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2021年1月14日(木)「タロ・ジロの日」=「愛と希望と勇気の日」

 今日、1月14日は「タロ・ジロの日」です。その物語から「愛と希望と勇気の日」とも呼ばれているそうです。素敵ですね。みなさんは、タロ・ジロを知っていますか。

 私は動物が大好きです。若い頃「南極物語」を見て涙しました。お子様の心を豊かに育むのにおすすめのとても素晴らしい映画です。おうち時間を楽しむ今、ぜひ親子でご覧ください。


 国立極地研究所 南極・北極科学館のホームページから一部を紹介します。


 1月14日は「タロ・ジロの日」です。南極に置き去りにされたカラフト犬のタロとジロの兄弟犬が、第3次南極地域観測隊によって生存を確認された日なのです!
 それは1959年1月14日のことでした。第1次隊とともに南極に行ったカラフト犬は22頭。しかし、無事に帰国できたのはわずかです。第2次隊の越冬断念のため、15頭が置き去りにされてしまったからです。氷に閉ざされて身動きの取れなくなった南極観測船「宗谷」。アメリカの砕氷船「バートン・アイランド号」の救援もあり、第1次越冬隊を無事に収容できたものの、第2次隊の越冬は困難となり、「なんとか第2次越冬を成功させたい」、「最悪3人の隊員だけの越冬も可能であり、カラフト犬も多数いるのでこのまま準備を進めたい」、という隊員の訴えは退けられ、犬たちを基地に残したままの無念の帰国となりました。
 第2次隊の苦い経験から大改装され、第3次隊を乗せて再び南極を目指した「宗谷」。
大型ヘリコプターも2機搭載できるようになりました。そして、昭和基地に近づき一番機が飛び立ったとき、搭乗していた隊員の目が2頭の犬の姿を捉えます。それが、タロとジロでした。
 基地に残された15頭のうち、鎖につながれたまま死んでいたのは7頭、行方不明は6頭でした。無人の昭和基地で、タロとジロは何を食べて生き延びたのでしょうか?基地にあった犬のエサには手がつけられていなかったそうです。

 1月14日は「愛と希望と勇気の日」とも呼ばれます。
 タロ・ジロ生存のニュースは、世界を愛と希望と勇気の感動で包んだそうです。・・・