバイしていました。
子どもたちのために、安全な運行のために、早くから準備いただき本当にありがとうございます。
スクールボート降船後は、救命胴衣の着脱講習でした。
ご指導ありがとうございます。
スクールボート、スクールバス運行のために、アルコール消毒等コロナ感染症対策もしていただいていると聞いております。
重ね重ね、子どもたちのために、安全な運行のために、本当にありがとうございます。
ということで、その後、スクールバス発着場は到着後、正門前交差点も、徒歩登校児童登校後となりました・・・。
くつ箱にすべての子どもたちのくつが揃い、2学期をスタートできることはとてもうれしいことです・・・。
各教室の黒板に記されたウエルカムメッセージを撮影しておらず、かろうじて3年生のウエルカムメッセージの撮影に成功・・・。
新しい白いぞうきんが並ぶのも新学期あるある・・・。
この白さがみるみるうちに・・・とは今回ならないかもです・・・。
床掃除は基本的にローリングモップで清掃しますので・・・。
このローリングモップは便利ですね。新学期を迎えるにあたり全職員で清掃したのですが、日頃はできない床の清掃まで、効率よく済ませることができました。
各教室では、夏休みのことを話したり、宿題を紹介したり、さっそく授業を始めたりとさまざまでした。
1年生・・・。
2年生・・・。
3年生・・・。
のびのび・・・。
4年生・・・。
5年生・・・。
6年生・・・。
少ない夏休みだけど、心にいっぱいの思い出、量より質・・・。
2時間目はリモート始業式・・・。
進行は教務の熊野先生・・・。
教頭先生、開式の言葉・・・。
校長の話・・・。
生徒指導担当、中村先生の話・・・。
保健室、小島先生の話・・・。
聞く態度も立派です。
1年生・・・。
2年生・・・。
3年生・・・。
のびのび・・・。
4年生・・・。(中村先生は放送でいないのにハナマル)
5年生・・・。
6年生・・・。
担任の指導でリモートの弱点は解消・・・。
それぞれの話を板書で整理、担任の指導でリモートならではの充実・・・。
校歌斉唱・・・。
教頭先生、閉式の言葉・・・。
今日の記事の末尾に、それぞれの話の骨子を掲載していますのでご覧ください・・・。
終業式で私が話した「家族や地域のためにできることをやってみよう」・・・。
のびのびの2人が報告に来てくれました・・・。
ナイスです・・・。
夏休み、私は次の2つのことをがんばりました・・・。
①運動場のフィールドの草を根から取る。
②ウオーキング時にみなさんにあいさつする。
①について、「フィールドの草を根から抜いてしまえば、きっと運動会まで草は生えない」という仮説を立てて、数日間にわたり、根から除草しました。現在フィールドの4分の1程度です。そして仮説の検証は、「すでに根から除草した部分にもわずか数日で草が生え始めている」・・・!
なんと、雑草のたくましいこと、雑草魂とはよく言ったものです。ということで、全てを根こそぎ除草するのはやめて、「めだつ草を中心に雑草魂を持ってあきらめず除草していく」作戦に本日午後より切り替えます・・・。
実は私、個人的な目標をもうひとつ立てました。それは名づけて「おぼん100」・・・。お盆をはさむ1週間に100km歩くという計画です。達成しました!体重減りませんでした!そしてウオーキング中のあいさつもがんばりました・・・。
運動場と言えば、運動場を整える「運動場整えマシン」を作っていただきました。
本当にありがとうございます。
こちらは福山教頭先生がブイブイ言わせます・・・。
さあ、8月20日からの2学期、最も長い2学期は例年よりも長くなります。
しかし、これをクリアすることで子どもたちはもっともっとたくましくなります。
正義の味方は苦難に出合いそれを乗り越えた時により強くなります。
がんばれ、65人の正義の味方、御所浦の宝!
そして私たち16人のスタッフががんばる子どもたちをせいいっぱい応援します!
それでは始業式の3人の話の骨子・・・。
①校長の話
「御所浦小学校のみなさん、こんにちは。校長先生が、終業式でお話をしてから、今日がちょうど20日間め、2学期の始業式となりました。
みなさんにとっての夏休みはどうでしたか。
校長先生は20日前の終業式に、みなさんにある提案をしました。覚えていますか?
それは「夏休みは家族や地域のためにできることをやってみよう」ということでした。
ありがとうを言われる、言われないとかじゃなくて、1人2つずつ、家族や地域の人が喜ぶことを新しく始めてみようと言うことです。そしてそれを夏休みの3週間つづけてみようと言うことです。1人2つずつがんばると、合計で162個の幸せなことがおきると言う話もしました。どうでしたか?できましたか?
担任の先生に何をがんばったか、お話をしてほしいと思います。校長先生にも教えてください。もし上手くできなかった人は、これからでもいいからがんばってほしいと思います。
そのことも、校長先生に、「夏休みは上手くできなかったけど2学期にがんばりました」と教えてくれたらうれしいです。
コロナ感染症については、夏休みの間に急速におさまるということはありませんでした。まだまだコロナ感染症対策をしなければいけないと思います。きっとこれからの世の中では、ずっと感染症対策をしていかなければいけないかもと思っています。この後小島先生からもあると思いますが、今から言うことはみなさんの日常生活のあたりまえにしてほしいと思います。
1つめ、いろいろなところに出かける時のマスク着用をがんばってください。
2つめ、お店などいろいろなところに入る時のアルコール消毒とお店を出る時のアルコール消毒もがんばってください。
3つめ、出かけたお店などで、いろいろなものにさわるときは必要最小限にしてください。
4つめ、出かけたお店などで、大きな声で話したり、動き回ったりすることに気をつけてください。
しかし一方でしばらくは熱中症対策も必要ですので、マスクをするか、マスクを外すのかなど、しっかり考えて判断してほしいと思います。
さあ、2学期が始まります。
校内でのコロナ対策を十分しながら、がんばってほしいと思います。
学習発表会や1学期にできなかった運動会など、学校の大きな行事も計画されています。
6年生を中心に、しっかりがんばってほしいと思います。
また、授業もがんばってほしいと思います。先生たちと一緒に、1人学びやペア学習など、課題に向かって、みなさんががんばる姿をたくさん見ることができることをとても楽しみにしています。
これで校長先生の話をおわります。」
②生徒指導担当の中村先生の話
「おはようございます。夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートしました。みなさん、夏休み中は元気に過ごすことができましたか?朝からみなさんの元気なあいさつを聞くことができてうれしかったです。
1学期の終業式の日に、学校外でのあいさつをがんばってほしいという話をしたことを覚えていますか?家族や友だち、地域の方々へ会った時に元気なあいさつができた人?
