木場校長と梅田教頭のつぶやき
卒業おめでとう
ぼくらは
きっと待ってる
きみとまた
逢える日々を
桜並木の
道の上で
手を振り
さけぶよ
どんなに
苦しいときも
きみは
笑っているから
くじけそうに
なりかけても
がんばれる
気がしたよ
かすみゆく
景色の中に
あの日の唄が
聞こえる
さくら
さくら
今、咲き誇る
刹那に散りゆく
運命と知って
さらば友よ
旅立ちの刻
変わらないその想いを
今
今なら
言えるだろうか
いつわりのない言葉
輝けるきみの未来を
願う本当の言葉
移りゆく
街はまるで
ぼくらを急かすように
さくら
さくら
ただ舞い落ちる
いつか生まれ変わる
瞬間を信じ
泣くな友よ
今、惜別の時
飾らないあの笑顔で
さあ
さくら
さくら
いざ舞い上がれ
永遠にさんざめく
光を浴びて
さらば友よ
またこの場所で会おう
さくら舞い散る道の
さくら舞い散る道の上で