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木場校長と梅田教頭のつぶやき

夢をかなえるゾウ

明日から5連休、今日はゴールデンウイーク前の最後の学校です・・・。

方角によって、青空と曇り空が混在する今日の御所浦・・・。

 

 

 

 

4月企画運営委員会のあいさつ運動は今日が最終日、たくさんの子どもたちが参加しました・・・。

ごしょっこの元気で、町を元気に!

企画運営委員さんも、最初の取組、おつかれさまでした!

 

 

 

 

 

朝活は、たてわり班の顔合わせでした・・・。

掲示する写真撮影も兼ねて・・・。

メイキング写真を紹介・・・。

メイキング写真のすべてに熊野先生が登場・・・!

 

 

 

 

1年生、算数・・・。

タンバリンをならした数のブロックを取る活動・・・。

基本の基本のここから学習は始まります・・・。

 

 

 

 

2年生、挙手の手が気持ちいいですね・・・。

外国語活動の動画を清田先生がごしょチューブにアップしてくれていますよ・・・。

 

 

 

3年生、音楽・・・。

 

 

 

 

のびのび、このように、のびのび教室で学習をする子、交流学級で学習に参加する子が森先生のカリキュラムのもと、組み合わさっています・・・。

机に着替えが畳んでおいてあるということは、5年生は体育ですね・・・。

 

 

 

 

4年生、ドリルは大切・・・。

 

 

 

 

6年生、次の時間、道徳、観に来ますね・・・。

 

 

 

 

5年生、体育でした・・・。

遠くに見えし、5年生・・・。

今から行きます・・・。

行ってきました!

走り幅跳びの激写3まい・・・。

カメラ機能がすごい! 

 

 

 

3校時、6年生の道徳のGT(ゲストティーチャー)に入るため、6年生教室におじゃましました。

ステキな授業だったので紹介します・・・。ステキな部分には(ナイス)と入れています。

保護者のみなさまにとっては若干マニアックな教師あるある的な展開になりますが、先生たちの授業づくりの一面、日々の努力を垣間見てくださればうれしいです。またここまで1ヶ月間、6年生と中村先生が紡いできたステキな時間に敬意を表します。

 

まず簡単に今日の授業の教材を紹介します。

「あこがれのパティシエ」

「遠藤さんはケーキ屋を営んでいます。ここまでの道のり、夢をかなえるための日々を遠藤さんが振り返ります。中学校を卒業してデパートの食堂に就職、配属はチョコレートパフェやホットケーキを作る部門です。がむしゃらに働き続け、同系列のレストランのお菓子担当をすることになり、フランス菓子を専門にする親方のもとで働きます。遠藤さんは親方からフランス語で書かれたレシピを渡されます。辞書を片手にノートを書き写す日々に、遠藤さんは本場パリでの勉強を夢見るようになります。働いて働いてお金を貯めた遠藤さんは、25歳でパリに渡ります。5年後に帰国し、あるケーキ屋でパティシエを9年間務めたのち、自分の店を持ちます。そこまでの学びの日々と「人をよろこばせたい」という情熱を遠藤さんが語ります・・・。」

 

 

授業の流れを時系列に並べました・・・。

10:20

先週の道徳のふりかえりから始まります(ナイス)。

同時に価値の確認を行います。「自分の特徴って何?」フリートークのあと、長所短所でペアトーク。話し合いの形態を変えながら、今日の学習が何に迫るのかを確認します(ナイス)。

下の写真は6年生のスタートに書いたプロローグを確認に行っています。

価値の確認をしたところからの今日扱う教材へと入っていきます。価値の確認から教材の提示までの流れがとてもスムーズ(ナイス)。(まるでテレビ番組「知ってるつもり?」の関口宏さんのような・・・)

教科書を開いたところでただ「いいですか?」の合図でCDの範読が始まりました。いつもそうしているのですね。短い指示(ショートカット)で進めることができます(ナイス)。

CDの範読と並行して、中村先生は黒板にストーリーをまとめていきます。

 

10:30

CDの範読を聴き終わった時には黒板にストーリーができあがっているので、「誰がなんと言った?」なんてストーリーのふりかえりに時間を割く必要がありません。中村先生が特に扱いたい部分だけ焦点化してふりかえり(ナイス)をします・・・。

授業開始からCD範読聴き終わり、ストーリーを把握するまでわずか15分(ナイス)。

 

10:35

トントントンと気持ちよいテンポ(教師と子どもが同じ呼吸)で授業は進み、「遠藤さんはどんな気持ちでパティシエになったのかな?」と聞き、フリートークで交流したあと、「遠藤さんの長所って?」と発問を変えます。「あきらめないところ、やさしいところ、努力するところ」と子どもたちがフリートークで答えたのち、「では、ワークシートに書いてもらいます」とワークシートを配ります。本題に迫る大切なこの問いかけをわずか2分で終わらせます(ナイス)。

 

