学校生活

修学旅行日誌②

修学旅行も2日目を迎えました。昨夜はなかなか寝付けない子もいたようですが、朝から元気に部屋から顔を見せてくれました。起床時間前には全員が起きており、すでに荷物の整理や着替えを済ませ、準備を整えていました。6時30分から朝食を取りました。全員がしっかり朝食食べている様子を見て、一安心しました。
朝食後に退所式を行い、7時50分に宿泊先を出発し、佐賀県の吉野ヶ里遺跡公園に向かいます。
  

 

 

2日目の最初の学習となる吉野ヶ里遺跡の見学に臨みました。移動するバスの中では、昨日の疲れが出たのか、ほとんどの子どもたちが寝ていました。現地に到着すると、グループごとに見学を始めました。大変広い敷地ですが見学時間が限られていましたので、急ぎ足で見て回りました。天気に恵まれ、見学中は汗が出るくらいの陽気でした。
 

その後、宇宙科学館に向かいました。昼食を取った後、館内のアトラクションを楽しんだり、展示物を見学したりしながら楽しく過ごしました。ムーンウォークや無重力体験のコーナーでは、「緊張する。」と言いながらも、笑顔で体験する様子が見られました。宇宙科学館で最後のお買い物をし、口之津港へ向けてバスに乗り込みました。
  

修学旅行も、いよいよ終わりに近付きました。バスで口之津港へ移動し、フェリーに乗船しました。フェリーでは、2日間の修学旅行の思い出を語りながら、この旅が終わってしまうことを寂しがる子どもたちがいました。鬼池港での解団式で、「この修学旅行は、多くの方々の支えがあったからこそ思い出に残るものとなりました。そのすべての人たちに感謝の気持ちを表してほしい。」と話しました。特に、家族の方々に対して、「ありがとう」が言える人であってほしいと思います。
この2日間で、子どもたちは一回りも二回りも大きく成長しました。そして、苓北町で育つ子どもたちを誇りに感じた修学旅行でした。そのような気持ちにさせてくれた子どもたちに、「ありがとう」という言葉を贈りたいと思います。