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木場校長と梅田教頭のつぶやき

集団宿泊教室を振り返って

10月5日(水)6日(木)5年生があしきた青少年の家に集団宿泊教室に行きました。

出発前、校長先生からの話がありました。

御所浦小の集団宿泊教室は、船で行きます。芦北まで本渡から陸路で行くと時間がかかりますが、御所浦からあしきた青少年の家まで船でわずか30分。とても速かったです。

桟橋に向かうと、なんと!全校児童がお見送りに来てくれました。「行ってらっしゃい!行ってきます!」お互いに手を振り合う光景はとてもいいですね。

入所式。集団宿泊教室で大切にしてほしい3つのK「共感・交流・向上」についてお話がありました。

この二日間で5年生がどんな成長を見せてくれるか楽しみです。

入所式後は、ビンゴオリエンテーリング。施設内の森、海をグループで協力しながらポイントを目指して回ります。

私が立っていたポイントからの風景です。子供たちにとって、いつも見慣れている海でも場所が変わると、改めて気付く海の素晴らしさもあったようです。

午後からは、ペーロンです。ペーロンは、もちろんみんなで息を合わせて漕がないと前には進みません。5年生のチームワークの見せ所です。

さぁ!御所浦丸の出航です!多少風があったものの、指導員の方々も「うまい!そろってる!」と言われるほど、息がぴったりの5年生。御所浦丸は、ぐんぐん進んでいきます。

みんなで息を合わせる大切さ、これは、学校生活でも同じこと。全校児童が同じ方向を向いて息を合わせる(行動する)ことで船(学校)は大きく進みます。今後も、子どもたちも職員も同じベクトルで進み、学校をよりよくしていきます。

夕方、西の海に沈む夕日。↓写真の奥に見える島が御所浦島(右側には横浦島も見えます)です。違う場所から自分たちが住む島を見るという貴重な機会でした。

入浴、夕食後は、ナイトゲーム。

暗い夜道を班で歩きます。↓写真は、一番明るく見える星を指さしています。

活動後の子供たちの感想には、「風で揺れる木々の音、虫の音が聞こえてきました。」「一人では怖くて行けない夜道も仲間がいると行けました。仲間の大切さ、温かさを感じました。」一人ではできないことも、仲間の支えでできること等貴重な体験でした。

2日目の朝。とても清々しい朝でした。朝からラジオ体操。

対岸に見える御所浦島、横浦島に向かって「御所浦、おはよう~!」とあいさつ。素敵な子供たちです。

2日目の午前中は、ニュースポーツ(ガガ、シャッフルボード、ペタンク)をしました。

大盛り上がりでした。

午後からは、焼杉体験。杉の板をバーナーであぶり、たわし、雑巾ですすを落としてつやを出します。その後、絵や文字を書き、世界で一つだけの作品が仕上がりました。

あっという間の2日間。退所式では、あしきた青少年の家の方から、言葉をいただきました。

「は:初めてのことに挑戦してください。 な:仲間を大切にしてください。 し:自然を大切にして下さい。」

あいさつ、5分前行動、仲間との協力、友達とのつながり等など。この集団宿泊教室での学びを学校生活の中で生かすことが大切です。この2日間で何倍も大きく成長した子供たち。これからの活躍がとても楽しみです。

学校横桟橋に着くと、先生方がお出迎えしてくださいました。活動を校長先生に報告。

友達、自然とのかかわり、感謝の心等、充実した集団宿泊教室でした。

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