上地区めぐり

永里地区 その1


永里地区を流れる「幸野溝」です。
湯前町で球磨川から取水しているかんがい用の水路。1696年着工で、相良藩の役人高橋政重が約10年がかりのむずかしい工事を行い完成させました。百太郎溝ともに、上中球磨地方の水田の面積を飛躍的にのばしたことで有名です。幸野溝から球磨川にかけての地域の重要な農業用のかんがい水路で、当時のものからするとコンクリートで護岸された水路になっています。