学校生活

平成29年度~

「井上茂文庫」開設しました

12月19日(火) 

 今年8月、現在熊本市にお住まいの井上茂様という方から、本校児童のために図書購入費に充ててほしいとのことで、300万円のご寄付をいただきました。

 井上様は、現在94歳。80年前に、井上様のお父様が教頭先生として富岡小に勤務され、その時、井上様も富岡小学校に通われていました。井上様は、富岡小学校での生活がとても思い出深く記憶に残っているそうです。

 今年度、100万円293冊の書籍を購入しました。来年度以降毎年50万円ずつ書籍を購入する計画です。12月に準備が整い、図書室の書架の一角を『井上茂文庫』とし、児童への貸し出しを始めました。児童は真新しい本をうれしそうに手に取り読んでいます。児童は手紙を書き、井上様への感謝の気持ちを伝えました。本当にありがとうございました。大切に使わせていただきます。

火災避難訓練

12月15日(金)

午前10時35分、理科室から火災発生という想定で避難訓練を行いました。職員室でも、連絡を受け、消防署に連絡をします。校内放送後、子供たちは続々と避難場所である体育館(この日は朝から雨で避難場所を運動場から変更しました)に集まってきます。1年生も、ハンカチ等で口を押えながら真剣に取り組んでいました。

避難の放送があってから、体育館に全員避難完了するまでの時間は、2分56秒でした。体育館では、消防署の方から火災の時どのような行動をとるとよいのか、天草管内や苓北町の火災の現状、消火器の使い方などについて詳しくお話しいただきました。子供たちも興味津々、いい反応をしながら集中して聞いていました。

最後に、お礼の言葉を述べて避難訓練終了。今回は、1階の防火扉を閉め、その扉の役割や使い方についても説明していただき、教室に帰るときに扉を通る体験もすることができました。

空気が乾燥して火災が多くなるこの時期、火災を起こさない意識を高め、万が一火災が起こってしまったとき、自分の命を守るため速やかに安全な場所に避難できるようになりたいものです。

 

持久走大会試走

12月13日(水)

19日(火)の持久走大会本番に向けて、2回目の試走が行われました。本番と同じ時刻にスタートします。写真は、中学年のスタートの様子ですが、運動場をまず1周する際、すでに走り終わった低学年の子供たちからの声援が響いていました。

この日は、とてもいい天気で、前回よりもいい記録が出ていたようです。本番は、天気予報では、雨模様でかなり寒くなりそうです。雨や寒さ対策をしっかりと行い、終わった後で風邪などひかないよう気を付けてくださいね。

保護者・地域の皆様、応援等よろしくお願いいたします。

 

薬はどんなときに使う? ~学校保健委員会・薬物乱用防止教室(5・6年)~

12月11日(月)

5・6年を対象とした薬物乱用防止教室の前に、今年度は学校薬剤師・保護者・学校職員を交えて学校保健委員会が開催されました。まず、養護教諭から富岡小の健康診断結果や治療状況についての報告があり、続いて学校薬剤師の先生から、今問題となっている「オーバードーズ(薬を使うときの一回あたりの用量(dose)が過剰である(over)こと、または薬物の過剰摂取に及ぶ行為のこと)」についてお話しいただきました。短い時間ではありましたが、学校における健康問題について情報を共有し、健康づくりを推進してしこうという意識を高める時間となりました。

学校保健委員会の後は、学校薬剤師の先生を講師にお迎えして薬物乱用防止教室が開催されました。保健委員会の子供たちが、進行していきます。

昨年度は、薬物の中でも「たばこ」についてのお話でしたが、今年度は、子供たちが病気の時に服用する「薬」から薬物乱用について考えていきました。薬は、風邪やけがなどの時健康な状態に戻すために使うものであり、今よりよくなる事(勉強がはかどる・楽しくなる・気分がよくなる等)のために使ってはいけない、風邪薬や頭痛薬なども、用法を間違え用量を超えると薬物になる・・・等分かりやすくお話しいただきました。

