今日の植柳小

掃除とは心を整えること

7月の生活目標は「自分たちの学校をきれいにしよう」です。

「そうじ」という行為がもたらす人の心や行動への影響については、

たくさんの偉人・聖人と言われる方々がそれぞれのお立場で多くの教えを説いておられます。

禅の教えでは、「掃除とは心を磨くことである」として有名ですが、

イエローハットの創設者である鍵山秀三郎氏は、

足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に、何ができましょうか。」と言われ、

社員教育の一環として、トイレ掃除を推奨され、業界大手になるまで会社を大きく成長されました。

また、パナソニックの創設者、松下幸之助氏は、「掃除ができる人は、成功できる」、

他にもホンダの創設者本田宗一郎氏は、「整理整頓は仕事の基本」、

さらに、幕末の偉人西郷隆盛は、「掃除は己を律する第一歩」と言われています。

教育界では、教育哲学者の森信三氏は「整理整頓をし、隅々まで掃除をすることは、

目に見えにくいことに気づくことであり、そのことが人からの信用や信頼につながる

と言われています。私は人に言えるほどではありませんが、身の回りや持ち物の清掃には

人に見られて恥ずかしくないよう心がけているつもりです。

 大変残念なことに、週明けの植柳小学校は特に体育館の周りにゴミが散乱しています。

明らかに故意に散らかしたまま立ち去っています。(週明けのゴミ拾いはほぼ日課になっています。)

子供たちには美しい環境の中で学習や学校生活を送らせたいと思いますので、

絶対にやめてもらいたいと思います。

植柳小の子供たちはこの一ヶ月間、まずは自分の身の周りの掃除(整理整頓)から始めてほしいと思います。