10:37

ワークシートに書くために中村先生が指定した時間は3分。3分後、次の活動へと移ります。終わってないからあと1分とかしているといつまでもタイムロスはなくなりません。たぶん4月からの学習で作業時間の設定の確認をしているのでしょう(ナイス)。

中村先生はこの3分間、書いている子に声をかけ、個別に書き込みのレベルアップを促しました(ナイス)。

 

10:40

ワークシートへの書き込みが終わると、子どもたちは席を立って友だちの席へ行き、ワークシートの書き込みを見て回ります(ナイス)。

その後、席に戻ります。発表です。一旦全員立つと、発表をした子から座っていく方式です(ナイス)。

時折、「なんて言ったの?」と発表したのとは他の子に聞きます。その一言で、子どもたちは友だちの発表を聞くことが習慣化されます(ナイス)。

ここまで授業開始から25分。20分を残し授業は核心へと進みます・・・。

 

10:45

板書された子どもたちの発表を眺めながら、この「あきらめない」「努力」はどこから感じるの?「やさしい」はどこから?と子どもたちの発言を掘り下げて、深めていきます(ナイス)。

その後、秀逸だったのが次の聞き方です。「遠藤さんの長所は『あきらめない』『努力する』『やさしい』とか言ってくれたけど、一番はどれですか?」別に一番を決めるわけではないけど、その作業をすることにより子どもたちの思考が焦点化されていきます(ナイス)。

 

10:50

そして「今日の心」を書き込んで発表、校長の話を聞いて、授業全体のまとめをそれぞれ書き込んで発表、の45分の授業で、6年生と中村先生は「自分の特徴を見つめて」というこの時間のテーマにバッチリ迫ることができました。

子どもたちの学びの姿勢、中村先生の仕掛け、学習の仕方の積み重ね、子どもたちと先生の呼吸などなど、随所に6年生のこの1ヶ月の学びが見えてすばらしい授業でした。

最も特徴的なことは「タイムコントロールの妙」です。子どもたちと合意のうえで、授業が効率よく進みます。今日はあえて時刻を記入していますが、基本的に5分単位で授業が展開していきます。おそらく、6年生と中村先生の合意は、読み取る、書き込む、話し合う等のやり方のパーツを組み合わせながら授業が展開していくと言うこと、つまり他の教科や内容でも、そのパーツの組み合わせにより、授業が効率よく展開していくと推測できます。

 

 

では、これを自分のクラスで反映させるためにはどうすればいいでしょうか?

「読み取る」「書き込む」「話し合う」等の学習活動についてそれぞれ、クラスの子どもの発達段階等に合った複数のやり方を子どもと確認(練習)しておく、教材や内容により、いずれかのやり方を選択し、組み合わせていくことが大切かと思います。

・・・ってこれが別に研究授業でも何でもないところがすごい・・・。

 

 

今日のタイトル「夢をかなえるゾウ」・・・。

今日の6年生の道徳の授業で私がしゃべった内容は以下の通りです。

「あなたの夢は何ですか?」「私は○○のために勉強する」・・・と決めると、夢が近づきます。

将来の夢を決めてない人?とりあえず決めよう!

新しい世界を知るたびに夢は変えてOKだから!

夢が変わる人の例:校長先生の場合「学校の先生になる」でも、アルバイトの経験で「料理も作りたい、カクテルも作りたい」そんな仕事もしたい。というのもあった。

そして「学校の先生になった」「夢が叶った!」

じゃ「次は何だ?」と考えた。「外国で仕事がしたい」「日本人学校の試験を受けた」「日本人学校に行った」

あと5年で定年退職、「次は何だ?」「料理やカクテルをしたい」「キッチンカーをしたい!」

夢は変わるのではなく進化するんだよ!

でも校長先生には時間がない!若いみなさんや若い中村先生がうらやましい!

今年はこれをがんばる!今月はこれをがんばる!今週はこれをがんばる!今日はこれをがんばる!この時間はこれをがんばる!と決めてがんばることが大切です!」

 

 

 

今日のタイトル「夢をかなえるゾウ」・・・。

少し前ですが、水野敬也さんの小説です・・・。

おもしろかったですね、夢中で読みました。

私の驚きと感動は、なんと言っても、実写化でドラマ化が決定したとき、主人公のゾウの神様「ガネーシャ」を古田新太さんが演じたことです・・・。続編も出ましたね・・・。 

 

保護者のみなさまの夢は何ですか?子どものために一生懸命やってた時間が終わり、子どものいない生活が再開します・・・。そのときふと思ったのは、自分の夢、自分の生き様が定まってないと、子育てが終わったときに、なんとなく人生が終わっちゃったみたいになってしまうこと・・・。子どもはその後も成長を続けます。子どもには負けられないですよ。いくつになっても夢を追い続ける大人でいたいですね。

 

 

 

コロナに気をつけながら、よい連休をお過ごしください・・・。

 

 

今日は以上です・・・。

本日も最後まで観ていただきありがとうございました。

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