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11月28日
11月28日(木)
年に1度の芸術鑑賞会の日。今年は劇団民話芸術座の皆さんを迎え、手塚治虫さん原作の「雨ふり小僧」を披露していただきました。この物語は、妖怪雨ふり小僧と少年モウ太の「友情と約束」をテーマに、少年を想う両親の愛情やのちに少年の大親友となる町のガキ大将たちとの関係、雨ふり小僧を見守るやさしい妖怪たちの存在などが描かれています。
仲間がほしいと願うモウ太が雨ふり小僧と出会う場面。3つの願いを叶えたら長靴をあげるという約束を交わし、仲良くなっていく二人。しかし、3つ目の願いを叶えてもらった後、約束を忘れて町へ引っ越したモウ太。必ず「帰ってくる」と信じ、約束の橋の下で40年間も待ち続けた雨ふり小僧の姿。そして、ようやく再会できた2人の思い等々。心動かされるシーンが数々描かれ、わくわくドキドキしながら作品の世界を楽しみました。俳優さんたちの息づかいまで伝わってくる迫力ある演技を間近で見せてもらい、演じる人と観客とで心を通わせ、一緒にお芝居をつくりあげた75分間でした。ゲスト出演した6年生も、見事に役になりきり堂々と演じることができました。ホンモノとの出会い、きっと子どもたちの心にも何かを残してくれたと思います。民話芸術座の皆さん、ありがとうございました。
今日の給食のおかずは「ジャージャン豆腐、ギョウザ、中華サラダ」でした。ジャージャン豆腐は中国の家庭料理。しっかりとした味付けで、ご飯にぴったりの一品でした。