先生からのお話が終わった後、質問や感想が述べられました。「お正月のおとそも飲んではいけないのですか?」の質問に「『ちょっとだけなら』『少しだったらいい』というのは薬物乱用の入り口です」という先生のお話に、今まで勧められて口にしていた子供たちもきっぱり断ろうと思ったようです。

オーバードーズ、大麻グミ・・・など、子供たちを取り巻く社会環境から子供たちの健康を守っていくためにも、子供たちとともに学校・家庭・地域一体となって最善の方策を考え、取り組んでいかなければならないと強く感じた学校保健委員会・薬物乱用防止教室でした。貴重なご講話、ありがとうございました。

 

 

お世話になりました ~2学期最後の読み聞かせ(低)~

12月11日(月)

この日は、2学期最後(今年最後)の読み聞かせが行われました。まず、1冊目の本は「うさぎとかめ」。みんな知っているお話ですが、絵本の挿絵がとてもきれいで、子供たちも引き込まれていました。

2冊目の本は、「さむがりやのねこ」。さむがりやのねこが、あたたかい南のくにをめざして旅に出ますが、途中で災難にあってしまいます。たどり着いた家の洋服かごの中で寝ていたところを服と一緒に洗濯され、絞られて、しまいには吹雪の中に干されてカチンコチンに凍ってしまいました。最後は、走って逃げるうち体が温まり、ねこはうれしくなってしまいます。・・・というお話です。展開がとても面白く、聞いている子供たちや担任の先生の笑顔が印象的でした。

最後に、感想発表タイム。たくさんの子供たちが2つの本についての感想を発表しました。

毎週月曜日の読み聞かせ、どの学年も目を輝かせながらお話を聞いています。心に響くいいお話を子供たちのために選んで読んでくださっているたんぽぽホールの皆様、2学期も大変お世話になりました。

3学期も、どうぞよろしくお願いします。

富っ子のみなさんも、冬休みはいろいろなイベントがある事でしょうが、本もたくさん読んでくださいね。

お父さん、お母さん、先生方、力を合わせて頑張りました ~苓P協ミニバレー大会~

11月28日(火)

19時から、苓北町体育センターで、苓P協ミニバレー大会が行われ、苓北町の小中学校の保護者や先生方がチームを作ってミニバレーのゲームを楽しみました。富小のPTA会長も進行役として活躍されていました。

富小からは、6年生保護者によるチームとそのほかの学年の保護者によるチーム、2チームに先生方が交じって出場。勝ち負けに関係なく、和気あいあいとした雰囲気の中で同じチームの保護者同士、他の学校の参加者との親睦を深めることができました。来年は、今年より多くのチームを作ってゲームを楽しみましょう。

参加してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

大きくておいしそうないもが たくさんとれました!

11月28日(火)

3・4時間目に、1・2年生は学校前の畑でいも掘りを行いました。いもの苗を植えてからこの日まで、畑の管理をしてくださった地域の方や、前地域学校協働活動推進員の方にも、手伝っていただきました。子供たちがいもを掘りやすいようにと、1列だけを残して後は全ていもの葉やつるを切っておいてくださっていました。  

まずは、残してあった1列のいものつるを切る作業を体験します。その後いよいよ、いも掘りの開始です。

いもを傷つけないように、移植ごてで丁寧に周りの土を掘っていました。大きないもが姿を現すと歓声が上がっていました。

掘れたいもは、一つ一つが大きくてとてもおいしそうでした。コンテナ4個と一輪車2台分の収穫がありました。2年生が、代表して感想やお礼の言葉を発表しました。最後に、お世話になった地域と方とともに学年ごとに記念撮影。満足感からかみんなニコニコ顔でした。

学校に帰ると、とれたいもをビニル袋に入れて家へのおみやげの準備。たくさん持って帰りたかったようですが、大きないもが多く、5~6個が限界だったようです。その日は、おいしいおいも料理となったことでしょう。

 

持久走の練習が始まりました

11月28日(火)

今年度は、12月19日(火)に持久走大会が予定されています。大会に向けての練習が今日から始まりました。業間の全校体育で体育主任から話があった後、内周(1~3年生)、外周(4~6年生)にわかれて走り始めます。

