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9月15日(2)

9月15日(金)

 5年生たちは、1泊2日で集団宿泊教室に行きました。

 1日目は水俣市での環境学習です。バスに乗ること2時間ほどで、熊本県環境センターに到着。環境センターの先生から地球温暖化や海洋汚染が進んでいること、水俣市ではごみを23種類に分別するなど環境にやさしい取組が進んでいることを教えていただきました。発電装置を使ってLEDライトを光らせる体験も全員が経験させてもらいました。感想発表では「これまで自分には関係ないと思っていたけど、環境を守るために自分が取り組まないといけないとわかった」と述べた人がいました。「ここまで考えることができるとは!」と先生も嬉しそうに話され、挨拶や話の聞き方、積極的な姿勢など、5年生たちの学びの姿をたくさんほめてくださいました。

 午後からは、事前に提出していた水俣病に関する質問に語り部さんから答えてもらう形で、たくさんのお話を聴かせていただきました。「水俣病のことを伝えたい、きれいな海になったことや水俣のいいところを伝えたい」と、水俣で患者家族の方々への応援をしてこられたことなどをふまえ、お話をされました。正しいことを知ること、知ろうとすることから差別や偏見がなくなることを学んだ1時間でした。子どもたち一人一人がどのように感じ、考えたか、何をみんなに伝えたいか。これからしっかりまとめをしていきます。

 午後4時、あしきた青少年の家に到着。入所式を終え、みんなで入浴、食事、ナイトゲーム、就寝と集団で活動しました。友達と一緒の夜にわくわくの様子でしたが、きまりを守り、みんなで楽しく過ごすことができました。