木場校長と梅田教頭のつぶやき
あかいセミと名医順庵と道徳の心・・・
朝のあいさつ運動です・・・。
いつもあいさつ運動に来てくれてありがとう・・・。
朝はバリスタタイムです・・・。
私は2年生の担当なので、1階の1~3年生の様子をお知らせします・・・。
みんな一生懸命がんばっています。
プリントを5枚終わるとマスを1つ塗り、マスを5つ塗ると、先生シールがもらえます・・・。
先生シールはオリジナルプリクラで、デザイン違いや色違いを含めると現在約98種類、コレクション欲を活用します。
授業のようすです・・・。
1年生・・・。
2年生・・・。
3年生・・・。
のびのび・・・。
4年生・・・。
5年生・・・。
6年生・・・。
2校時と3校時はブラッシュアップ研修ということで、天草市教育委員会から武藤アドバイザーと松下指導主事に来校いただきました。
2校時は4年生と田島未和子先生ががんばりました。
教材は「あかいセミ」・・・。
主人公は、近くのお店で、つい赤い消しゴムをポケットに入れてお金を払わずにお店を出てしまいます。そのことをずっと気にしている主人公は、妹に強く当たったり、友だちといるときは捕まえたセミの羽をちぎろうとしたり、と赤い消しゴムのことが頭から離れないまま眠りにつきます。主人公は夢を見ます。赤い消しゴムをぬすんだお店のおばちゃんが握った拳の中には羽根のないあかいセミが・・・。びっしょり汗をかいて目覚めた主人公は赤い消しゴムをぬすんだことを母に打ち明け、母とともに店に向かい、ごめんなさいとあやまり、ゆびきりげんまんをします。
子どもたちは自分が主人公だったら「言える」のか「言えない」のか、意見を交換しながら、「正直、誠実」という価値を深めていきます。
3校時は5年生と田嶌駿樹先生ががんばりました。
教材は「名医、順庵」・・・。
名医順庵のもとで修行をする勉強熱心な孝吉のもとに、遠く離れて暮らす母からの手紙であった。手紙は、母が重い病気にかかり寝たきりになってしまったので早く帰ってきてほしいという内容であった。孝吉はこのことを師であり、修行にきびしい順庵に話そうか迷っていたのだが、治療によいとされるたいへん高価な高麗人参を薬部屋から持ち出してしまう。孝吉はその場面を順庵の弟子の一人に見つかり、集まったみんなから責められる。そんな孝吉を部屋に呼んだ順庵は、話を聞き、孝吉に高麗人参を持たせ、母の元に帰します。
子どもたちは自分が順庵だったら孝吉を「許す」か「許さない」か、意見を交換しながら、「寛容」という価値を深めていきます。
ここから「 」の部分は、教育あるあるなので、興味のない方はスルーしてください。
「2人の授業のあと、4校時は天草市教育委員会から道徳の授業について話していただきました。まず1つ目に、すべての学校の教育活動で、道徳的実践の指導を行うことが大切、つまり、道徳の授業で身につけさせたい「最後まであきらめずにがんばる心」や「友だちと協力して取り組むこと」「ゴミを散らさないこと」「感謝の心」「自然愛護」などなどは、道徳の授業だけではなく、毎日の学校生活の中で育てていくことが大切であるということです。2つ目に先生がコントロールをして学級の規律が保たれるのではなく、子どもたちの「自律」によって学級の「規律」が成立している状況を作ることが大切であるということです。3つ目に「自分だったらどうするか」を考えさせるために、「さまざまな登場人物の立場で考えること」「ねらいとする道徳的価値のさまざまな面を考えること」「道徳的価値を支えるさまざまな根拠を考えること」「焦点を絞って考えたり視野を広げて考えたりすること」「変化する気持ちを考えること」「人間の弱さを捉えて考えること」など多面的多角的な見方を示すことが大切だということです。このあたりを考えながら、御所浦小学校は道徳の授業を進化させます。」
清田先生から、ライアン先生と秋田先生のツートップ外国語活動の写真が届きました!
