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2023年7月の記事一覧

南小のたそがれ

夕方、大津高校のサッカー部員2人が

「運動場を使わせてください」

と職員室に申し出に来ました。

 

「令和5年度全国高校総体(インターハイ)が終わりました・・・」

「市立船橋に負けました・・・」 ↓

https://koko-soccer.com/report/3152/4504-2023inhi0730111

「2対2でした・・・」

「PK7対8でした・・・」

と、とても悔しそうでした。

 

帰宅前、運動場を見ると、

熱心に練習をしていました。

目標を持つと人は夢中になるようです!

大津町学校人権教育研究会

午前中、大津町学校人権教育研究会に参加しました。

 

   【 広報おおづ 2011.6より掲載 】

「明日は いい日になる」という演題で、杉本さん(劇団 光座)の講話を聞きました。

冒頭、自分の母親や父親、兄、親戚のお話を笑顔で語られました。

決して笑えるような内容では無い部分もありましたが、屈託のない笑顔とステキな話術で聞きやすい状態で伝えていただきました。

とても魅力的な方で、お話に引き込まれてしまいました。

その経験から、

「親をうらむ子供は、人をうらむようにようになってしまう」

「色々なことは忘れてしまうが、さびしさだけはわすれない」

「『貧しさ』や『戦争』が人を変えてしまう」

などの教訓を得たお話をされました。しかし、

「学ぶことで 差別はなくせる」

「学ぶことで 人はつながる」

と、おっしゃっていました。

 

さらに、部落差別をはじめあらゆる差別と向き合ってこられた経験について、分かりやすくお話していただきました。

  

人権学習は、全国津々浦々で、長い間行われてきたはずです。

しかし、今だに、

「学校時代にはじめて部落問題を知りました。いまだにそんなことがあっているなんて・・・知りませんでした。これからたくさん学習したいです」

という子どもの人権学習の感想を見る機会が多いそうです。

ここには、

「人権学習を学んだ教職員を含め大人が、自分事としてとらえきれていない」

現実があるんじゃないかとおっしゃっていました。

さらに、

「差別問題にどれくらい無関心で生きてこれたかをきちんと自覚する」

ことが大事であるともおっしゃいました。

 

「人権教育が未来をひらく」

「子どもを通して社会を良くしたい」

という熱いメッセージが心に響いてきました。

7月最終日となりました

夏はあっという間に過ぎていきます。

とうとう7月も最終日となりました。

校門をくぐると生け垣がさっぱりしていました。

本校にかつてお勤めだった先生に刈っていただいたようです。

かつての南小の美しさを取り戻すべく、活動されています。

 

しかし、熱帯のスコールのような夕立?で、草の生長は勢いを増しています。

なかなか除草が追いつきません。

 

先週の金曜日の環境整備員さんの草刈りで、撤去予定の滑り台付近はすっかり除草されています。

今日も、環境整備員さんに除草をしていただく日です。

どうぞ、よろしくお願いします。

学人研 第2回基礎講座に参加しました

午前中、「学人研 第2回基礎講座」に参加しました。

「差別」を自分事として実感された時のお話、大津町の部落差別の歴史、児童生徒集会の起こり、そして今、差別について今考えていることなど、支部長の講話を伺いました。

講話をお伺いする中で、その都度、心が揺さぶられました。

「愛情だったはずの感情が、憎悪に変わっていく・・・」

「部落からは逃げられたけど、逃げ切れたかい・・・」

「足を止めて振り向くことも大事。無理はせんでいい」

「この村の、この町の実情、歴史を知ってもらいたい」

「大津町に異動して来たら、出会い直しをして、子供たちのためにできることは何でもやってほしい」

「啓発は、相手を信頼しなければ成り立たない」

「自らが自分の差別意識をどう捉えているかが大事」

「差別落書きをした人にも、差別落書きをせざるを得なかった理由があるはず・・・」

どの言葉にも含蓄があり、その当時の状況が目に浮かび心が揺れました。

 

一番印象に残っているのは、

「恐れず、差別落書き事件をはじめ差別の現実に目を向けないと、差別は解消されない。子供たちにも『差別落書き』を見せた。何かあっても先生方の責任ではない。いろいろな事があるかもしれないが私が対応する」

という支部長の決意と、

「子供たちのために」

「この村のために」

「大津町のために」

と繰り返し話される言葉を聴くうちに、自分の目に涙がにじんでいることに気付きました。

 

「差別を解消する側に立つ」

よく使われる聞き心地の良い言葉ですが、この講座を伺い、自分の立ち位置を改めて考えさせていただきました。

 

自分の中に巣くっている常識、当たり前、都合の良い概念と対峙し、差別を解消する側に立てるように自己研鑽に励み、差別解消に向けて取り組みたいと思います。

草刈り作業、お世話になります。

セミの鳴き声が、一段とけたたましくなっています。

朝から気温は28度超えでした・・・

 校舎の周りも運動場もフェンス沿いも草だらけです・・・

 

今日は、待ちに待った環境整備員さんに除草をしていただく日です。

刈払い機が一台故障していたため、持参して作業していただきました。

環境整備員さんの草刈りが早いか、草の伸びが早いか・・・

競争のような状況です。

暑い中、大変お世話になります。