学校生活

2020年10月の記事一覧

運動会全体練習スタート~結団式がありました~

10月30日(金)、運動会の結団式をしました。今日から、運動会の全体練習もスタートです。

赤団・白団の各団長が全校児童の前で挨拶をしました。両団長とも、先輩の姿に憧れて、立候補したそうです。「みんなに憧れられるような団長になれるよう、がんばります」と力強いメッセージを送ってくれました。

 

 

 

 

 

 

今日の全体練習は初日でしたので、開会式と閉会式を練習しました。


 

 

 

 

 

運動会の練習を進行していくのは、体育主任の先生です。

開口一番、「先生は、みんながこんなにきれいに、しかもだまって、姿勢良く並ぶことができて嬉しいです」と言われました。子供たちもやっと運動会の練習ができると、心の奥で喜び、そして心待ちにしていた気持ちの表れだろうと感じました。

やることは簡単なのですが、実際素早く整列して黙って待つことは子供にとっては難しく、この指導にとても時間がかかることが実は多いのです。


 

 

 

 

 

校長先生は、「ずっと皆さんを見ていて、並び方や話の聞き方がどんどん良くなっています」とほめてくださいました。

コロナ禍の中で、スポーツ庁から学校の体育の授業におけるマスクの着用の必要性として、感染リスクを避けるため、対人距離2メートル以上を確保した運動であっても、呼気が激しくなる運動をする場合を除いて、できる限りマスクを着用することという依頼があり、子供たちは競技以外はマスクを着用してのぞみます。

授業時数確保のため、今年は運動会の練習をこれまでと同じようにはできませんので、短い時間でできることを子供たちも我々も精一杯頑張ります。

応援よろしくお願いします。

 

さて、運動会をリードする子供たちの代表は団長、教員の代表は体育主任です。

また、職員にもいろいろな仕事が割り振られ、朝から始動しています。体育主任、放送担当の職員が準備をする中で、1年生の開会の言葉の練習も行われています。


 

 

 

 

 

体育主任は、昼休みもコースのポイント打ちをしています。


 

 

 

 

 

こういう姿を見ていた子供たちが「手伝いましょうか?」と声をかけてきます。ナイスな佐伊津っ子たちです。

ということで、運動会の話題は今日の掲載のみにします。本番当日を楽しみにされてください。

 

さて、学校の中では「つよさ部会」が動き出しています。


 

 

 

 

 

今週は「スリッパをならべよう週間」でした。

しかし、本校に来られたお客様がたまたま見られたスリッパは全て逆の方向を向いていた・・・残念でした。

継続指導です。


 

 

 

 

 

どんな標語ができているか、楽しみです。

目を大切に

「目の愛護デー」にちなみ、10月は「目を大切にしよう」というテーマでの学習が各クラスで行われています。

学校において、心と身体の健康の専門家である養護教諭(保健室の先生)が、担任の先生と授業を行います。

まず、目のつくりや働きについて勉強しました。

目は物を見る活動でよく使われますが、筋肉の運動であることから、子供たちの身近にあるテレビ、ゲーム、タブレット、スマホなどで、長時間目を酷使することで目を疲れさせたり、目以外のところも痛めてしまうことになるそうです。目を大切にするにはどうすればいいか、目の疲れをとるにはどうすればよいか、自分に何ができるかを考えました。

「夕食やお風呂を早く済ませる」「ゲームや動画を見る時間を短くする」「時間を決めて生活する」「早く起きる」などが子供たちから出ました。

 

 

 

 

 

 

その後、自分の家での過ごし方を振り返る「自分時計」を作りました。

実際、自分の生活を時計にしてみると、睡眠時間をたっぷりとっている子、睡眠時間が足りていない子がおり、自分の生活を見直す機会になったようです。

 

 

 

 

 

 

睡眠は、一日の脳や体の疲れを取ったり、今日勉強したことを頭の中で整理したり、体を成長させたり、目を休めたりしてくれる人間にとってとても大切な活動です。成長段階にある子供にとっては、心と体と脳を成長させるために欠かせないものと言えます。

