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4年生社会科見学

 11月26日(金)水土里ネット幸野溝(湯前町)の方にご案内いただいて、幸野溝とその関連施設を見学しました。約325年前、相良藩士・高橋政重によって作られ始め、完成から316年たった今でも、人吉球磨地域の農業を支える幸野溝。手掘りのトンネル(隧道)は、当時としては日本一の長さだったそうです。シラス台地で崩れやすい隧道を支える合掌造りの石柱は、なんと1本150㎏!クレーンもショベルカーもない時代の、工事に関わった人々の苦労と、命がけの作業への思いを知ることができました。妙見展望公園では、幸野溝から田畑へ水を引く様子を一望できるはずでしたが、この日は霧が深く見られませんでした。しかし、見事な雲海を見ることができました。