日誌

雪 南極大陸…ではなく、南極クラス!

本日、6年生対象に南極についての授業、「南極クラス」が行われました。
南極クラスとは、長年にわたり南極昭和基地建物建設の支援を行っている観測隊員経験者を講師として、南極を題材に子どもたちに夢と希望を届けることを目的とした授業です。

講師は井熊英治先生です。全国を飛び回って、授業をされています。
写真や映像を使ってテンポよく南極のことを語っていただきましたが、
これが本当におもしろくて、子どもも大人もすぐに夢中で聞き入りました。

南極の防寒着です。あと10分このままでいたら、熱中症で倒れてしまうほど
温かいそうです。(着ているのは…〇〇先生です。)
南極の風は冷たくてとても強く、数分後には耳たぶなど凍ってしまうそうです。

そして極めつけが、南極の氷の登場です。4人で一塊ずつ、コップに入れて
観察したり、臭ったり、音を聞いたりしました。氷の中には、約2万年前の
空気や、何かかが混ざっているのです。

2万年前の空気、音、臭いを体感できて、みんなとても喜んでいました。
今日、私たちが井熊先生から聞いたお話は、図鑑やインターネットでは決して分からない、過酷な南極で実際に経験されたからこそ伝わる本物の内容でした。「本物」は、子ども達は、本物の南極に触れたことで、好奇心や探求心をきっと掻き立てられたこと思います。
今回の授業が、自分自身の夢や希望を考えるきっかけになることを期待
しています。