大平教育長をゲストに授業を行いました

 今,4年生の社会科では「伝統文化」について学習を進めています。山江村で昔から受け継がれている東浦臼太鼓踊りや山田大王神社を通して,ふるさとのよさを再認識することがねらいです。

 8日は,山江村教育長の大平和明先生をゲストにお迎えし,山田大王神社について学習しました。青井神社と比べて,山田大王神社は観光客が少ないしちょっと地味だと感じた子どもたち。「もっとにぎやかで楽しい神社にするためにはどうすればいいか」という課題に対し,様々なプランを作成し,大平教育長に提案しました。「神社の境内に池を作ったら,お客さんが増えるかも。」「いっそ壁はガラスにして,壊れにくいようにすればいいのでは。」等々,子どもらしいアイデアがたくさんでした。

 ちょっぴりの自信を持って提案をした子どもたちでしたが,教育長からは,「楽しいプランですが,まったく参考になりませんでした。」とばっさり指摘をされました。(計画通りだったのですけどね!)

 教育長からは,観光客を増やすことよりも,歴史の継承というもっと大切なことがあること。古い建物はなくなると二度と元には戻らないこと等を話してもらいました。

これまで受け継がれてきた地域の宝をできるだけそのままに次の世代に引き継いでいくことが大切なのだと,子どもたち理解できたようです。山江村のよさをまた一つ学んだ子どもたちでした。