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9月22日

9月22日(金)です。

4年生は、山都町へ社会科見学旅行に行きました。バスに乗り、約2時間で清和文楽館に到着です。文楽とは、日本の伝統芸能である人形劇の人形浄瑠璃を指します。はじめに担当の方から人形が動く仕組みを聞き、子どもたちも実際に人形を動かす体験をさせてもらいました。三味線の演奏に合わせて太夫が物語を語り、人形遣いが3人一組になって人形を動かしストーリーが展開します。それぞれの技のすばらしさに感激のひとときでした。

次は、円形分水の見学です。笹原川の水を周辺地区に公平に流れるように造られたものです。みんなのくらしが良くなるようにと、豊かな水を分かち合う地域の人々の思いや願いが伝わりました。

通潤橋へ移動し、お弁当タイム。子どもたちがいちばん楽しみにしていた時間だったかもしれませんね。準備ありがとうございました。

国宝に指定された通潤橋は、江戸時代末期、白糸大地に農業用水を送るために建設された石造りの水路橋です。地域の発展には水が不可欠であると建設を決意した布田保之助さん。今のように重機などない時代にどれだけの苦労や工夫があったことか。現地ボランティアガイドさんからの説明を聞き、当時の人々の願いや苦労に思いをはせながら、通潤橋の放水を眺めました。

また、資料館でも担当の方からくわしく話を聞かせてもらいました。石の模型や様々な展示物を興味深く見ていた4年生たちでした。

帰りのバスの中で、1社会の勉強、2集団行動の勉強、3公共の場でのルールやマナーの勉強という3つのめあてについて振り返りました。現地に赴いての学習は、自分の目で見ること、肌で感じること、プロの先生方の話を聞けること等、教室とは異なる学びができ、子どもたちが体験を通して学ぶ貴重な機会でした。これからのまとめもがんばってくれそうで、楽しみです。