読みっこタイム
10月21日(金)
今日は、「おひさまの会」の皆さんに「皇帝にもらった花の種」という本の読み聞かせを行っていただきました。
花を愛する皇帝が、国中の子どもたちに花の種を渡し、「大切に育て、1年後に見せに来るように」と言い、その中から世継ぎを選ぶというのです。花を育てるのが大好きな男の子ピンも、皇帝にもらった種をまき育てますが、どんなに世話をしてもなかなか芽が出ません…。とうとう1年がたちました。ピンは芽が出なかったことを、とても恥ずかしく思いました。けれども、父親が子どもを導くシーンに、正直な心と勇気をもって生きることの大切さを改めて感じました。
「正直者が報われる世の中であって欲しい。」というメッセージも込められた作品でした。
パネルシアターによる読み聞かせで、声と共に流れてくる音の響きに心を引き付けられました。
おひさまの会の皆さま、大変ありがとうございました。