地域の概要

 本校のある維和島は(面積7.19㎢)は、熊本県上天草市の北東端に位置し、東が戸馳島、西が大矢野島と隣接し、北に三角港を、南に天草松島を望み、南東には不知火海を隔てて、八代郡市を展望することができる風光明媚なところです。島の西海岸は入り江が多く、対岸に大矢野島がひかえているために、波静かで天然の良港となっています。また、海沿いの平地の広がる所が居住地域となっており本校もそこに位置しています。

 本島には、古墳前期から中期時代の古墳が4カ所あり、千崎古墳群・広浦古墳群はよく知られています。近年は、「九州オルレ認定の島」として注目され、トレッキングブームと相まって多くの観光客が訪れる島となっています。

 地元の産業としては、車エビを代表とする水産業とミカンなどの果樹、花卉栽培、米作を中心とする農業があります。

 本校は、明治7年に開校した千束尋常小学校が始まりで、150年にわたる地域の教育と文化の歴史を有する学校として、地域や保護者の方々の関心と期待も大きく、さまざまな学校教育活動にも協力的です。

学校の沿革

明治  7年 千束尋常小学校創立。 蔵々分校設置。
明治39年 本校を千束尋常小学校と改称し、分校は蔵々尋常小学校に独立。
昭和  3年 両校併合。維和尋常小学校設立。
昭和16年 維和国民学校と改称。
昭和22年 維和村立維和小学校と改称。
昭和35年 新校舎落成、校舎移転。
昭和38年 校歌制定、給食室落成
昭和40年 希望の像、岩石園設置。
昭和49年 創立百周年記念式典挙行。記念碑建立。タイムカプセル、大観苑設置
昭和51年 大維架橋竣工、大矢野島との陸路連結。
昭和56年 体育館新築着工。
昭和62年 維和小中学校プール落成
平成元年 県教委指定「安全教育」研究発表
平成  3年 新校舎落成。運動場造成。
平成12年 湯島小との交流開始。
平成16年 上天草市立維和小学校と改称。
平成18年 PTA新聞、日本PTA全国協議会「奨励賞」受賞
平成19年 文科省指定英語活動など国際理解活動拠点校事業指定
平成20年 子どもの詩コンクール学校賞
平成21年 第1回維和島1周ウォークラリー開催

平成23年 保小中連携セミナー及びキャリア教育研修会
平成27年 全国へき地教育研究会分科会
平成28年 熊本地震  英語ルームエアコン設置  大型拡大プリンター設置
平成29年 市教委指定「生きる力推進事業」モデル校研究発表会
平成30年 青少年赤十字功労表彰  体力向上優良校表彰
平成31年(令和元年度)教室・図書室ルームエアコン設置 人権の花運動指定校
令和2年 児童用タブレット配備       市小規模複式学級等研修会(オンライン開催)

令和4年 留守番電話設置