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令和2年度校長室より

仕事納め

今日は、令和2(2020)年の仕事納めです。

長かった2学期もなんとか無事に終えることができました。

 行事のたびに、いろいろな選択を迫られました。「安心、安全な状態で行うにはどうしたらよいか」を常に考えている状態でした。新しい生活様式になれてきた子どもたちではありましたが、2学期はじめは、感染症対策と熱中症対策、2学期終わりは感染症対策と寒さ対策と日常における子どもたちの健康面にもいつも以上に気を配りました。

 6年生は修学旅行、5年生は水俣での現地学習、4年生は通潤橋見学、3年生は消防署見学、2年生は校区探検、1年生は通学路探検等々、学習も深まりました。もちろん、半日ではありましたが、朝早くから開始した運動会や持久走大会など頑張る姿もたくさん見ることができました。米作りや、さつまいも栽培、地域学習など保護者や地域の方にもご協力いただき、充実した学習もできました。特に保護者の方には朝からの検温や健康観察などを含め、大変お世話になりました。2ヶ月遅れで始まった学習も今年度中にはなんとか内容を終えることができそうです。

 今年の冬休みは、夏休みより長くなりました。(というか夏休みがすごく短かったので。)新しい年を迎える大切なお休みでもあります。いつものように・・・とはいきませんが、今年ならではの年末年始となるのではないでしょうか。出かけなくてもカードゲームや近所をみんなでウォーキングなど「どこに行くか」ではなく「何をするか」を考えるのも楽しいかもしれません。

健康で安全な冬休みを過ごせるようお願いいたします。

今年は大変お世話になりました。来る年もよい年でありますように。来年もどうぞよろしくお願いします。   

                   令和2(2020)年12月28日

 

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修学旅行に行ってきました。

10月11日(日)、12日(月)に6年生が佐賀、長崎方面に修学旅行に行きました。

  今年度は4月から臨時休業日が続き、修学旅行についても3校でずっと話し合いを重ねてきました。最終的に行くことに決定したのは1ヶ月前の9月10日です。旅行業者の方には、いろいろな対策をお願いしました。バスの中のこと、食事のこと、宿泊するホテルの1部屋の子どもの数、見学地の情報収集などなど。また、バスも密を防ぐために、2台に増やしました。保護者の方に負担がかからないようにと事務の先生に村からの補助金をやりくりしてもらいました。

 実際に長崎に行き、被爆体験講話を聞き、フィールドワークをして、原爆資料館を見学することで、実感を伴った理解につながるのではないかと思います。被爆者の方が思い出すのもつらい被爆体験を話してくださるのは平和への強い思いからだと思います。その思いに、わたしたちはしっかりと応えていかなければなりません。戦後75年、これからはこの子どもたちが次の世代へとつなげていくことができるよう学習を深めていきます。

 他にも、宇宙科学館、出島などを体験、見学しました。

 こんな状況ですので、バスの中の過ごし方もとても気を遣いましたが、バスガイドさんが工夫してうまく楽しませてくださいました。3校での交流がなかなかできませんでしたが、平和集会をしたり、一緒の場所で同じ学習をしたりしたことは共通の思い出として、心に残るものになったのではないかと思います。

 消毒薬を持ってきている子どももいて、不安を持たれている中で参加させられた保護者の方の気持ちを考えると、旅行中もしっかり感染防止の確認をしなければならないなと気が引き締まる思いがしました。

 保護者の方には、旅行の費用、準備はもちろん、前後2週間のご家族の健康観察を行っていただくなどご理解、ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

 今日で、2週間が過ぎました。みな元気でやっと安心しているところです。

 

 

 

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運動会を終えて

 9月19日土曜日に中松小最後の運動会を行いました。新型コロナウイルスの影響で半日だけの運動会ではありましたが、練習の成果を十分に発揮し、きらきら笑顔がたくさん見られた運動会になりました。徒走からはじまり、ダンスや玉入れなども団体競技も行いました。これまででしたら本部席のところに来賓席もあり、お客さんに見ていただくようそこが正面でしたが、今年は来賓の方も教育委員さん1名だけで、グランドの周りは密を避けるべくぐるりといつもとは間隔をあけテント張りました。ゴールも本部前と児童席前にし、運動場全体を使って競技を行いました。競技の合間や後には保護者の方にお手伝いいただき手指の消毒をしました。児童のテントも赤白それぞれ2張りずつにするなど、いろいろな工夫を行いながら実施しました。午前のみではありましたが、心に残った運動会になったのではないかと思っています。いろいろとご面倒はおかけしましたが、このように実施できたのは保護者の方のご理解、ご協力のおかげだと思います。今年度も半分が過ぎました。この経験を糧に次へのステップに進んでいきたいと思います。

 無事におわりホッとした気持ちとこれで終わりなんだなあとさみしい気持ちになりました。

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今日は予行練習でした。

 今日は、予行練習を行いました。今までの練習の成果をとりあえずお披露目しました。

 まずは、欠席や見学の児童もなく、全員でがんばれたことが何よりだと思います。

 予行練習でも一生懸命な姿がたくさん見られ、これまでもよくがんばったことがわかりました。子どもたちが下校した後は、職員で反省会をしました。新型コロナウイルス感染症対策を含め、いろいろな改善点が見つかり、有意義な予行練習だったと改めて感じました。明日は振替休業日でお休みとなります。あと2日練習したら本番です。天気が少し心配ですが、天気に詳しい事務の先生が「大丈夫だと思いますよ。」と言ってくれたので、それを信じます。当日は朝が早いですが、いい1日になるようしっかり支えていきたいと思います。それぞれが自分のめあてに向かって精一杯を見せてくれることでしょう。本番が楽しみです。

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今日は防災の日

 今日、本校の5.6年生が阿蘇大橋工事現場の見学に行きます。

 まずは、体育館で出前講座として、熊本復興事務所の方からお話を聞きます。そのあと、いよいよ現場見学です。私も先日見学させていただきましたが、阿蘇の復興のために24時間休みなく工事が行われていることに驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。通常だったら5年半ほどかかる工期を短縮するために24時間3交代で工事をされているそうです。暑い夏も、寒い冬も、雨の日も、風の日も真っ暗な夜にも工事をされているのです。もうすぐ橋がつながります。たくさんの方のご苦労と、たくさんの方の期待のつまった橋です。大きな被害にあった阿蘇。防災の日にあたり、いろいろ考えます。今も新型コロナウイルスの影響で不自由な生活が続いていますが、「当たり前」だと思っていたものが、そうではなかったのだと気づかされます。子どもの声が聞こえる学校。その1日1日がとても大切だと改めて感じる防災の日でした。

 

↓ 8/3の様子

 

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