熊本県 八代市立龍峯小学校
令和7年度学校教育目標
「夢」実現に向け、自ら考え つなげ 深める 笑顔の龍峯っ子の育成
熊本県 八代市立龍峯小学校
令和7年度学校教育目標
「夢」実現に向け、自ら考え つなげ 深める 笑顔の龍峯っ子の育成
7月18日 2校時に平和集会を開き、保護者の皆様にも参観していただきました。
夏休みに登校日があったころは、登校日に戦争について考える講話を聴く平和集会をすることがありましたが、現在龍峯校では夏休み期間に登校日はないので、夏休みに入る前に、全校児童で平和について考え、自分にできることを考える平和集会を開いています。
今回の平和集会では、はじめに今月の歌「青い空は」を全児童で歌い、そのあと戦争についての講話を聴きました。それから、ジミー・リャオ作「おなじ月をみて」の読み聞かせを聞きました。「戦争も平和も、悲しみも喜びも、すべては同じ空の下で起きていることを」絵本を通して知り、今、世界でも起きていることを考えました。また、6年生は修学旅行に行って、体験を通して学んできたこと、感じたことを発表しました。
最後に、縦割り班になって感想や意見の交流をして、平和と戦争について考えを深めていました。
「おなじ月を見て」について
少年ハンハンは、「ぼくとお父さんは、おなじ月をみていたんだね。」と思いました。
ぼくは、まっていました。
ずっと窓の外をみて、まっていました。まっている間にいくつもの不思議な夢をみました。
ぼくの家の庭に、ライオン、ゾウ、ツル・・・が、けがをして弱った体でやってきました。
ぼくは動物たちの手当てをします、そして、動物たちと月を見ながらやさしい時間をともにするのです。
すると、そんなある日、ずっとまっていたお父さんが帰ってきました、戦地から。傷を負い片方の足をなくし、義足を着けて・・・。それでも、父の帰りを待ったぼくと母は、父を出迎え抱き合って喜んでいます。そして、改めてぼくもお父さんも同じ月を見ていたことを知ります。
しかし、3人が喜んでいる夜空には、飛ぶ鳥のように描かれた爆撃機が、月明かりの下を飛んでいき、はっとさせられます。
詳細は、ジミー・リャオ作「おなじ月をみて」をお読みください。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 服部 利恵
運用担当者
情報教育担当 濱田 忠