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木場校長と梅田教頭のつぶやき

おじゃる未遂・・・♪

今日は5月12日火曜日の2コマ目の画像を紹介しながら・・・。

 

学校再開へのシナリオも見えました・・・。

私たちもその日に向けてがんばります・・・!

久しぶりの学校となるため、いろいろな心配事もマスコミ等でも報道されています・・・。

しかし、御所浦小学校は大丈夫だと思っています。

休校期間中のご家庭のご理解とご協力・・・、

地区別登校日に観る子どもたちの姿・・・、

そして休校中も変わらず明るく元気な先生たち・・・。

御所浦小学校は大丈夫だと思っています。

体調変化、生活リズム、それらを乗り越えるだけの大きなパワーが、御所浦小学校にはあると思っています。

 

むしろここから先、休校と言うハンディキャップを一緒に乗り越えるその未体験の冒険に職員一同ワクワクしています・・・!(少し大きく出すぎたかも・・・?)

 

休校期間中に先生たちも進化をしています・・・。

常に、子どもたちのことを考えながらの休校期間です・・・。

40を超える学習ビデオクリップをアップロードしています・・・。

閲覧を考えて2―4分程度にまとめています。

しかし、実は中には制作に1時間かかったものもあります・・・。

うそ!と思われるかもしれませんが、子どもに端的に伝わる言葉、言い回し、アングル、構成、もっといいビデオクリップの完成を目指し、撮り直し撮り直し、さまざまな試行錯誤をしています。

御所浦小学校は学年1学級の学校ですが、隣の学年の先生に相談して一緒に制作したり、ゲスト出演までしたり、ということもやっています。

 

私たちは日頃、授業準備の段階で、45分間の授業構成を考えます。

しかし、今回の学習ビデオクリップは2―4分です・・・。

どんなことが起こるのか?

45分なら少々の修正も効くのですが、2―4分だったら曖昧な表現やわかりにくい表示は致命傷になります・・・。

つまり2―4分の学習ビデオクリップのクオリティを上げることは、45分の授業のクオリティを上げることにつながります。

 

OJTとよく言います。オンザジョブトレーニング、学校は特に・・・。

授業をしながらスキルを磨いていく、ということが教職員のスタイルです。

しかし休校で授業力を磨くためのOJTもままならない・・・。

 

そんな中、学習ビデオクリップの制作に情熱を傾けた時間は逆に先生たちをひとつ上のステージへといざなった・・・・・・。

(と、さっきから私の脳内BGMはProgress(kokuaさん)が流れています・・・。TV番組プロフェッショナルのテーマソング・・・)

 

人生に無駄なことなんてひとつもない・・・。

 

心からそう思います・・・。

 

御所浦小学校の先生たちは、2ヶ月間注ぐことのできなかった愛を、2ヶ月間貯まりに貯まった愛を、一気に子どもたちに注ぐつもりではないかと、私はこそっと思っています・・・。

 

 

今日のタイトル「おじゃる未遂」・・・。

ここまで熱く文章を綴ってきて、このエンディングに自ら戸惑っているのですが・・・。

先日、文末を「~おじゃる」と持って行ってということを書きましたが、アニメ「おじゃる丸」の話。

ほのぼのとした中にときどきはっとすることがあるよき短編アニメです。

その中に柿の木の精が出てくる話があります。調べましたが詳細が分からないのですがおそらく第77話「タナカヨシコの干し柿」だと思います。おじゃるは平安朝からタイムスリップして現代に来ているのですが(ここまでは仁先生と似ているのですが・・・)、現代で奇跡を起こすその柿の木は実はおじゃるが平安朝で食べた柿の捨てた種の成長した姿で、おじゃるに礼を言う、と言う話。

よい行いをしていれば、それは何らかの形でつながり、どこかで実を結ぶ、人を幸せにすると言う話・・・。

コロナで大変だけど、私たちの思いはきっとどこかに届くはず・・・と伝えたくてこのネタを用意していたところでした。

しかし私はそれを柿の木の精ではなくクスノキの精と勘違いしていて、折しも今読んでいるのが東野圭吾さんの「クスノキの番人」で、番人って木の精ですかね・・・みたいな展開にしようと思っていたらそもそもクスノキではなく柿の木で、という、どうも展開自体がうまくいかないことになってしまいましたということで「おじゃる未遂」・・・。

オチになっていない・・・すみません。

 

と言うことでオチの仕切り直し・・・。

「落ち葉を飛ばすブロアって機械があるじゃないですか、あれがほしいんです、竹﨑先生・・・。」

あれ?オチになっていない・・・。

 

今日は以上です・・・。