木場校長と梅田教頭のつぶやき
いのり・・・
PTA関係者の皆様には、昨夜の小中合同運動会第1回実行委員会に参加いただきありがとうございました。コロナの状況もあり、現時点では確定しない部分が多いですが少しずつ進めていきたいと思います。
朝のあいさつ運動は、令和2年度ファイナルです!
地域の皆様を元気にするため、子どもたちが元気なあいさつをすることはとても意味のあることだと思っています。
たくさんの子どもたちが参加しました!今年の御所浦小の取組を物語っているなあとつくづく思いました。
あいさつ名人カードにシールゲットです!
授業のようすです・・・。
3年生、秘密のことをしています・・・。FOR GRADE 6!
2年生、大切な話・・・。
1年生、音楽・・・。
4年生、単元テスト・・・。
私4年生の単元テストによく出会う気がします・・・。
6年生・・・!
5年生、体育、マット運動・・・。
逆立ちもがんばりました・・・。
トリックアート作品名「マットを貼った天井に手のひらが貼り付いてしまった人・・・」
トリックアート作品名「マットが倒れてこないように寝転がって支えている人・・・」
今日は給食時間の風景も少し撮影しました・・・。
衛生対策はコロナ前からバッチリ!!
教室でも・・・。
給食時間は、6年生へのありがとうメッセージを特集しています・・・。
児童玄関前テレビでは、福山教頭先生と「人はどうやったらモニターの前で足を止めるか?」という実験をしています。
アニメーションやレイアウトを工夫したり・・・。
はてまたバナナのたたき売りならぬ店頭販売で子どもと会話してみたり・・・。
人は、だれかが足を止めて見ていると、横に並んでみる傾向があります。
人は、斜めに貼ってある文字や写真に違和感を感じ興味を示す傾向があります。
人は、音やアニメーションなどに興味を示します。
あまり見ないなと決めつけるのではなく、子どもたちが立ち止まって見るような習慣がつくような工夫の原理が分かれば、このモニターは威力をさらに発揮します・・・。
モニターのみで出題されていた「かんじナイン」合格者でました!
これもモニター活用の実験のひとつです。
シールゲットです!
覚えた人は校長先生まで!
今日は中学校から西村先生が6年生の英語の授業をしに来てくださいました。
レイトンもありがとうございます・・・。
とても楽しそうな授業でしたよ!
中学校に行ったら、西村先生の授業をたくさん受けられますよ!
楽しみですね!
西村先生もありがとうございました!
授業の終わりに西村先生からあったとおり、中学校へ進む楽しみが大きくなったと思います!
6年教室からベランダを通って進むと、5年生は図工です・・・。
6年教室からベランダを通って進むと、4年生は単元テストです・・・。
プリント5枚につき鬼滅スタンプゲットのスタンプラリーもスタンプゲットが進んでいますよ!
6年教室を出ると、3年生のスタンプラリーの認定をしていました!
1年生の作品もすばらしい!
1年生の私の作品見て見て攻撃と3年生のスタンプラリー認定で西村先生のお見送りができませんでした。
失礼しました・・・。
ありがとうございました・・・。
今日のタイトル「いのり・・・」・・・。
明日は3・11、東日本大震災から10年です・・・。
今もなお続く悲しみを私たちは次の世代に伝えなければいけません。
前にも書いたことがありますが・・・。
2011年3月11日、東日本大震災の映像を「日本でもこんなことが起こるんだ」と思いながら見ていたことを記憶しています。
当時からさかのぼること7年、私の友人の命を奪ったスマトラ沖地震の津波の記憶です。
当時タイで働いていた私は、地震発生の2004年12月26日から捜すこと1週間、大晦日の深夜に私たちは友人との再会を果たします。
今日、5年生の授業に入って、その時のようすを話しました。
その準備で、被災地の現場で必死にとった当時のノートを見ながら、決して忘れることのない1週間を振り返っていました。「うちの娘の情報をお願いします」と友人の目撃情報を捜して歩く際に交換で預かった写真は今も私のファイルにあります。親の悲しみはいかほどだったのだろうと思いながらも、その悲しみの深さにただ思いをはせるばかりです。
私の友人は、写真に写る彼女の歯ならびが本人を確認する手がかりとなりました。スマトラの津波から数ヶ月前に一緒に魚釣りに行って、釣った魚を料理して食べているときのスナップ写真です。被災地の現場で、人に尋ねて歩く際に使っていたスナップ写真です。
津波発生から数日経って、日本から彼女のご両親が来られました。空港に迎えに行った車の中で初対面の私にお母様がこんな話をされました。
「娘が1ヶ月前に電話をしてきて、『お母ちゃん、うちを歯のきれいな子に産んでくれてありがとね』と言うんです。なんなんでしょうね。」
彼女が見つかるかも分からない、歯ならびが確認の手がかりになるとも分からないその時点で、なんとなくその話を記憶していたのですが、まさか、その数日後に、歯ならびが彼女の確認の手がかりになったとき、親子のきずなって、どれほどのものだろうとあらためて思うとともに、1ヶ月前の電話で親子で歯並び云々のやりとりをする不思議さに、親子のきずなの深さを感じたことを思い出しました。
子どもを育てるって、そういうことなんだろうと思います。愛って理屈じゃないんだろうなって思います。私なんか全然足りないけれど、御所浦小学校がそんな愛で包まれる学校になればいいなと願いながらの毎日です・・・。
先に行っていた友人たちと私の家族が待ち合わせをしたのは12月26日、地震津波発生時、私と家族はその島へと移動中でした。わずかな時間の差で被災しませんでした。私は今日、あらためて、この命を、人の役に立てていかなければと、思ったところでした・・・。
あの日から17年、私と妻はあのとき話してそれからずっと続けていることがあります。それは出かけるときは玄関前に出て見送ろうということです。もし見送らなくてそれが最後になったら後悔するからです。おかしな話、ケンカして口をきかないときも見送りだけは続けてきました・・・。
今日のタイトル「いのり・・・」・・・。
長渕剛さんの「祈り」にこんな詩があります・・・。
「お前が去ってくその前になぜに電話くれなかったか。優しすぎるお前のことだからそれが思いやりのつもりだったのか。」
今日、そして明日、子どもさんと命の大切さについてお話をしていただければと思います・・・。
最後に5年生の子どもたちが書いてくれた感想の中からひとつ紹介します。
「先生の話を聞いて、すぐに子どもたちのところへ行って、その後すぐに友だちを捜しにその場所に戻ったのがすごいと思いました。自分だったら怖くて捜しに行けないかも知れません。それで遺体安置所などは亡くなってしまった人がたくさんいるのに、その場所に行くのがすごいと思いました。いきなり大事な人がいなくなったら、自分だったら本当に悲しいと思います。先生は決心を決めていたのですごいと思います。見つかったのは先生たちががんばったからだと思いました。」
今日は以上です・・・。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
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