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2021年3月23日(火)ARで水害を疑似体験する授業

 今朝は久しぶりに寒い朝です。今日は6年生の修了式です。

 今日は、3/16(火)に放映されたNHKニュースを紹介します。 

 AR=拡張現実の技術を使って、身近な場所で浸水被害の怖さを体感してもらい、早めの避難につなげてもらうための授業が、八代市で開かれました。

 この授業は、NHKなどが行ったもので、16日、八代市の宮地小学校の5年生の児童、24人が参加しました。

 使われたのはAR=拡張現実を体感できるよう新しく開発されたソフトウェアで、タブレットのカメラを向けると実際の風景に洪水が起きているように見えるようになっています。

 子どもたちは、ホールに出てタブレットをかざして2メートルまで浸水した場合や大きなゴミが流れてきた場合など、水害によって身近な風景がどう変わるかを体験していました。

 この後、50センチ余りが水没したという想定で、ドアを開ける体験も行われ、子どもたちのほとんどが力ずくで開けようとしましたが開けることができず、水圧の強さを実感していました。

 最後に教室に移動した子どもたちは、グループに分かれて、いざという時の避難について話し合い、家の周辺の浸水しやすい場所を防災マップで確認したり、避難の経路や手順を話し合ったりするなどしていました。

参加した女子児童(辻野 くらら さん)は、「身近な場所で水害が起こるとどうなるかがわかり怖いと感じたし、とてもためになりました。水害に備えるとともに近所の人も誘って逃げることができるよう備えたい」と話していました。