行けなくてごめんなさいね・・・。
午後は、6年生は家庭科調理実習・・・。
おいしかったです!
そして、3年生は漁協見学の校外学習・・・。
今日は参加しようと走ってなんとか後半、間に合った・・・。
ありがとうございました!
今日のタイトル「あかいセミと名医順庵と道徳の心」
今日は道徳の授業をがんばる、4年生と5年生と田島先生と田嶌先生のがんばりを紹介しました・・・。世の中はいろいろな価値があり、私たち大人はひとつの価値ではなく、2つ以上の価値の中で迷うこともしばしばです。でもそんなときの判断力や行動力も鍛えないと強くなりません。だから道徳の学習を毎週一時間積み重ねていきます。6年間で210時間、中学校を合わせると315時間、積み重ねるととても貴重な学びです。
だけど、だけど、先ほど天草市教育委員会の話にも書いたように、この道徳の学びは315時間にとどまりません。1日の学校での時間を8時間、1年間の授業日数を200日とすると1600時間の学校生活も学びがあります。それを小学校6年間中学校3年間の全てを子どもたちの心を育てる時間に使うと言うことです。つまり義務教育14400時間、心を育てる、ということです。その時間にはきっと先生のいない時間ももちろんあります。そんな時間でもきちんと掃除をするとか、課題に取り組むということもまた学びだと思います。先生のいないところでもきちんとがんばれる子、親のいないところでもきちんとあいさつができる子であってほしいですね。
そして、さらに、子どもの心を育てるのは学校にいる9年間の14400時間だけではないと言うことです。その約2倍、28800時間は家での時間(睡眠含む)です。だから家で親がどんな価値観を見せるのかもとても大切です。
実は今朝、こんなことがありました。
私があいさつ運動をしながら集めた落ち葉を、往復200m先の体育館向こうの落ち葉集積場まで持っていこうとすると、「校長先生、ぼくが行きます」と私の持つちりとりを受け取ろうとする5年生。しかも、その子は、今、落ち葉集積場へ落ち葉を持っていって帰ってきているところです。さらに、私のところまで走ってやってきたのです。とてもすばらしいと思いませんか?「ずっとその心を持って大きくなってね」と話をしたところでした・・・。
子どもの心は学校だけで育つとは思いません。よその子も含めて、みんなで子どもたちの心を育てましょう。
今日は以上です・・・。
本日も最後まで観ていただきありがとうございました。
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木場校長と梅田教頭のつぶやき
すてきな掲示の数々 環境がひとを育てます
すみません。今日は終日校外に出ておりましたので、校内の環境についてです。
まずは今日の給食です。美味しくいただきました。
さて、教室の掲示がとても充実しています。環境はひとをつくるともいいます。他にも子どもたちの豊かな心を育む環境がいっぱいです。
教室の環境は子どもたちにとって1番身近な学びの環境です。
担任の意図的な掲示で子どもたちのモチベーションを高めたりや見通しをもたせたり、工夫がいっぱいです。
6年生教室です。
5年生教室です。
4年生教室です。
SNSやタブレットなどの通信機器に関する御所っ子ルールもリニューアルです。
委員会の掲示も活動していることが見て分かるように工夫されています。
図書室前には中学生が作ったポップを紹介。「本のポップコンテスト」でQRコードを読み取り好きなポップを選びます。
小学校と中学校の連携によるつながりです。
畑に目を移しますと、桜島大根がこんなに大きくなっていました。今日の夕方も畑の先生方来てくださり、次に植える畑の準備を選びしてくださっていました。ありがとうございます。
畑からも子どもへのよい影響を感じます。
御所浦イルミネーション実行委員の皆さんを中心にイルミネーションの準備もしてくださっています。6年生も点灯式に向けて様々な取り組みを準備中です。町の皆さんの御所浦を思う気持ち、子どもたちの御所浦を思う気持ちの相乗効果ですばらしいイルミネーション点灯式となるでしょうね。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 木場 正敏
運用担当者 ICT推進担当 小濱 片岡