学校ブログ

防災学習

 12月3日(日)は球磨村防災の日でした。

 それに伴い、今年度もこの日を登校日に設定し、球磨中、一勝地小、渡小の3校合同による防災学習が実施されました。

 球磨中学校のグラウンドには、村当局、地域医療センターから「D-MAT」のメンバーの方々、下球磨消防本部から消防士の方々、EVバスを管理される関係者の方々、アマチュア無線を使った送配信を説明される方々、地域の方々など、多くの

皆様がお見えになりました。

 たくさんの皆様に関わっていただき、子どもたちは様々な体験ができました。児童生徒を代表してお礼を述べた球磨中3年の青山くんは、「更に防災への意識が高まった」と話していました。

 自助・共助・公助の精神を常に持ち、日頃の備えに対する意識を高めていければと思います。

 関わってくださったすべての皆様に感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

合同音楽会

 11月17日(金)の午後から、渡小と一勝地小が合同音楽会を実施しました。

 2校の児童がそれぞれの学年で一緒になって、合奏や合唱の練習に励んできた成果を来賓の方や保護者・地域の方に披露しました。

 どの学年も趣向を凝らした発表で、笑いあり感動ありの充実した時間となりました。

 聴衆はみな満足されたことと思います。

 2校とも閉校まで138日となったこの日。閉校・開校に向けた決意も、子どもたちの発表から聞かれました。

 今後も力を合わせて日々の授業や行事を頑張っていきます。皆様のご支援とご協力をよろしくお願いします。

犬童球渓顕彰音楽祭

 11月9日(木)、人吉市の人吉スポーツパレスにおいて犬童球渓顕彰音楽祭が開催され、渡小学校と一勝地小学校の全児童で参加してきました。

 この音楽祭は、郷土の偉人、音楽家である犬童球渓(いんどう きゅうけい)先生の功績を讃え、人吉球磨の伝統的なイベントとして開催されてきました。今年は4年ぶりの開催となり、子どもたちの貴重な発表の場として帰ってきました。大変ありがたいことです。

 当日は、人吉球磨の小中学校から多数の参加がありました。その中でも、渡小学校と一勝地小学校は今年度いっぱいで閉校するということもあり、注目を集めました。

 両校ともに校歌を披露。元気いっぱい、堂々と歌い上げました。また、2校合同で「ふるさと」(小山薫陶 作詞)を披露しました。

 会場に来られた保護者の方からは、感動したとの声もいただきました。ありがとうございました。

 渡小と一勝地小の合同合唱を実現させていただいた運営担当の関係者の皆様、誠にありがとうございました。

 

 あと何回、校歌を歌えるのか・・・。

 開校が近づいていると同時に、閉校も迫ってきました・・・。

北海道の小学校と地域の特色・魅力を紹介し合いました

 11月2日(水)の5時間目、渡小と一勝地小の5年生が、北海道の上士幌(かみしほろ)小学校の5年生と地域の特色・魅力を発信する交流授業を行いました。

 この授業は、J-pawer(電源開発株式会社)さんの事業の一環で実現した取組で、オンラインでの交流でした。

 5年生社会科の授業(乗り入れ)を担当する球磨中学校の白石先生が学習を進め、子供たちが地域の特色をプレゼンにまとめ、上士幌小学校の5年生に発表しました。

 交流授業当日、上士幌小の子供たちと画面上で初対面。北海道と球磨村それぞれの魅力を紹介し合い、質問し合う中で次第に緊張もほぐれ、みないい表情で交流できました。「上士幌町に行ってみたい!」と感じた子供たちも多く、貴重な交流となりました。

 上士幌小学校の皆様、J-pawerの皆様、ありがとうございました。ぜひ、球磨村に‼

球磨中学校の先生による乗入授業(音楽)

 10月4日(水)に6年生の音楽がありました。

 この日は、人吉球磨が誇る偉人、音楽家の犬童球渓(いんどう きゅうけい)先生の功績をたたえて長年開催されている「犬童球渓顕彰音楽祭」に向けた発表曲の練習を行っていました。

 音楽祭では、校歌(一勝地小、渡小)と「ふるさと」という曲を披露します。

 「ふるさと」は、一勝地小と渡小の全児童による合唱です。

 球磨中学校の岩本先生に歌唱指導をお世話になりました。思いの伝わる表現目指して練習を重ねていきます。

中学校の先生による授業(図工)

 5・6年生では、教科によって乗入授業を実施しています。

 9月25日(月)の5・6時間目は6年生の図工。球磨中学校の西先生に学習を進めていただきました。

 「時空をこえて」という単元で、スパッタリングやフロッタージュ、デカルコマニーといった表現技法をいかした作品づくりにチャレンジしていました。

 子供たちは、意図的、または偶然にできた模様を楽しみ、発想を広げて思い思いの作品に仕上げていました。

できる方法を考える(水上学園校長講話)

 9月20日(水)に、定例の3校合同研修会を実施しました。

 今回は、水上村立水上学園の大倉幸代校長先生を講師としてお招きし、水上学園の開校準備から現在の実践までをお話しいただきました。

 当初は、8月に実施する予定でしたが、台風接近に伴い延期となっておりました。大倉校長先生には、ご多忙な中にスケジュール調整を図っていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 お話の中で、「できない理由を考えるのではなく、できる方法を考える」という姿勢を強調しておられました。

 小学校と中学校の文化を融合し、新たなものを創るに当たっては、挑戦する姿勢が必要です。

 今後、現在の3校の職員それぞれの立場を尊重しながら検討を重ね、新たな価値を創造していければと思います。 

命を守るための自分にできる行動を

 8月29日(火)の3校時、渡小と一勝地小の4・5・6年生が、熊本県球磨川流域復興局の主催する「緑の流域治水」についての出前授業に参加しました。

 授業では、復興局の方々が、緑の流域治水について動画や立体地図などを使って子供たちに分かりやすく説明してくださいました。

 日頃から、災害に備えた情報の収集を行い、命を守るために自分にできることを考え、行動につなげていくことの大切さを知ることができたと思います。

 今回のように、2校合同での授業はこれまでにも実施しています。今後も継続して取り組んでいきます。

球磨中学校の先生による乗入授業

 渡小学校と一勝地小学校の高学年では、教科によって球磨中学校の先生による乗入授業を進めています。

 5年生社会科では、担当の先生が子供たちから問いを引き出すために教材を工夫され、子供たちが楽しく学ぶ姿が見られています。

 先生がいつも丁寧に接してくださるおかげで、子供たちは安心して授業に参加しています。

開校に向けた3校合同の研修会

令和6年4月の開校に向けて、渡小学校、一勝地小学校、球磨中学校の3校の職員で集まり、準備を進めています。

月例で開催しているこの会では、主に学校の教育課程について検討していきます。

先生方が新しい学校像を共有し、一枚岩となって進んでいけるよう、小学校、中学校それぞれの立場から情報を交流しています。

1学期は4回の全体会を行い、主に球磨村の子供たちに育てたい資質・能力について話合いを行いました。

回を重ねるごとに、子供たちに対する先生方の熱い想いが感じられ、義務教育学校のメリットや課題となる点なども徐々に見えてきています。

今後の研修会も、子供・学校・地域の未来を見据えて進めていきたいと思います。