木場校長と梅田教頭のつぶやき
プール開きと人権集会
雨があがり、少し晴れ間の見える空が、とてもうれしい朝です・・・。
そうなんです。
今日は、プール開きです・・・。
ほどよい日ざしのもと、低学年(2校時)、高学年(4校時)、中学年(5校時)にプール開きが行われました。
子どもたちの水着姿のホームページへの掲載は避けていますので、今回プール開きのようすは、清田先生の姿でお知らせします・・・。
プールの約束を確認しました・・・。
準備運動をしました・・・。
足首も十分回しました・・・。(逆アングルも・・・)
シャワーを浴びました・・・。
水慣れをしました・・・。
プールに入りました・・・。
プール開きの最初に、私から、水の危険についても話をしました・・・。
海でこわい体験をしたことも話しました・・・。
プールの安全な使い方、さらに海での安全な過ごし方について、子どもさんと十分話をしてください・・・。
業間は、人権集会でした。
各クラス代表1名からなる人権委員の進行で集会が進みます・・・。
まずは岩下教頭先生の話がありました。
各クラスの人権学習のようすと人権目標の発表もありました。
最後に御所浦小の人権宣言の発表がありました。
人権集会のようすを、岩下教頭先生の話に乗せて紹介します・・・。
今日は、人権とは何かについて話します。
「人権」という言葉は、「人」という漢字と「権利」という漢字の「権」を書きます。
権利とは、簡単に言うと、「していいこと」「やっていいこと」のことです。その字を組み合わせて「人権」という漢字を書きます。
では、「人権」とは何か。簡単に言うと、「人として持っている権利」もう少し詳しく言えば、「人として、安心・安全に生きていくことができる権利」のことです。これは、誰もが生まれてすぐに持っている権利です。
そして、人からその権利を取り上げられたり、邪魔されたりすることはありません。
学校の中でこんな様子を見たことがありませんか。
例えばこんなことです。
・友達の悪口を言ったり、うわさをしたりする。
・楽しそうに遊んでいる友達の周りでひとりぼっちでいる。
・友達が嫌がるような意地悪やいたずらをする。
・友達にチクチク言葉を使ってしまう。
こんなことをする人が近くにいませんか。それは、友達の「人として安心・安全に生活していく権利」を奪っていることになります。
今日は、各学年で人権宣言を発表します。
つまり、あなたたち一人一人が各学級で「どうしたら、人として安心・安全に学校生活ができるか」を考えたものです。
言葉で言うことは簡単です。
大事なことは、それを普段の学校生活で意識して生活することです。
しっかりと各学年の発表を聞いて心で感じて行動につなげてほしいと思います。
各学年の発表で、5年生は「水俣に学ぶ肥後っ子教室」とリンクした人権学習を行いました。
子どもたちのしっかりした学びを、5年生の発表の言葉で紹介します・・・。
「今から5年生の発表を始めます。私たちは人権学習『この子とともに』を通して多くのことを学びました。水俣病に対する偏見、差別が原因で、水俣病患者やその家族など、多くの人が苦しみ、悲しんできたこと。周囲の人々は、自分のことばかり考え、水俣病やその患者さん、家族のことを知ろうともせず、決めつけ、差別していたこと。水俣病患者やその家族の人々は、まわりから冷たい目を向けられ、差別されてもそれに負けず勇気を出して、おかしさに立ち向かったこと。みんなのため、子どもたちのため、明るい未来のため、あきらめず、協力し、歩み続けてきたこと。
私たちはこれらのことから4つの大切なことを学びました。自分のことだけでなく、相手の気持ちを考え行動すること。決めつけるのではなく、まず正しく知ることが大切だと言うこと。みんなのためにできることを探し行動すること。うわさ話をしない、させない、信じないこと。これらのことから、私たち5年生の人権目標は、『相手のことを考えて行動し、人との関わりを増やして、その人を正しく知り、いいところをたくさん見つける5年生』に決めました。
この目標を目指して、みんなで差別や偏見に立ち向かっていきたいです。
これで5年生の発表を終わります。」
それでは出張に出発します・・・。
今夜のPTA役員会、運営委員会もお世話になります・・・。
戻ってきました!
放課後子ども教室の写真を届けていただいたので、紹介します・・・。
今日は特に体育館だったので、子どもたちは楽しみにしていました!
いつも本当にありがとうございます!
今日は以上です・・・。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
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木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
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