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12月5日
12月5日(木)
昨日に続いて、4年生は福祉の学習をしました。今日は視覚に障がいをもたれている長尾さんと社会福祉協議会の方々に来校いただきました。はじめに、長尾さんが目の病気になり少しずつ目が見えなくなったこと、盲学校で針灸師になるための勉強をしたこと、ひとり暮らしで家事を自分でしていること、ヘルパーさんに手伝ってもらうこと等を話してくださいました。家で味噌汁を作っておられる様子をうつした動画を見せてもらい、長尾さんが包丁で野菜や豆腐を切っておられる場面では「えーー!すごーい」「上手!」と歓声があがり、動画が終わると拍手がおきました。休み時間には、たくさんの子どもたちが長尾さんを取り囲み、会話を楽しんでいました。
その後、点字の仕組みを教えてもらい、実際に点字を打つ体験をしました。自分の名前を点字で打ち、長尾さんに読んでもらう場面でも、自分の名前を正確に言ってもらい嬉しそうな子どもたち。歓声が聞こえてきました。
白杖を見せてもらい、お金の見分け方や携帯電話の音声機能など、私たちの生活のなかに視覚障がいのある人たちが使いやすい工夫がされていることに気付くこともできました。これから子どもたちが、新しい視点で物事を見たり聞いたり、考え行動できるようになる大切なきっかけをいただいたように思います。長尾さん、社会福祉協議会のみなさん、ありがとうございました。
今日の給食のおかずは「吉野煮、お魚サラダ」でした。魚のフライが野菜と和えてあり、さっぱりとした味付けの美味しいサラダでした。