大学の先生によると、小学生は9~11時間の睡眠が必要だと言われています。

睡眠が足りないと、疲れがとれない、イライラする、やる気が起きない、病気にかかりやすくなるなど、一日を元気に過ごすことができません。

早く寝るためにはどうすればいいか、ご家庭でも話題にされてみてください。

 

今週から運動会の練習が本格的にスタートしています。


 

 

 

 

 

今日は体育委員より、今年度の運動会スローガンの発表がありました。

どのクラスも短い時間で密度の濃い練習が進められています。

そのため、普段よりも疲れは増しています。

また、学習面ではどの学年も、多くのことについて学習しています。難しい問題などにもどんどんチャレンジもしています。忙しくなってきました。

先ほどの目や睡眠のことも踏まえ、たっぷりの栄養・休養・睡眠をとり、朝には朝ごはんをしっかり食べ、運動会に向け、「切り替え」を大切にしながら、精一杯の力を発揮することができるようにしてほしいと思います。私たち職員も子供たちの頑張りを応援し支えてまいります。

学校の人気者

昨日、長洲町から佐伊津小学校に寄贈された金魚が大人気です。

 

 

 

 

 

 

いつもは毎朝担任を迎えに来るある学年の子供たち。

ちょっぴり担任の先生はさみしそうでした。


 

 

 

 

 

なかよし学級の子供たちは、校長先生から金魚のことを教えてもらいました。


 

 

 

 

 

休み時間毎に来ている1年生です。

水槽が見えないくらい、熱心に金魚の姿を楽しんでいます。


 

 

 

 

 

大人気の金魚ですが、たくさんの子供に囲まれ、嬉しくもあり・・・驚いているのもあり・・・

佐伊津の水になじんでくれることを願います。

 

長洲町からのおくりもの

 新型コロナウイルスの影響で金魚の出荷が激減している長洲町では、町が、生産者から買い取った金魚を金魚すくいのセットと一緒に、希望する自治体や学校などに無償で配布する取り組みを行っておられます。

 長洲町は、金魚の産地として知られていて、14軒の養殖業者が合わせて年間45万匹を生産しているそうです。このうち大半が金魚すくい用の品種ですが、町によると、今年は新型コロナウイルス感染症対策の影響で夏祭りやイベントの中止が相次ぎ例年に比べて出荷が9割ほど落ち込んでいるということです。

 このため、町は生産者を支援しようと、金魚を買い取って希望する自治体や学校などに金魚すくいのセットや観賞

用の金魚が入った水槽と一緒に無償で配布する取り組みを9月から始めておられます。

 10月22日(木)、長洲町教育委員会教育長の戸越政幸様、学校教育課長の松林智之様が来校され、めずらしい金魚5種類と水槽一式を寄贈してくださいました。

 長洲町は甲斐校長先生の前任校があるところです。

 ご縁があり、今回、本校と本渡東中学校に金魚が贈られました。

 大事に育てていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

佐伊津っ子体験活動デー

10月14日(水)、5年生が「佐伊津っ子体験デー」を行いました。

この活動は、新型コロナウィルス感染症拡大防止対策により中止となった集団宿泊教室の代替活動として、担任が企画したものです。普段の学校生活ではできないことを体験することで、子供たちの心と体を育む目的で、学校で実施しました。

1・2時間目は、天草青年の家から2人のスタッフの方をお招きし、「焼き杉アート」を製作しました。

杉板をバーナーで焼き、たわしなどで磨いて板の光沢を出します。バーナーを初めて使う子供もいたようですが、熱風と戦いながら上手に焼いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、思い思いの色つけや飾り付けをし、自分だけの「焼き杉アート」を完成させました。


 

 

 

 

3時間目は、引き続き天草青年の家のスタッフの方に教えていただきながら、「ボッチャ」のボールを使って「ペタンク」を行いました。

ルールもやり方も簡単ですが、なかなか奥が深いスポーツで、子供たちは回数を重ねる毎に上手に作戦を立てるようになっていました。


 

 

 

 

ちなみに、「ペタンク」は、木製の目標球に、金属製のボールを投げ合い、より近づけることによって得点を競うゲームです。今回は子供たちバージョンです。


 

 

 

 

天草青年の家のスタッフの方には、朝早くから3時間、大変お世話になりました。


 

 

 

 

