学校生活より

優しい心が育っています

まだまだ暑い日が続いていますが、本格的な秋がもうすぐそこまで近づいてきています。

校内では、栽培担当の職員が、これからの寒い季節に花を咲かせる植物を種から育て、花壇やプランターに植え付けるための準備を進めています。先週末から今週にかけては、芽を出して少し大きく育ったたくさんの苗をポットに分ける作業が始まっていますが、人手が足りないため、毎日給食の時間に校内放送で昼休みのボランティアの協力を募っていました。その結果、毎日数人から10人ほどの児童がボランティアで作業の手伝いをしてくれていました。

子供たちにとっての昼休みといえば、たっぷりと時間を使って遊んだり好きなことをしたりすることができるとても貴重な時間ですが、その時間を割いて学校のために汗を流して作業してくれている子供たちの優しさには心を打たれます。その優しさで育った花たちが学校中を美しく彩り、見る人の心を和ませてくれる日が来るのを今から心待ちにしています。

10月8日の花植えボランティアの様子 10月15日の花植えボランティアの様子

 【左(上):10月8日、右(下):10月15日の花植えボランティアの様子】

令和3年度の前期が終わります

今日(10月8日)で、令和3年度の前期が終了となります。

そこで5時間目に、新型コロナ感染症対策として職員室と各教室をTeamsでつないでのオンライン終業式を実施しました。教頭による開式の後、児童代表として、2・3・5年生の代表児童に前期の振り返りと後期の目標などを発表してもら学級代表児童の発表を聞く2年生いました。

続いて私から、前期に見られた各学年の頑張りなどへの感謝と今後に向けてのお願いを二つ伝えさせてもらいました。一つは、引き続き新型コロナ感染症対策を行いながら感染を防止すること。もう一つは、6年生の「大浜小、あいさつ日本一への道」プロジェクトに全校で力を合わせて取り組んでいくこと、です。

その後、校歌斉唱と教頭の閉式で終業式を終えました。

コロナ禍で多くの我慢を強いられた前期でしたが、無事にこの日を迎えられたことを大変うれしく思うとともに、本校の教育活動にご理解とご協力をいただいた保護者並びに地域の皆様や関係各所の方々に心からお礼申し上げます。

また、10月12日(火)から始まる後期においても、引き続きご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

第2期教育実習、終了

9月6日(月)から本日(9月30日)まで、今年度第2期の教育実習を実施しました。

今回の実習生は、本校の卒業生で医療系の大学に在学中の学生さんで、養護教諭免許の取得に向けて様々な内容の研修や保健の授業実践等に臨まれました。9月29日(木)には6年生の保健の授業を参観させていただきましたが、実習生とは思えないほどの落ち着いた態度と進め方で、また、児童の理解を促すための様々な工夫や準備がなされていて、6年生にとっても楽しくてわかりやすい授業だったのではないかと思いました。

実習生による保健の授業の様子

最終日の今日は、朝の学級活動の時間に職員室と各教室をオンラインでつないで、実習生から児童や職員へのお別れの言葉を伝えてもらいましたが、その中で、将来は必ず養護教諭になって子供たちと一緒に頑張っていきたい、という熱い思いを語っておられました。

今回の教育実習でも、実習生はもとより、本校の児童や職員にとってもたくさんの学びや発見があったと思います。実習生には、今回の経験や学びを今後の人生に生かすとともに、養護教諭になるという希望をぜひとも実現させていただきたいと思います。本校においては、今回の教育実習を貴重な刺激として、今後の教育活動の充実に活かしていきたいと思います。

長期間にわたる実習、大変お疲れ様でした。

お褒めの言葉をいただきました

9月22日(水)に玉名教育事務所のミニ学校訪問が実施され、学校の環境や授業の様子等を見ていただきました。事務所の先生方からは、教室や廊下等の環境が整っていること、子供たちが落ち着いた態度で真剣に学習に取り組んでいること、コロナ禍の制限の中で本校職員が個別の声掛け等に注力していること、など多くの点についてお褒めの言葉をいただきました。校長として大変うれしく思うとともに、本校の児童や職員を一層誇らしく感じることができました。

6年生の模範的な授業態度

大浜小の児童一人一人には、それぞれに未知数の成長の可能性がありますし、個々の職員にも教育力向上の余地や人間としての伸びしろがあると思います。今回いただいたたくさんのお褒めの言葉を糧に、子供たちと職員で力を合わせながら、学校としても個々人としてもさらに成長や向上をめざしていきたいと思います。

玉名教育事務所の先生方には、ご多用な中にお越しいただき、多くの自信と意欲を与えくださり、誠にありがとうございました。