私も休みの日に御所浦小学校の子どもたちに会いましたが、目を見てあいさつをしてくれました。あいさつをしてもらったことでとても気持ちが温かくなりました。あいさつは相手や自分を元気にする力があります。みなさんの元気なあいさつの声を御所浦じゅうにひびかせてほしいと思います。
行事や学習がもりだくさんの2学期が始まりました。そんな2学期もみなさんの力でよりよい学校にしていきましょう。
テーマは『自分たちにできることにどんどんチャレンジしよう』です。今の自分ができるようになったことは何がありますか?たくさんあるのではないかと思います。できることは人それぞれです。運動や勉強で一度できたことを繰り返し続けることでもっと上達して何度でもできるようになるはずです。次の学習の準備やくつならべなど、今あたりまえにやっていることをやり続けることで自然とできるようになるかもしれません。そういったできることを積み重ねていくと新しいことをできるようになるチャンスがやってくるかもしれません。
私は休みの日を使って、大雨で被災した人吉にボランティアに行ってきました。大雨から3週間ほどたっていましたが、まだまだ家の中に土や砂が残っていて、天井も壁も剥がれ落ちていました。その家の方々は毎日避難所から通い、家の掃除や片付けをされているそうです。お話をした時にこんなことをおっしゃっていました。
『今できることをやっていこうとがんばっています』
自分の住むところもなく、今までの生活から大きく変わり悲しいはずなのに、一生懸命自分のできることをがんばっていらっしゃる姿に私も何かできることはないかと思うようになりました。
御所浦小学校の子どもたち一人一人のアイデアを出しながら、自分のために、御所浦小学校のために、御所浦町のためにできることwどんどんチャレンジしていきましょう。
2学期も、健康、安全に気をつけながら、元気に学校生活を送っていきましょう。これで私からの話を終わります。」
③保健室の、小島先生の話
「みなさん、おはようございます。夏休みは楽しくすごすことができましたか?今日から2学期が始まります。今日のお休みは0人です。みんながそろうととってもうれしいです。今年の夏もとても暑いです。夏休み気分のままでいると体調を崩してしまいます。早寝・早起き・朝ご飯でしっかりと体調を整えましょう。
2学期も検温カードや検温タイムを実施していきます。日本中や熊本県内でもコロナウイルスが広がっています。予防するためには何をしないといけなかったか覚えていますか?
『人がたくさん集まるところ、換気ができないところ、人との距離が保てないところ、へは行かないようにする』でしたね。
学校は集団生活になるので、今あげたことをしないようにすることが難しい場面があります。そんなときは、マスクの着用、手洗いやうがい、消毒をして、教室の換気、空気の入れ換えをしっかりとするようにしてください。校長先生のお話でもあったように、学校外でもコロナ対策をお願いします。小学生のみなさんがコロナウイルスに感染しても具合が悪くなってひどくなることは少ないそうです。しかし、お年寄りやもともと病気を持っている人はひどくなって死んでしまうこともある病気です。みんなは平気でも大切な人が死んでしまうかもしれない病気を予防するためにしっかりと今できることをしていきましょう。
運動会の練習が始まります。水分補給をしっかりとして、熱中症に気をつけましょう。」
今日は以上です・・・。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
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・・・とここまで書いて終わっていたのですが、その後の追加の話・・・。
ホームページに記事を書き上げて、昼過ぎ、私は「めだつ草を中心に雑草魂を持ってあきらめず除草していく」作戦を実行していました。福山教頭先生は、草刈り機で運動場の縁の雑草を除去しています。
結局私は、一本一本根から草を取っていました。
するとそこへ6年生がかけ足でやってきました。みんなやってきました。坂瀬先生もやってきました。5年生もやってきました。みんなやってきました。有馬先生もやってきました。
坂瀬先生の話「運動場の見える手洗い場で6年生が『校長先生が草を取っています』と言ってきました。『どうする?』と返すと、『手伝います』と答えたので、バスの出発時刻まで手伝うことになりました。」とのこと。
気づいた6年生もすばらしいし、判断を子どもに返した坂瀬先生もすばらしいし、手伝うと答えた6年生もすばらしいし、6年生を見て、一緒にやってくる有馬先生と5年生もすばらしいし・・・。
なんか、御所浦小のすばらしいところって、こういうところかなあ、と思います。
とてもいい意味で人間力の絡み合うところとその相乗効果・・・。
うれしいと思う心の片隅で、結局、私が草取りをしていたがために、手伝う羽目になってしまったかと、申し訳ないと思う心半分・・・。
54才の9月の小テーマ「運動会は草のない運動場で」・・・。
今日は以上です・・・。
さらに読んでいただきありがとうございました。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
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