4時間目は、天草市の「お魚教室」という取組を活用して、天草市水産振興課の方を講師にお招きし、天草市の養殖業について出前授業を行ってくださいました。社会の教科書にも養殖業についての学習があります。身近なところでどんな養殖が行われているのか、興味深く話を伺うことができました。


 

 

 

 

その日の給食には、天草の海で育てられたぶりの照り焼きが出ました。結構大きな切り身でした。「今までの魚のおかずの中で一番おいしい」と感激して、食べている子がいました。

午後からは、明瀨海岸の清掃ボランティアを行いました。地域に貢献するという意識を持って、活動をすることはとても有意義な活動です。

ぱっと見た目にはきれいな海岸ですが、全員で30分ほどゴミ拾いをすると、不燃ゴミがたくさん集まりました。


 

 

 

 

集めたゴミは県漁業課の方が回収してくださいました。写真が小さいのですが、たくさんのゴミを集めました。


 

 

 

 


 

 

 

 

一日頑張った子供たちにボランティア活動の最後に、磯遊びのご褒美です。小魚を捕ったり、石投げをしたり、とっても楽しそうでした。


 

 

 

 

「先生の話を聞くと、(焼き杉では)普通の木は長持ちしなくて、炭っぽいやつは、長持ちするのを初めて知りました。」

「初めてペタンクをやりました。最初にしたらおもしろかったです。2回目は、みんなで協力したので勝ちました。3回目は負けそうになっていたけど、みんなで考えたり、協力したりして勝てたのでよかったです。」

「ぼくは、お魚のことについて全然知らなかったけれど、たくさんのお魚についていっぱい分かりました。まだまだたくさん知らないことがあるので、もっとたくさんお魚のことを知りたいです。」

「ごみひろいをしてみると、あぶない物や大きい物や予想してなかったものまでありました。これからちょっとずつごみをひろって、きれいな海にしようと思いました。」

これらは子供たちの感想(抜粋)です。

今回様々な方のお世話になり、一日充実した活動を行うことができました。従来であればできた活動が、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策によりできないものもありますが、工夫次第で充実した活動を行うことができます。

子供たちにとっても心に残る活動になったのではないでしょうか。

およそ10年前、新型インフルエンザが流行したとき、以前私のいた学校でも集団宿泊教室が中止となりました。代わりにバスでの見学旅行(熊本市まで「コカコーラ」の工場見学に行きました)を行いました。それも今はよい思い出になっています。 

自分たちができることを

10月6日(火)、人吉市長 松岡 隼人 様よりお礼の手紙が届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生が、7月の豪雨災害に遭われた牛深、八代、芦北、球磨地域の方々に対して、自分たちに何かできないかと考え、家にあるものをを集め、手紙を添え郵送しました。

事前に、ホームページで調べたところ、「タオル、水やランドセルは足りていること」、「中古品は扱えないこと」などが分かり、家にある新品の文房具を送ることにしたそうです。(下の写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、困っている方々に思いを寄せ、自分たちにできることを考え行動できたことがすばらしいです。これまで佐伊津小学校で学んできたすべてのことがつながっていると感じます。

郵送されてきた手紙には、ご支援をいただいたのにお礼が遅くなり申し訳ありませんと添え書きがありました。

このお手紙については、学校ホームページを改めて運用を始めたばかりで話題としての提供が今となってしましました。掲載が遅くなり申し訳ありません。

 

また、もう一通、6年生宛にお礼の手紙が届きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生が、天草市の世界遺産学で崎津集落を見学した後、案内していただいたガイドさんにお礼状をお送りしたところ、それに対するお礼のお手紙が署名入りで届きました。(署名は抜いています。)また、直筆の丁寧なお礼状も一緒に添えられておりました。このお礼状は6年教室に掲示してあります。今年は様々なところで人とのつながりを感じることのできる年になりそうです。

先生の卵

今週10月19日(月)から23日(金)まで、教育実習が行われています。

来られている実習生は、今回で本校での実習は3回目とのことです。

通常であれば4週間みっちり行うところですが、新型コロナウィルス感染症対策のため、今回は5日間のフィールドワーク研修という実習の形です。

実習生の先生は、今回の実習にあたり、2週間以上前から天草に滞在され、体調万全な状態で学校に来られています。

全9クラスでの実習になりますので、子供たちともまたなかよくなられると思います。


 

