サトウキビについての学び
10月27日(木)、5年生の総合的な学習の時間に、サトウキビ栽培から黒砂糖の製造に取り組んでいらっしゃる冨山さんにおいでいただき、お話を伺いました。冨山さんには2年前にもおいでいただいています。
まず、サトウキビの実物をもって教室に入っていただきました。
早速、自作のスライド資料でサトウキビ栽培の歴史について教えていただきました。
260年前から天草とサトウキビ栽培は関わりがあり、明治時代、半農半漁の生活の中で2400トンもの生産量があったそうです。
明治20年頃から、質が良く値段も安い砂糖の輸入が始まったこと、漁業技術の発達により漁業で生計を立てられるようになったことから、サトウキビ栽培は少なくなっていったそうです。
それでも伝統は継承され、現在の佐伊津黒砂糖組合の方々を中心に栽培・加工を続けられているそうです。
子供たちも大変興味深く話を聞いていました。
お話しくださった冨山さんは千葉県のご出身です。天草の魅力に惹かれて移住なさったそうで、天草のサトウキビ栽培、天草大王、キクラゲの栽培に取り組んでいらっしゃいます。
今回、このような学習をしたことで、ふるさと佐伊津を見つめ直すとともに、SDGsについても考えることができました。
冨山様、そしてつないでいただいた金子推進員様、誠にありがとうございました。