3/21(金)高森中央小学校 第22期生となる36名の卒業生が、巣立っていきました。
6年前に入学して間もなく世界的なパンデミックという誰も経験したことのない困難な日々を経験しましたが、立ち止まることなく、学びを、そして友情を深めてきました。本年度は、学校のリーダーとして、「一人一人が主役の運動会」を創り上げたり、修学旅行で平和のバトンを未来へ繋ぐための学習を深めたり、様々な活動を通して、リーダーとしての役割を充分に果たしてきました。常に前を向いて、後輩たちを引っ張っていく姿は、みんなの憧れであり、目標となりました。6年生がいなくなることは、寂しいことですが、次のリーダーである5年生をはじめ在校生が、高森中央小学校の伝統と誇りを受け継いでいくことでしょう。36名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
幸せを追求する「自立」した人に(校長式辞より)
皆さんがこれから歩む未来は、先行きが不透明で将来の予測が困難な時代といわれています。様々な問題に立ち向かい、解決していく力が求められます。そのような時代を皆で生き抜くためには、何が必要でしょうか。それは、一人ひとりの「自立」です。では、皆さんが「自立」するためには、何をすべきでしょうか。それは、「主語を切り替える」ことです。皆さんのこれまでの主語は「私」でした。「私」という自分自身の幸せのために、周りに頼って生きてきたかもしれません。しかし、これからは主語を「私たち」に切り替えることが大切です。「私」を含む「私たち」という社会が、どのようにすれば幸せになれるかを考え、社会のために貢献することが「自立」した状態であり、その貢献感が自分自身の幸せにつながるのです。様々な問題に立ち向かい、皆で解決することで社会に貢献し、幸福を追求する「自立」した人になってください。