上地区めぐり

2016年8月の記事一覧

上永里地区 その4


 いのししなどの農産物を荒らす動物よけの電柵の施設をいくつかみかけました。話をうかがってみると、50年以上前は、竹林や原野も少なくなく、開墾して農地をひろげられたそうです。現在は、田や畑が広がり、米や梨、栗などの果樹栽培も盛んなようです。
 また、農業用水は、清願寺ダムからのかんがい施設(上永里地区 その2にあります)ができ、作物の種類や収量も増えたということでした。

上永里地区 その2


 左の写真は、よく見かけるというか、ほとんどの畑や水田にあったものです。「たちあがり」と呼ばれるものだそうです。水道の大きな蛇口のようなものです。近所の方にたずねてみると農業用の散水施設で蛇口をひねると水が出て、その水で梨などの果実や畑の作物に水をかけるそうです。出る水は井戸水ではなく、「清願寺ダム」から取水してあるそうです。幸野溝より土地の高度が高いところの田や畑でとても多く見かけました。

上永里地区 その1


 上永里地区でも栗の木を多く見かけました。そしてクヌギの木も多く植えられているようでした。クヌギの木というと、カブトムシやクワガタを連想しますが、クヌギの木は「しいたけ」栽培の原木として利用されることが多いそうです。