学校生活

9/18【6年生】「学校の宝物」を未来につなぐ

6年生は総合的な学習の時間に、「学校の宝物」をテーマとして学習を進めています。現在、子どもたちが取り上げているのは、平成25年度卒業生が卒業制作として設置した学校の木製看板です。

この看板は、本校が平成24年に開校してから2年目の卒業生によって制作されたもので、長年にわたり学校を訪れる方々を迎える案内看板として親しまれてきました。

しかし、設置から時が経ち、木材の腐食や色あせが進んでいるため、安全面や視認性の面で課題が見られるようになっています。

そこで6年生は、「この看板にはどのような思いが込められているのだろう」「これから先も学校の宝物としてどのように受け継いでいけばよいのだろう」という問いをもち、学習を進めています。

今回の学習では、看板制作当時の担任の先生と、平成25年度卒業生3名をゲストティーチャーとしてお招きしました。

担任の先生からは、3つの学校が統合して本校が開校した当時の様子や開校式の思い出、開校間もない頃の学校生活の様子、そして卒業制作として看板づくりに取り組んだ様子などについてお話いただきました。

子どもたちにとって(おそらく先生にとっても)初めて知ることばかりで、スライドの写真に映し出される当時の様子を見ながらとても興味深そうに聞き入る姿が見られました。

 

お話しの最後には、「卒業生の思いを大切につないでくれてありがとう」という温かいメッセージもいただき、子どもたちは先輩方の思いが込められた看板の価値を改めて感じることができました。

 

3名の卒業生の皆さんには、子どもたちからのたくさんの質問に丁寧に答えていただきました。「看板を立てたときにはどんな思いがありましたか」「この看板をこれからどうしていきたいと思いますか」といった看板に関する質問だけでなく、「3校が統合して、どうやって他の学校の人たちと仲良くなったのですか」「小学校時代の一番の思い出は何ですか」など、当時の学校生活についての質問も次々に出されました。

 

6年生は先輩方の生の声に真剣に耳を傾けながらメモを取り、学校の歴史や伝統、そして人と人とのつながりについて理解を深めていました。

今回の学習を通して、子どもたちは看板そのものだけでなく、その背景にある先輩たちの願いや学校への愛情に触れることができました。これからの学習では、この学校の宝物をどのように守り、未来へ受け継いでいくことができるのかを考え、自分たちなりの提案をまとめていく予定です。

お忙しい中、貴重なお話を聞かせてくださったゲストティーチャーの皆様に心より感謝申し上げます。子どもたちにとって、本校の歴史と伝統に学ぶ大変貴重な機会となりました。この出会いを大切に、学校の宝物をどう未来につなぐのかじっくり考え、その思いを形にしていきたいと思います。