学校生活

修学旅行日誌①

本日から2日間、6年生12名は、町内の都呂々小学校の子どもたちと連合で修学旅行に出発しました。鬼池港からフェリーで口之津港に渡り、長崎市内に向かっています。
  

午前10時過ぎには長崎市内に到着し、最初の見学地である原爆資料館での学習を始めました。子どもたちは真剣に展示物や説明を読みながら、学びを進めていました。

昼食会場に移動して、中華料理を堪能しました。朝の集合が早かったからか、みんなお腹がすいていたようで、あっという間に完食してしまいました。昼食を食べて、さらに元気が出てきたようです。
  

午後からは、追悼平和記念館での平和集会を行い、長崎に落とされた原子爆弾の被害に遭われた方々に対して哀悼の気持ちを込めて黙祷するとともに、持参した千羽鶴を捧げました。
その後、被爆体験をされた方の講話を聞きました。当時の長崎市内の様子や被害に遭われた方々の苦しみを聞き取る中で、涙ぐみながら聞いている子もいました。代表児童が感想を述べたのですが、感極まって言葉が出てこない場面もありました。これまで6年生担任として、数多くの子どもたちと長崎に修学旅行に来ていますが、このような場面を体験したのは、初めてでした。聞いている私も涙が出てきました。6年生の感性の豊かさに感激しました。今回の修学旅行のガイドさんも、このような6年生に初めて出会ったと感動されていました。

原爆体験講話が終わると、2グループに分かれてフィールドワークに臨みました。平和ガイドさんの誘導で、原爆落下中心地、浦上天主堂、如己堂、山里小、平和公園などを見学し、学習を進めました。子どもたちのガイドさんの話を聞く態度、尋ねられたことへの反応など大変立派で、真剣に学習に取り組む姿が見られました。

  

本日の活動を終え、午後5時30分に宿泊先に到着しました。そして、子どもたちが待ちに待っていた夕食の時間になりました。チョコレートタワーを楽しみにしていた子も多かったようです。出された食事を残すことなく、きれいに平らげました。笑顔で食事を楽しむ様子が見られ、食事を準備してくださるホテルの方々や添乗員さんも、子どもたちをうれしそうに見つめられていました。
  

お風呂に入った後、長崎の夜景を楽しみました。外は雨が降っていましたが、きれいな夜景を見ることができ、子どもたちも大変興奮していました。用意した傘を差して活動することもなく、本当に幸運な子どもたちだと思いました。2日目の活動に向けて、今夜はぐっすりと休むことでしょう。明日もタイミングを見ながら速報を掲載していこうと考えています。