木場校長と梅田教頭のつぶやき
メリークリスマス
雨のクリスマスイブです・・・。
雨の中、嵐口から歩いてくると靴の中が濡れて、すごいことになると以前に書きましたが、それを解消するため、「くつの上からはくながぐつ」を購入しています。今朝は「くつの上からはくながぐつ」デビューかと構えていましたがそれほどは降りませんでした。
今日の朝活は地区児童会・・・。
それぞれの地区で、冬休みのくらしを確認します。
安全で楽しい冬休みに・・・。
コロナも気をつけながら・・・。
出席停止の措置もできますので、リスクがあるときは、ご相談ください。
困って迷って学校にやってずっとリスクを心配するよりも、安心だと思います。
学習の保障はきちんとしますので・・・。
先日、フェリーの中で年配の女性が2人、「だっか帰ってくっと?」「だ~れも帰ってこん」と会話をされていました。今年の年末年始は、そんな感じも多いんだろうなあ、と思いました。
学期末は、授業もまとめに近づき、テストの書き直しとかが多くなりますので、
今日の写真も少なめです・・・。
私も今日はここでホームページをアップロードしなければいけないスケジュールです。
最後にこの一枚・・・。
山﨑様にいただいたテレビに映し出されるスライドショーに、2学期の思い出が映し出されるのを観て、盛り上がる3年生・・・。
とてもいいです・・・。
今日は少ない・・・。
ということでクリスマスネタ・・・。
私はまだ小学校低学年だったのに今もリアルに覚えている話・・・。
「祖父母と父と母と私たち兄弟3人の7人で暮らしていた家での話です。土間があって台所は土間の奥にある昔懐かしの家です。父と母と私たち兄弟3人はいつもひと部屋で川の字になって寝ていました。そんな頃のクリスマスイブの出来事です。
夜中に目を覚ましました。少しうす明るい夜です。昔の家なので門から玄関まで細い通路があったのですが、その門の方から「シャンシャンシャン」と鈴の音が聞こえてきました。だんだん玄関に近づいてきて止まりました。すると、引き戸の玄関をガラガラと開ける音がして、サンタクロースが入ってきました。よく見るとそれはじいちゃんでした。「サンタクロースはじいちゃんだったんだ!」すごい事実を知った木村少年は本能的に寝たふりをしました。サンタの格好をしたおじいちゃんは土間から上がって、私たちの枕元にプレゼントを置くと玄関を出てまた「シャンシャンシャン」という鈴の音とともに去って行きました。枕元にプレゼントがあることを確認して私はまた眠りに落ちました。
朝おきた私はおおごとです。枕元にあるプレゼントが、じいちゃんサンタが置いていったものと同じであることを確認すると、母親に「サンタはじいちゃんだったんだね」と言いますが、母は生返事です。私はその生返事を「YES」と受け取っていました。
高校3年の冬、受験勉強をしているときに救急車のサイレンが鳴り、じいちゃんは病院へと運ばれました。
1ヶ月後、「じいちゃん、最後かもしれんけん会いにいっとけ」と父に言われ大学病院に行きました。寡黙でほとんどしゃべらない頑固一徹のこわいイメージだった祖父は見まごうような細い体で眠っているのか起きているのかわからない姿でベッドに横たわっていました。声をかけようか迷っていると祖父が目を開け、私に手を伸ばしてきました。細く透き通るような弱々しい手です。涙が止めどなく流れてきて止まらない私は、涙もふかず、祖父の手を両手で握りしめていました。
それからしばらくして祖父はなくなりました。ある日、私は母に「じいちゃんはサンタやっただろ?」と幼い頃の疑問を投げかけました。すると母は「そぎゃんわけなかろ。そもそもあの頑固なじいちゃんがサンタの格好をするわけがなかろ。」と答えました。「でもね、あんたが生まれてうれしかったけん、じいちゃんはあんたの幼稚園の送り迎えはほとんど行きよらしたとよ。」と私の知らないエピソードを話してくれました。
そうなんだ、と謎が解けたような解けないような気持ちでした。だけど私は今も信じているんです、あれは、あのサンタは、じいちゃんだったと。」
メリークリスマスです・・・。
今日は以上です・・・。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
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