この日から熊本城マラソンカードもスタートしました。早速、朝の時間や昼休みに多くの子供たちが運動場を走っていました。歩いても距離にカウントされるので、職員も一緒になって参加し、子供たちに負けじとカードに色を塗っていました。自分の体調を考えながら、毎日コツコツと走り続け、体力(持久力)、精神力を伸ばしていってくれるといいですね。

お話の世界に引き込まれました ~たんぽぽホールお話会~

11月27日(月)

4年ぶりに、たんぽぽホールの方々によるお話会が2時間目、ホールで行われました。この日は、10名の方が来校され、1時間目から準備や練習をされていました。

ホールに集まった子供たちは、いつもの読み聞かせとは違う道具の多さなどに興味津々。そして、開会。

まず最初のお話は、「かいじゅう ドッコイ」。特大の紙芝居に、手作りの大きなかいじゅうも登場し、そのクオリティーの高さに驚きました。

2つめのお話は、「バスがきましたよ」。今年度からたんぽぽホールでの活動を始められたという地域学校協働活動推進員さんが、絵本の読み聞かせをしてくださいました。心がほっこりと温まるお話に、子供たちもじっくりと聞き入っていました。

最後のお話は、「へっこきあねさが よめにきて」。これも大がかりな舞台が準備されていました。まずは、尺八の演奏でスタート。大きな背景画や精巧な大道具・小道具、マリオネット(あやつり人形)の巧みな動きに、子供たちも(職員も・・・)わくわくしながらお話の世界に引き込まれていきました。

最後に、図書委員が児童を代表してお礼の言葉を伝えました。

お話会終了後、マリオネットや小道具などにも触らせていただき、大喜びの子供たちでした。1時間のお話会、あっという間に過ぎたように感じました。子供たちの感想には、「どのお話もとてもおもしろかったです。」「楽しい時間をありがとうございました。」「たんぽぽホールさんのように、私も笑顔をあたえる人になりたいです。」など感謝の気持ちが伝えられていました。

このお話会をきっかけに、さらに本を読むことの楽しさを味わいながら、読書に進んで取り組んでいってくれることを願っています。

たんぽぽホールの皆様、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

天草郡市音楽会出場(5・6年)

11月16日(木)

久しぶりの郡市音楽会出場。今年度は、富小を代表して5・6年生が出場しました。朝の集合、いつものごとく予定時刻より大幅に早く集まり、富岡を出発。控室である武道場一番乗りでした。まだ誰も来ていなかったので、ちょっとだけ柔らかい畳の上ではしゃぐ子供たちでした。

会場に移動する前に、武道場で練習。打楽器やバスマスターなどの楽器はなかったので、エアーで演奏。器楽合奏で出場するのは富小だけだったので、他の学校も演奏に注目していました。

会場に移動し、リハーサル。

富小の席は、一番前。本番までくつろぐ子供たち。しかし、心の中では緊張が高まっていたようです。

そして、本番・・・2番目に登場。器楽部の演奏をバックに150周年を迎えた思いを6年生が堂々と発表しました。その後、ハンガリー舞曲の演奏に・・・器楽部の子供たちは大きな舞台に立って演奏することもあったので、さほど緊張していませんでしたが、器楽部以外の子供たちは足がガクガク震えたと演奏後に話してくれました。

演奏が終わった後も、他の学校の演奏を静かに聴いていました。最後の閉会式では、表彰状を代表が受け取りました。

2名の講師の先生の講評用紙には、「目頭が熱くなるほどうっとり聞き惚れました。曲の感じが伝わるようすみずみまで工夫された演奏でした。一人一人の、この音楽会出場に向けた思いがよく伝わりました。」「アコーディオンの弾き方が卓越しており、出ている音もやわらかく、温かい心が表現されていました。オープニングの演出も素晴らしかったです。学級演奏の模範となるような素晴らしい演奏でした。」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。この演奏は、19日(日)の150周年記念式典でも披露します。