 

 

 

 

今日は6年生との学習。朝ボラから一緒に活動しています。


 

 

 

 

 

算数の学習です。担任のサポートをしていただています。


 

 

 

 

 

まだまだ集会はできません。給食の時間に放送での挨拶です。


 

 

 

 

 

昼休みは外で。ドッヂボールにかたっておられます。若さは武器になります。

人にやさしい町

10月15日(木)、4年生の総合的な学習の時間で、車椅子体験を行いました。

総合的な学習の時間は、各学年それぞれテーマに従った学習を行います。4年生の学習内容は「福祉・健康」です。

天草市社会福祉協議会より2人の講師をお招きし、学習を行いました。

まず、車椅子体験では、車椅子の扱い方の説明を聞き、実際に押す側、乗る側に分かれて体験を行いました。

子供たちは見たことはあるけれども、実際に扱うのは初めてで、扱い方の説明は受けたものの、実際に動かしてみると、うまく進まなかったり、扱えなかったり、悪戦苦闘していました。

平らなフローリングでは押すのも乗るのも割と楽にできていたようですが、マットの上では乗っている人も、押す人も感じ方が違ったようです。

次に、認知症サポート研修を受けました。認知症についての基本的な知識や、認知症の方と接するとき気をつけることなどお話しいただきました。

最後には、この研修を受けた証であるオレンジ色のリストバンドを全員いただきました。

今年は新型コロナウィルス感染症対策のため、例年実施している慈光園のみなさんとの交流活動ができません。

今日の学習で、認知症サポーターとしての責任やその意味について、これからの生活に生かしていけるように、学習を進めていきたいと思います。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

お留守番の人たちは・・・

10月14・15日の2日間、6年生が不在の佐伊津小学校では、様々なところで5年生が頑張ってくれました。

 

 

 

 

 

 

1年生の朝ラジ(朝のラジオ体操)です。

以前触れましたが、お手本の上級生が教えています。

今日は5年生です。頑張っています。

 

 

 

 

 

 

こちらは、なかよし学級の朝ラジ。5年生がお手本です。

頑張っています。

 

 

 

 

 

 

昼休みのひととき。以前6年担任の頑張る姿を紹介しましたが、こちらは5年担任団のうちの1人の先生です。サッカーをしています。見えにくいですが、真ん中より少し左にいらっしゃいます。頑張っています。


 

 

 

 

これは、昨日5年生の体験活動デーで、明瀨海岸のボランティア清掃をしている様子です。「一見きれいに見えるのに、こんなにゴミがあるなんて思いませんでした」と言いながら、黙々と頑張っていました。

体験活動デーのことは別の機会に紹介します。

他にもさまざまなところで頑張ってくれた5年生です。来年学校のリーダーとなる練習ができたと思います。

修学旅行だより4

本日午後は島原市にある がまだすドーム(雲仙岳災害記念館) の見学です。

1990年に始まる雲仙普賢岳の噴火の教訓を後世に伝えるために建てられています。
今年も自然災害が多くありました。正しい理解が、将来の災害で人命を救うことに繋がると感じています。

この修学旅行で学んだことが、様々なところで生かすことができるように、学びを深めていきたいと思います。


 

 

 

 

 

そして、16時30分頃、佐伊津漁港に到着しました。

解散式の様子です。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

運転手さん、添乗員さんには大変お世話になりました。今回はバスガイドさんのいない旅行でしたので、いつも以上に子供たちとなかよくなったとのことです。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

それぞれ多くのお土産とお土産話をもって解散です。

校長先生が「帰るところがあるから、旅行は楽しいんだよ」と言われていました。

今回様々なところで不安と緊張と想いをもって、それぞれの立場の人がこの修学旅行を経験しました。コロナ渦で最大限の配慮をして臨むことができ、元気に修学旅行団が帰ってきたことが一番のお土産だと感じています。

6年生の今日の宿題はお土産話です。体験したことを人に話すことで学びはまた深まります。どうぞ今日はお子さんの話をよく聴いて(聴き出して)ください。そして子供たちは、ゆっくり休んでください。明日学校で会えることを楽しみにしています。